ユーザーがAccount Reconciliation Managerで実行を許可される機能は、ユーザーに許可された役割によって決まります。ユーザーが操作できるオブジェクトは、特定の役割によって制限されます。これらのオブジェクト制限のセキュリティ設定は、Account Reconciliation Manager内で行われます。
管理者は、ユーザーにモジュールおよびデータに関するアクセス権を付与できます。たとえば、特定のデータの表示、作成または変更や、特定のメソッドの起動を一部のユーザー・グループのみに許可することができます。または、ユーザーの役割に基づいて、コンポーネントを非表示にできます。ユーザーが認証された後で、アプリケーションは、ユーザーの役割に基づいてそのユーザーにオブジェクトまたはモジュールへのアクセス権を付与するかどうかを決定できます。
ユーザーがオブジェクトに対して持つアクティビティ権限のタイプによって、そのオブジェクトに対するアクセス権が設定されます。
策定者 - 割り当てられた調整に対する書込みアクセス権を持ち、レビュー用に調整を送信できます。
レビュー担当者 - 割り当てられた調整のステータス(「承認」または「却下」)に対する書込みアクセス権を持ち、コメントを追加できます。残りについては読取りアクセス権を持ちます。
コメント作成者 - コメントを追加するための書込みアクセス権を持ち、残りについては読取りアクセス権を持ちます。
参照者 - 調整に対する読取りアクセス権を持ちます。