次元の階層について

次元の階層は、構造的および算術関係、さらにデータベースのメンバー間の連結を定義します。関係は、折りたたみ式の階層図式で表示されます。データベース名の下位には次元が示され、各次元の下位にはメンバーが示されます。

期間次元に、メンバーの第1、第2、第3、第4四半期を含む、メンバーの「年合計」を含めることができます。メンバーの第1、第2、第3および第4四半期には、その年に追加した月の独自のメンバーを含みます。期間次元のデータ値を集計するには、月次データ値をロール・アップして四半期ごとのデータ値を取得し、さらに四半期のデータ値をロール・アップして年次データ値を取得します。

同じ次元またはメンバーに属する同レベルのメンバーを兄弟と呼びます。たとえば、第1、第2、第3および第4四半期は、階層の同一レベルにあるので兄弟であり、同じメンバーである年合計のメンバーです。

次元のメンバーを次元の子と呼びます。メンバーに属するメンバーを、そのメンバーの子と呼びます。メンバーの年合計は、期間の子であり、第1、第2、第3、第4四半期のメンバーは、年合計の子、さらに、1月、2月、3月は第1四半期の子と見なします。第1四半期は1月、2月、3月の親で、年合計は第1、第2、第3、第4四半期の親、さらに期間は年合計の親と見なします。