PlanningのSortMemberユーティリティを使用して次元メンバーをソートできます。SortMember.cmdは、Planningの「次元」タブでのソートと類似します。エンティティ、勘定科目、シナリオ、バージョン、ユーザー定義のカスタム次元をソートできます。期間、年または通貨の次元メンバーはソートできません。このユーティリティは、メンバーをPlanningへロードした後に次元メンバーをソートするのに便利です。SortMember.cmdユーティリティはコマンド・ライン・インタフェースを使用します。管理者のみが実行できます。
SortMember.cmdユーティリティを起動するには:
Planningがインストールされたサーバー上のplanning1ディレクトリから、次の構文を入力します:
SortMember [-f:passwordFile] servername username application member children|descendants ascend|descend
planning1ディレクトリの完全パスについてはEPM Oracleインスタンスについてを参照してください。
表 77. SortMemberユーティリティのパラメータ
パラメータ |
説明 |
---|---|
[-f:passwordFile] |
オプション: 暗号化されたパスワードを設定する場合、passwordFileで指定されたファイルのフル・パスおよび名前からパスワードを読み取るため、コマンド・ラインでの最初のパラメータとして使用します。Planningユーティリティでパスワード・プロンプトを抑制を参照してください。 |
servername |
Planningアプリケーションがあるサーバー名 |
username |
Planning管理者の名前 |
application |
ソートする次元メンバーを含むPlanningアプリケーションの名前 |
member |
ソートする子または子孫がある親メンバー |
children|descendants |
子または子孫でソートします。子でソートする場合は指定したメンバーのすぐ下のレベルのメンバーのみに影響し、子孫でソートする場合は、指定したメンバーの子孫すべてに影響します。 |
ascend|descend |
昇順または降順でソートします。 |
例:
SortMember localhost admin BUDGET account200 descendants ascend
SortMemberユーティリティの起動時にアプリケーション・サーバーまたはRMIサービスが実行している場合、java.rmiまたは"ポートの使用中"エラーが発生する可能性があります。ユーティリティの機能に影響することはありません。