メンバーの追加または編集

メンバーを命名規則。にリストされているガイドラインに適合させてください。共有メンバーは共有メンバーの操作と整合性がとれている必要があります。

表 73. メンバーのプロパティ

プロパティ

「名前」

次元メンバー全体で一意である名前を入力します。

「説明」

オプション: 説明を入力します。

「別名」

オプション: 別名テーブルを選択し、別名を保管します。メンバーの代替の名前を入力します。

勘定科目メンバーのみ: 「勘定科目タイプ」

勘定科目タイプを選択します。

勘定科目メンバーのみ: 「差異レポート」

勘定科目タイプが「保存された仮定」の場合は、「差異レポート」に「支出」または「支出外」を選択します。保存された仮定を、収益、資産、負債、資本の勘定科目に指定します。

勘定科目メンバーのみ: 「タイム・バランス」

タイム・バランスで、「フロー」または「残高」を選択します。

勘定科目メンバーのみ: 「為替レート・タイプ」

「為替レート・タイプ」で、オプションを1つ選択します。

勘定科目メンバーのみ: 「データ型」

「データ型」で、データ型を選択します。

「配分」

週次配分を設定します。アプリケーションの作成時に、このオプションが選択済で基本期間が12か月の場合、リーフ勘定科目メンバーに使用できます。

「階層タイプ」

「階層タイプ」は、ASOプラン・タイプにバインドされる次元に使用できます。ASO次元は、階層の階層をサポートするために自動的に有効になります。複数階層の次元の最初の階層は保管階層である必要があります。

注:

保管階層タイプのメンバーに対して有効なプラン・タイプ集約オプションは、「加算」または「無視」のみです。保管階層で、最初のメンバーを「加算」に設定する必要があります。動的階層タイプのすべてのメンバーについては、すべてのプラン・タイプ集約オプションが有効です。「ラベルのみ」メンバーの子ではない保管階層では、集計演算子として「加算」を指定する必要があります。「ラベルのみ」メンバーの子は「無視」に設定できます。

「データ・ストレージ」

Essbaseデータベースの構築に使用されたデータ・ストレージ・プロパティを選択します。新規カスタム次元メンバー(ルート・メンバー以外)に対して、デフォルトは「共有しない」です。

「2パス計算」

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算します。「動的計算」または「動的計算および保管」プロパティで、勘定科目とエンティティ・メンバーに使用できます。

エンティティ・メンバーのみ: 「基本通貨」

エンティティ・メンバーの基本通貨を選択します。

「表示オプション」

「メンバー選択」ダイアログ・ボックスのアプリケーションのデフォルト表示オプションを設定します。メンバーまたは別名を表示するには、「メンバー名」または「別名」を選択します。「メンバー名:別名」では、左側にメンバーが表示され、右側に別名が表示されます。「別名:メンバー名」では、左側に別名が表示され、右側にメンバーが表示されます。

「プラン・タイプ」

有効なメンバーにプラン・タイプを選択します。

注:

メンバーはASOとBSO両方のプラン・タイプに所属できます。

選択された各プラン・タイプに集約オプションを選択します。複数のプラン・タイプがメンバーに有効な場合は、ソース・プランのみを選択できます。メンバーの親に有効なプラン・タイプと集約オプションのみが使用できます。親がプラン・タイプまたは集約オプションに有効でない場合は子も同様に有効になりません。勘定科目またはエンティティの親メンバーのプラン・タイプの選択を解除すると、その親のすべての子孫への選択も解除されます。保管階層タイプのメンバーに対して有効な集約オプションは、「加算」または「無視」のみです。

注意

アプリケーションにデータが入力された後、次元メンバーのプラン・タイプの選択解除を行うと、アプリケーションがリフレッシュされたときにデータが紛失する場合があります。勘定科目メンバーについては、選択解除されたプラン・タイプがソース・プラン・タイプの場合、データは失われます。

カスタム次元のメンバーは、勘定科目次元やエンティティ次元と同様、プラン・タイプ別に使用方法を設定できます。

エンティティ・メンバーのみ: 基本通貨

エンティティ・メンバーの基本通貨を選択します。

勘定科目メンバーのみ: ソース・プラン・タイプ

メンバーのソース・プラン・タイプを選択します。共有メンバーは基本メンバーへのポインタで、Essbaseに保管されません(これは共有メンバーに無効です)。共有メンバーに適用されないため、「ソース・プラン」フィールドは使用できませんが、共有の勘定科目メンバーのソース・プラン・タイプは基本メンバーのソース・プラン・タイプと一致します。

スマート・リスト

オプション: スマート・リストを選択してメンバーに関連付けます。

「動的な子に対して使用可能」

ビジネス・ルールを使用して、このメンバーの追加の子をユーザーが作成できます。

「使用可能な動的な子の数」

必要に応じて、または要求に対してユーザーが作成できるメンバーの最大数を入力します。

「メンバー作成者にアクセス権が付与されました」

ビジネス・ルールの起動時に動的にメンバーを作成する場合に、ユーザーが持つアクセス権を決定します:

  • 「継承」 - 階層で最も近いメンバーにアクセスできます。

  • 「なし」 - メンバーを表示できません

  • 「読取り」 - 動的に作成される新しいメンバーを、表示できますが変更はできません

  • 「書込み」 - 動的に作成された新しいメンバーを変更できます

  ユーザーを追加または編集するには:

  1. 「管理」、「管理」、「次元」の順に選択します。

  2. 次元を選択します。

  3. 次のいずれかを実行します。

    • 子メンバーを追加するには、メンバーを追加する親レベルの次元階層を選択し、「子の追加」をクリックします。

    • 兄弟を追加するには、兄弟を追加するレベルの次元階層を選択し、「兄弟の追加」をクリックします。

    • 既存のメンバーを編集するには、そのメンバーを次元階層から選択して、「[Enter]」キーを押すか、「編集」をクリックします。

    注:

    「すべての年」メンバーを含む「すべての年」親メンバーを追加するには、「年次元」を選択してから「すべての年」をクリックします。「すべての年」親メンバーにより、ユーザーはプロジェクトの終了日までの合計費用などの、複数年にわたり累計されたデータを表示することができます。アプリケーションに対して定義された場合、「すべての年」メンバーには「年なし」メンバーは含まれません。

  4. 「メンバーのプロパティ」「」タブで、上の表で説明したメンバー・プロパティを設定または変更します。

    現在のページに新規メンバーが表示されないときは、「次へ」をクリックします。

  5. 「保存」をクリックして、リレーショナル・データベースに新しい情報を保存し、変更が次元階層に反映されることを確認します。

  6. データベースをリフレッシュすると、データを入力するプランナに編集したメンバーが表示されます。

  7. 次元メンバーを作成した後、通常は、次のタスクを完了させます。