テンプレートへのタスクのインポート

Microsoft Excelスプレッドシートなどの他のテキスト・ファイルからテンプレートにタスク、またはタスクの部分データをインポートできます。たとえば、Excelの行としてタスク定義を入力し、ファイルをカンマ区切り(CSV)ファイルとして保存してから、Close Managerテンプレートにインポートできます。「インポート」機能を使用すれば、個々のタスクを作成するかわりに、テキスト・ファイルでフィールドを編集して、そのファイルをインポートすることにより、多くの反復タスクをすばやく追加できます。

注意:

タスクをテンプレートにインポートする前に、複数のタスクが同じIDを持たないよう、テンプレート内で一意のタスクIDを指定する必要があります。

ファイル形式の詳細は、タスクのインポート・ファイル・フォーマットを参照してください。

タスクをインポートするには、テンプレートを編集するためのセキュリティ権限が必要です。

タスクをテンプレートにインポートするには、次の3通りのオプションが使用可能です。

置換

タスクの定義を、インポート・ファイル内の定義に置き換えます。このオプションでは、タスクの詳細を、インポートするファイル内の詳細に置き換えます。インポート・ファイルに指定されていないテンプレート内の他のタスクには影響しません。

すべて置換

テンプレート内の既存のタスクを置き換える新しいタスクのセットをインポートします。あるシステムのテンプレートを別のシステムで更新された定義に置き換える場合にこのオプションは便利です。インポート・ファイルに指定されていないタスクは、テンプレートから削除されます。

更新

タスクの部分的な情報を更新します。たとえば、インポート・ファイルで、タスクの指示の変更、所有者、担当者および承認者の再割当て、あるいは一部のカスタム属性の削除と新しい属性の追加を行った場合が考えられます。また、同じ変更を多数のタスクに行った(400タスクのうち100のタスクに新しい属性を追加するなど)場合も考えられます。更新オプションは、タスクの詳細を完全に置き換えるものではありません。ファイルに指定されているタスク・プロパティの詳細のみが更新されます。たとえば、インポート・ファイルにタスクの指示の列しかない場合、タスクの名前、担当者、カスタム属性やその他のプロパティには影響しません。

タスクをテンプレートにインポートするには:

  1. 「テンプレートの管理」から、タスクのインポート先のテンプレートを選択します。

  2. 「タスクのインポート」をクリックします。

  3. インポートするファイルの名前を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを検索します。

  4. インポート・オプションを選択します:

    • 置換

    • すべて置換

    • 更新

    注意:

    テンプレート内のタスクで、インポート・ファイル内のタスクIDに一致するものが変更されるという警告が表示されます。タスクを上書きしない場合は、「取消し」をクリックして、インポート・プロセスを取り消します。

  5. 「インポート」をクリックします。