テンプレートからのスケジュールの作成

テンプレートからスケジュールを作成できます。テンプレートからスケジュールを作成すると、スケジュールにテンプレート内のタスクが移入されます。ソース・テンプレートにテンプレートが埋め込まれている場合、埋込みテンプレート内のタスクが組み込まれます。テンプレートの指示、参照者および属性もスケジュールに追加されます。

「テンプレートの管理」ダイアログ・ボックスで、テンプレートからスケジュールを作成します。「最新のスケジュール」列には、各テンプレートから作成された最新のスケジュールが表示されます。「スケジュール」列には、各テンプレートから作成されたスケジュールの合計数が表示されます。

テンプレートからスケジュールを作成するには、Close管理者またはパワー・ユーザーの役割が必要です。

スケジュールは「保留中」ステータスで開始します。これにより、定義に最終的な変更を加える機会が与えられます。

テンプレートからスケジュールにテンプレート・タスクが追加されると、テンプレートの日ゼロとの関係に基づいて、カレンダーの日付に割り当てられます。日付は、スケジュールの休日を指定した場合には、それらについての説明にもなります。たとえば、日0が金曜日の場合、日1のタスクは、週末を除くように選択していれば、次の月曜日に配置されます。「日付マップ」には、各テンプレートの日に割り当てられたデフォルトのカレンダーの日付が表示されます。「日付マップ」機能を使用すれば、日付の割り当てを調整できます。

あるテンプレート内のタスクの先行タスクが、別のテンプレート内に存在する場合があります。テンプレートからスケジュールを作成するとき、別のテンプレートに先行タスクがあるタスクの先行タスクとして、スケジュールで先行タスクを選択できます。「先行タスクのリンク」タブを使用して、スケジュール内の先行タスクを選択します。「先行タスクのリンク」タブには、別のテンプレート内に先行タスクのあるすべてのタスクが表示され、これらのタスクのかわりに、スケジュール内の先行タスクを選択できます。

テンプレートからスケジュールを作成するとき、タスク・タイプのタスク・パラメータでオーバーライド・オプションが有効になっていれば、そのパラメータを全体的に更新できます。

スケジュールの詳細は、スケジュールの管理を参照してください。

テンプレートからスケジュールを作成するには:

  1. 「管理」「テンプレート」の順に選択します。

  2. スケジュールするテンプレートを選択します。

  3. テンプレートの検証に成功したら、スケジュールを次のように作成します:

    1. 「スケジュールの作成」をクリックします。

    2. 「名前」に、スケジュール名を入力します。

    3. 「年」リストから、スケジュール年を選択します。

    4. 「期間」リストから、スケジュールの決算期間を選択します。

    5. 「日ゼロの日付」リストから、テンプレートの日ゼロに割り当てるカレンダの日付を選択します。

    6. 週末を含めるかどうかを選択します。

    7. 「日付マップ」をクリックし、「日付」列で、日付割当てを変更するテンプレートの日ごとに新規の日付を入力します。

    8. オプション: 「先行タスクのリンク」タブを選択し、先行タスクが含まれるスケジュールを選択して、「割当て済タスク」リストで先行タスクを選択します。

    9. オプション: 「パラメータのオーバーライド」タブを選択し、パラメータを確認して、「新規の値」列で、変更するパラメータごとに新規の値を入力します。

      注意:

      この「パラメータのオーバーライド」タブには、少なくとも1つのパラメータでオーバーライド・オプションが有効になっているタスク・タイプを使用するタスクのみ表示されます。タスク・タイプ・パラメータの設定を参照してください。

    10. 「スケジュールの作成」をクリックします。

      スケジュールが作成され、テンプレートからタスク、指示および参照者が移入されます。スケジュールのステータスは「保留中」です。デフォルトでは、スケジュールが作成されるとビューで開かれます。

    11. スケジュールを確認し、必要に応じて調整します。