アクセス権タイプ

次元メンバー、フォームまたはタスク・リストに対する、特定のユーザーまたはグループのアクセス権には次が含まれます:

どのCalculation Managerビジネス・ルールを誰が起動するかを次のように設定できます。

個別ユーザーおよび各グループにアクセス権を指定できます。ユーザーをグループに割り当てる場合、ユーザーはグループへのアクセス権が必要になります。個人のアクセス権とユーザーが属するグループのアクセス権に矛盾がある場合は、ユーザーに割り当てられたアクセス権が優先します。

アクセス権の継承

ユーザーまたはグループのアクセス権は継承によって決定されることがあります。メンバーの子または子孫がそのアクセス権を継承する原因となる属性を指定できます。メンバーに割り当てられたアクセス権は、継承されたアクセス権に優先します。アクセス権設定で、メンバーを含めるかまたは除外できます。

表 19. アクセス権の継承オプション

継承オプション

アクセス権の割当て

「メンバー」

現在選択されているメンバーのみ。

「子」

現在選択されているメンバーのレベル以下にあるすべての子メンバー。

「iChildren」

現在選択されているメンバーのレベル以下にあるすべての子メンバー。

「子孫」

現在選択されているメンバーのレベル以下にあるすべての子孫メンバー。

「iDescendant」

現在選択されているメンバーのレベル以下にあるすべての子孫メンバー。

アクセス権の評価法

アクセス権を評価する場合、Planningは次の順序で優先権を与えます。

  1. 役割レベルのセキュリティ。管理者ユーザーにはすべてのアプリケーション要素に対するアクセス権が与えられます(「一括割当て」機能を使用するアクセス権の割当てが必要となる、一括割当てを除く)。

  2. 具体的にユーザーに割り当てられたアクセス権である、対話型ユーザーおよびプランナ・ユーザー・タイプ。

  3. グループに属することで割り当てられたアクセス権。

  4. 親レベルの割当て(たとえば、親メンバーまたはフォルダへのアクセス)。