ProvisionUsersユーティリティ(コマンド・ライン・インタフェースを通して管理者により実行される)により、Shared Services ConsoleのPlanningユーザー、グループおよび役割がPlanningアプリケーションおよびEssbaseと同期されます。
このユーティリティを使用するには:
次の構文を使用し、planning1ディレクトリからProvisionUsers.cmdファイルを起動します:
ProvisionUsers [-f:passwordFile] /ADMIN:adminName /A:appName [/U:user1[;user2;user3]] [/R:n]
planning1の完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。
表 23. ProvisionUsers構文
パラメータ |
説明 |
必須? |
---|---|---|
[-f:passwordFile] |
オプション: 暗号化されたパスワードを設定する場合、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取るため、コマンド・ラインでの最初のパラメータとして使用します。Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制を参照してください。 |
いいえ |
/ADMIN: adminName |
Planningアプリケーションにログオンする管理者名。 |
はい |
/A: appName |
同期させるPlanningアプリケーション(ユーティリティが実行しているサーバー上に存在する必要があります)。 |
はい |
[/U: user1[;user2;user3] ] |
同期させるユーザーを指定します。たとえば、Planner1というユーザーとPlanner2というユーザーを同期させる場合、/U:Planner1;Planner2を使用します。この引数を省略すると、すべてのユーザーが同期されます。 |
いいえ |
[/R :n ] |
同期を実行する間隔を分単位で指定します。たとえば、30分ごとに同期を行う場合は、/R:30を使用します。この引数を省略すると、同期は一度のみしか行われません。 |
いいえ |
/? |
自身を指定し、ProvisionUsersの構文およびオプションを印刷します。 |
いいえ |
例1
入力:
ProvisionUsers /ADMIN:admin /A:App1
App1アプリケーションのすべてのユーザーを同期します。
例2
入力:
ProvisionUsers /ADMIN:admin /A:App2 /U:Planner1 /R:60
App2アプリケーションで、Planner1というユーザーを60分ごとに同期させます。