ユーザー定義の属性(UDA)、記述的な語やフレーズは、計算スクリプト、メンバー式およびレポートで使用できます。UDAはUDAに関連したメンバーのリストを戻します。例:
HSP_UDF UDAを使用して、アプリケーションをリフレッシュする際の式の上書きを防止できます。Planningアプリケーションに関連する各データベースにログオンし、UDAを使ったメンバー式を作成する必要があります。このUDAの構文は、(UDAs: HSP_UDF)です。
@XREF関数を使用して、別のデータベースのデータ値を検索し、現在のデータベースから値を計算する場合、HSP_NOLINK UDAをメンバーに追加して、@XREF関数が、そのメンバー用として選択されたソース・プラン・タイプではないすべてのプラン・タイプで作成されてしまうのを防ぐことができます。
数種類の製品メンバーのついた製品次元では、「新製品」と呼ばれるUDAを作成し、製品次元の階層にある新製品へ割り当てることができます。その後、指定した新製品における特定の計算を基にすることができます。
予算レビュー・プロセスでは、製品ラインの各所有者に対しデータ検証ルールを作成するのではなく(製品によっては数百の所有者がいるものもあります)、プランニング・ユニット階層を使用してメンバーに適用する、ユーザー名を含むUDAを作成できます。次に、データ検証ルールに、現在のメンバーに対するUDAに保存されたユーザー名を戻す検索関数を入力できます。たとえば、移動パスの各ユーザー用のUDAを作成し、そのUDA名に接頭辞を割り当てます(たとえばProdMgr:Kim)。
UDAの作成および使用の詳細は、Essbaseの操作の考慮事項およびOracle Essbase Database Administrator's Guideを参照してください。
UDAは次元によって特定されます。たとえば、勘定科目メンバーのUDAを作成すると、共有していない勘定科目メンバーに使用できます。UDAを削除すると、すべての勘定科目メンバーのUDAが除去されます。UDAを複数の次元に使用可能にするには、複数の次元に同じUDAを作成します。たとえば、「新規」というUDAを勘定科目次元とエンティティ次元に作成し、それを勘定科目メンバーとエンティティ・メンバーに使用できます。