ユーザーがアプリケーションまたはPlanningを正常に終了しない場合などに、Planningアプリケーションがロックされることがあります。アプリケーションのロック解除ユーティリティによりHSP_LOCKテーブルのすべての記録が消去されます。ユーティリティは、Planningアプリケーション・サーバーから実行してください。
ユーティリティを実行する前に、Planningアプリケーションに接続しているユーザーがいないことを確認してください。タスク・マネージャをPlanningサーバーで起動し、hsxser~1(hsxserver)またはhspdsというプロセスが存在しないことを確認します。
Planningアプリケーションをロック解除するには:
コマンド・ラインを使用して、planning1ディレクトリに移動し、IHspUnlockApp.cmdユーティリティを見つけます。
planning1の完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。
HspUnlockApp.cmd[-f:passwordFile] SERVER_NAME USER_NAME PASSWORD APPLICATION_NAMEと入力します。application nameはロック解除するアプリケーションを指します。
オプション: 暗号化されたパスワード・ファイルが設定されている場合、[-f:passwordFile]をコマンド行の最初のパラメータとして使用し、passwordFileで指定されている完全なファイルのパスおよび名前からパスワードを読み取ります。Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制を参照してください。
コンソール・アプリケーション・ログのイベント・ビューアを使ってアプリケーションのイベント・ログを確認し、成功または失敗したイベントがレポートされているかどうかを確認します。ログの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Troubleshooting Guideを参照してください。