WebLogic Serverパラメータの最適化

シナリオ:

以下の状況がお使いの環境に当てはまる場合は、解決策に記載されているWebLogic Serverの設定を確認します。

解決策:

  WebLogic Serverのパフォーマンス設定を調整するには:

  1. WebLogic Server管理コンソールを開きます。

  2. 配置済のPlanningアプリケーション、「構成」タブ、「調整」タブを選択し、次の値を設定します:

    • 「サーブレット再ロード・チェック」: -1

      このオプションは、サーブレットが変更されたかどうかをWebLogic Serverが確認し、再ロードするのに必要な秒数を設定します。値-1は確認しません。

    • 「リソース再ロード・チェック」: -1

      このオプションは、リソースが変更されたかどうかをWebLogic Serverが確認し、再ロードするのに必要な秒数を設定します。

    • 「JSPページ・チェック」: -1

      このオプションは、JSPファイルが変更されたかどうかをWebLogic Serverが確認し、再コンパイルするのに必要な秒数を設定します。

  3. サーバーのプロパティを開き、「調整」タブ、「ネイティブIOの使用可能」の順に選択します。

    このオプションを選択すると、WebLogic Serverがネイティブ・パフォーマンス・パックを確実に使用します。デフォルトでは、プロダクション・モードの場合、ネイティブ・パフォーマンス・パケットはconfig.xmlで使用可能です。

  4. HTTPのアクセス・ログを無効にするには、サーバーのプロパティを開き、「ロギング」タブ、「HTTP」タブを選択し、「HTTPアクセス・ログ・ファイル使用可能」を選択解除します。

    デフォルトでは、WebLogic ServerはHTTPアクセス・ログを使用可能にします。Web ServerはすでにHTTPアクセス・ログを作成しているので、この手順で無効にします。

    注意

    HTTPアクセス・ログ・ファイルは要求の数に比例して増大します。ログの循環を適切に設定しないと、アクセス・ログ・ファイルは非常に増大し、ディスクを満杯にして、アプリケーションおよびオペレーティング・システムの停止を引き起こす可能性があります。このような状況が発生したら、ログ・ファイルを削除するために、アプリケーション・サーバーを停止し、再起動する必要があります。