「その他オプション」で、フォームの表示、機能および印刷についてオプションを設定します。また、このページのプロパティを使用して、様々な勘定科目タイプについて最小値と最大値を適用し、データ精度を制御できます。たとえば、長い数の小数部の桁を切り捨てることができます。
勘定科目レベルの注釈を使用可能にもできます。ユーザーは、勘定科目、エンティティ、シナリオおよびバージョン番号への書込み権限がある場合に、フォームの勘定科目に注釈を追加できます。勘定科目レベルの注釈は、シナリオ、バージョンおよびエンティティ次元の様々な組合せに応じて異なる場合があります。次に注意してください:
「勘定科目」次元は、行軸に割り当てる必要があります。
「勘定科目」、「エンティティ」、「バージョン」、「シナリオ」の次元は、列軸に割り当てることはできません。
「エンティティ」次元は行、ページまたはPOV軸に割り当てることができます。
「バージョン」と「シナリオ」次元はページまたはPOV軸に割り当てる必要があります。
フォームの精度、表示プロパティおよびその他オプションを設定するには:
フォームとフォルダの選択および表示を参照してください。
「精度」で、「通貨の値」、「通貨以外の値」および「パーセンテージ値」について、セルに表示される小数部の桁数を設定するオプションを選択します。
短い小数部を持つ数にゼロを追加するには、「最小値」に値を指定します。長い数の小数部を切り捨てるには、「最大値」に値を指定します。例:
表 48. データ精度の例
値 |
最小精度 |
最大精度 |
表示される値 |
---|---|---|---|
100 |
0 |
任意 |
100 |
100 |
3 |
3以上の任意の数値か、なし |
100.000 |
100.12345 |
5以下の任意の数値 |
なし |
100.12345 |
100.12345 |
7 |
なし |
100.1234500 |
100.12345 |
3以下の任意の数値 |
3 |
100.123 |
100.12345 |
0 |
0 |
100 |
100.12345 |
2 |
4 |
100.1234 |
100 |
2 |
4 |
100.00 |
注: | デフォルトで、ここで選択した精度設定は、通貨メンバーの精度設定を上書きします(通貨の作成を参照)。通貨メンバーの精度設定をフォームより優先したい場合は、「通貨メンバーの精度設定の使用」を選択します。 |
注: | 精度設定は値の表示にのみ影響し、より正確である保管された値には影響しません。たとえば、「最小精度」を2に設定し、PlanningでQ1からの値100が1、2、3月に分散された場合、選択されていない月セルには33.33と表示されます。選択されたセルには、より正確な値(たとえば33.33333333333333)が表示されます。保管された値の小数点以下の桁数は有限なため、1、2、3月の値がQ1に集約されると、33.33333333333333に3がかけられて、Q1をクリックすると、Q1の値に99.99999999999998が表示されます。 |
ユーザーがフォームをオフラインで処理できる場合、「Smart Viewオプション」で「オフラインの使用可能」を選択します。
この設定はアプリケーションをオフライン(デフォルト設定)で使用可能にするときに適用します。「管理」、「アプリケーション」、「プロパティ」を順に選択し、「アプリケーション・プロパティ」タブを選択してENABLE_FOR_OFFLINEをFalseに変更します。アプリケーションおよびシステム・プロパティの設定を参照してください。
注: | Smart Viewオプションは、複合フォームでは使用できません。 |
「フォームの非表示」:たとえば、複合フォームの一部であるフォームまたはメニューやタスク・リストからアクセスできるフォームを非表示にします。
「欠落値を空白で表示」: データが存在しないフォーム・セルを空のままにします。このオプションを選択しない場合、空のセルでは「#MISSING」のテキストが表示されます。
「1つのエンティティに複数通貨を許可」: アプリケーションが複数の通貨をサポートする場合、基本通貨に関係なく、エンティティが複数の通貨をサポートするのを許可します。ユーザーはフォームで表示するセル値の通貨を選択できます。
「一括割当ての使用可能」: ユーザーがこのオプションを使用するには、「一括割当て」役割が必要です。
一括割当ての使用の詳細は、Oracle Hyperion Planning User's Guideを参照してください。
グリッド分散の使用の詳細は、Oracle Hyperion Planning User's Guideを参照してください。
「セル・レベルのドキュメントの使用可能」: (デフォルト)アクセス権に応じて、ユーザーがフォームのセルでドキュメントを追加、編集、表示できるようにします。フォームでドキュメントをユーザーが使用するのを防ぐには、このオプションの選択を解除します。セル・ドキュメントを使用するには、Oracle Hyperion Planning User's Guide、アクセス権の設定。を参照してください。
「データのないフォームのメッセージ」: 使用可能な行のないクエリーのためにフォーム行で表示するテキストを入力します。デフォルトのテキスト「このフォームに有効なデータの行がありません。」を表示するよう、空白を残します。
「印刷オプション」で、フォーム情報を印刷する際のプリファレンスを設定します:
表 49. 印刷オプション
オプション |
説明 |
---|---|
PDFファイルにサポート詳細を追加行として含めます。表示フォーマットを指定します: 「標準」「順序」: 関連付けられたメンバーの後で、「サポート詳細」ページと同じ順序でサポート詳細を印刷します。 「逆順」: 関連付けられたメンバーの前で、サポート詳細を逆の順序で印刷します。子に関するサポート詳細は親の上に表示され、兄弟の順序が保たれます | |
セルに関連付けられたテキスト・メモを表示します。 | |
フォームから表示済のデータに数のフォーマット設定を適用します | |
フォームで属性メンバーを選択した場合、PDFファイルで表示します | |
フォームの精度設定(必要な小数以下の桁数)をPDFファイルで表示されたデータに適用します | |
フォームが複数の通貨をサポートしている場合、フォームおよびPDFファイルに通貨コードが表示されます。通貨コードが表示されるかどうかは、通貨コードがフォームの任意のメンバーに存在するかどうかによって決まります。 通貨コードがフォームに含まれる任意のメンバーに存在する場合、このチェック・ボックスの選択に関係なく、フォームに通貨コードが表示されます。通貨コードがフォームのメンバーに存在しない場合、通貨コードは表示されません。 | |
勘定科目注釈がフォームで使用可能になっている場合、PDFファイルで勘定科目注釈を表示する選択をします。 |
レポートのカスタマイズで説明されているように、フォームでレポートを作成することもできます。
「コンテキスト・メニュー」で、「使用可能なメニュー」からメニューを選択して「選択したメニュー」に移動し、メニューをフォームに関連付けます:
選択した内容を移動
すべて移動
選択した内容を削除
すべて削除
複数のメニューを選択する場合、または
をクリックし、これらのメニューが表示される順序を設定します。
複数のメニューは、間に区切りが配置され順番に表示されます。
「動的ユーザー変数の使用可能」を選択し、フォーム内の動的ユーザー変数を使用可能にします(Oracle Hyperion Planning User's Guideを参照)。