PlanningアプリケーションでカスタムJavaScriptを使用する場合は次の手順に従います。
Planningのアップグレード時にカスタムJavaScriptを維持します。標準Planning JavaScriptファイルをアップグレードまたは変更する場合、コードをValidateData.jsの更新バージョンとマージする必要があります。(ValidateData.jsに変更がない場合は、Planningのアップグレード前にファイルをバックアップし、自分のバージョンのファイルをコピーします。)
デフォルトのPlanning計算スクリプトは、フォームが保存された後に実行できるため、デフォルトの計算スクリプトはカスタムJavaScriptの動作を上書きする可能性があります。フォームが保存された後にカスタム計算スクリプトが自動的に実行される場合、計算スクリプトはカスタムJavaScriptの動作を上書きすることがあります。カスタムJavaScriptによって値がどのように階層に分散されるかが定義される場合、計算スクリプトとの競合の可能性がありますので注意してください。
カスタムJavaScriptでは、フォームで見ることができないセルを変更できます。たとえば、四半期が縮小されている場合、カスタムJavaScriptが個別月の値に影響を与えることがあります。
コードの複雑度に応じて、セル・レベルのJavaScript関数はアプリケーションのパフォーマンスに対して逆効果となることがあります。複雑なJavaScriptの場合は、フォーム・レベルの関数(validateForm)またはカスタム・ボタンを使用してJavaScriptコードを起動するようにします。
カスタムJavaScriptによってデフォルトのPlanning動作が上書きされてしまった場合、データの有効性を検証する必要があります。カスタムJavaScriptの実行後にenterData.jsを使用してデータを確認できます。たとえば、LeaveCellを参照してください。
このセクションのカスタマイズ情報はすべて、Planningリリース11.1.2.1ユーザー・インタフェースと機能をアプリケーションが使用している場合にのみ使用できます。Planningリリース11.1.2.1のユーザー・インタフェースおよび機能の使用を参照してください。