データ・ロード定義の作成

残高データをロードするには:

  1. Account Reconciliation Managerのデータ・ロード用にFDMEEを設定します。Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Edition管理者ガイドを参照してください。

  2. Account Reconciliation Managerで、「管理」「期間」の順に選択します。

  3. 期間を選択して、「アクション」「データのロード」の順に選択します。

    「データ・ロード」には、データ・ロードの履歴が含まれ、開始日、終了日、ロード実行者、ステータスおよび結果がレポートされます。ステータス・レポートには、サブプロセスと次のそれぞれのステータスが表示されます:

    • ステージング - ステージング・プロセスでは、ソース・システムから残高が抽出され、プロファイルIDと残高タイプが割り当てられ、一時ステージング・テーブルに残高が格納されます。ステージング・テーブル内には、ソース・システムの残高に対する1対1の関係が存在します(要約は発生しません)。ステージング・テーブルは、データ・ロードごとにリフレッシュされ、以前のロードの残高は保持されません。

    • データ・ロード - ロード・プロセスでは、プロファイル、残高タイプ、通貨バケットおよび通貨コードごとに残高が要約され、ARMに残高がロードされます。これらの残高は、ARMに永続的に格納されますが、変更された残高が将来インポートされると、更新される可能性があります。

    • 後処理 - 次のアクションを実行します:

      • 残高が変更されると、調整ステータスの「オープン(レビュー担当者あり)」または「クローズ済」が「オープン(策定者あり)」に変更されます。

      • 自動調整ルーチンを実行

      • 通常の残高違反を含む調整にフラグが設定されます(残高が借方になると予測され、貸方残高が存在する場合、またはその逆の場合)。

    3つの各サブプロセスのステータスがアイコンを使用してレポートされます。「データ・ロード」で、「ステージング」、「データ・ロード」および「後処理」列のアイコンの上にマウス・カーソルを置くと、次の情報が表示されます:

    • 保留中 保留中

    • 実行中 実行中

    • 完了 完了

  4. 「新規」新規データ・ロードをクリックします。

  5. 「新規データ・ロードの実行」で、次の情報を入力します。

    • 保存済データ・ロードを使用します。

      選択すると、データ・ロード定義のドロップダウン・リストが有効になります。データ・ロードのスケジュールを参照してください。

    • 名前

    • 完全リフレッシュ

      FDMEEで(データ・ロード・ルールまたは場所の削除、あるいはカテゴリ・マッピングの変更によって)データ・ロード定義が変更された場合、「完全リフレッシュ」オプションを使用します。このような種類の変更により、FDMEEを介してインポートされた残高とAccount Reconciliation Managerに保管されている残高の間の接続が解除されて、残高が二重にカウントされる可能性があります。

      • 保留または実行中ステータスのデータ・ロードがある場合、完全リフレッシュ・データ・ロードは実行できません。

      • 保留または実行中ステータスの完全リフレッシュ・データ・ロードがある場合、データ・ロードは実行できません。

      注意:

      「完全リフレッシュ」オプションを選択すると、この期間の残高がすべて消去されます。選択した場所の残高のみで置き換えられます。

      注意!

      この機能を使用するときは、残高を含むすべての場所から残高をインポートすることが重要です。この手順を行わないと、前にクローズされた調整が再び開かれる場合があり、残高の一部のセットのみがインポートされたことで、Account Reconciliation Managerにより、残高の変更が計算されることになります。

    • 場所

      インポートするFDMEE場所。

      注意:

      「完全リフレッシュ」オプションを消去した場合、データ・ロードのステージが重複していないかぎり、同じ場所で並列してデータ・ロードを実行できます。

  6. 「閉じる」をクリックします。