ファイルからのインポート

属性、ユーザー定義次元、スマート・リストまたは為替レートをインポートするには、「次元」ドロップダウンで「新しい次元」を選択し、「次元タイプ」フィールドでタイプを選択します。

データをインポートするには、ロード次元を「次元」ドロップダウンで選択する必要があります。

「FlatFileからのインポート」で、次の中からオプションを選択します:

表42.「ファイルからのインポート」のオプション

オプション説明

次元

ロードされる次元。これに属するメンバー・フィールドがメタデータ・ファイルのヘッダー・レコードに対応します。必要に応じて、インポート時に新しい次元を作成できます。

ユーザー定義次元(製品など)は、基本次元とともにドロップダウン・リストにリストされます。アプリケーションにユーザー定義次元があり、そのメタデータをロードする場合、ドロップダウンからユーザー定義次元を選択します。ファイルにユーザー定義次元、たとえばNewProductなどのメタデータが含まれており、これがアプリケーション内にまだ存在していない場合、「新しい次元」「ユーザー定義」の順に選択し、次に「NewProduct」を選択します。Planningアウトライン・ロードは、NewProduct次元を作成し、そのメタデータをロードします。

メタデータ・ファイル

.CSVフォーマットでヘッダー・レコードとデータ・レコードを含むデータ・ロード入力ファイルを指定します。データ・ロード次元も指定する必要があります。

メタデータのロードを参照してください。

セキュリティ・フィルタの作成

キューブ・リフレッシュを実行する際にセキュリティ・フィルタを作成します。セキュリティ・フィルタをリフレッシュしない場合は、このオプションの選択を解除します(このオプションはユーザーをアプリケーションにプロビジョニングしません。現在存在しているユーザーにセキュリティ・フィルタを作成するのみです)。ユーザーは他の方法でアプリケーションにプロビジョニングする可能性があります。)

キューブのリフレッシュ

メタデータのロード後にキューブ・リフレッシュを実行します。

すべてのプランニング・ユニットの削除

プランニング・ユニットをすべて削除するか、プランニング・ユニットのメンバーが削除される場合にエラーを表示します。開始されたプランニング・ユニットの削除と、.CSVロード・ファイルで指定された次元のすべてのメンバーの削除を有効にする場合は、このオプションと「すべてのロード次元メンバーの削除」オプションをあわせて選択します。

すべてのロード次元メンバーの削除

ロードを実行する前にロード次元のすべてのメンバーを削除します。すべてのプランニング・ユニットの削除も参照してください。ロード次元のすべてのメンバーを保持する場合は、このオプションの選択を解除します。

注意:

注意して使用してください。このオプションで、属性バインディングと承認状態が削除されます。

プラン・タイプが指定されていない場合に継承

新規メンバーを追加するときに未指定のプラン・タイプ設定を親から継承します。メンバーに対してプラン・タイプ設定の明示的な設定を強制するには、このオプションの選択を解除します。

ロード前にロード次元をロック

ロードする前にロード次元をロックします。次元をロックしない場合は、このオプションの選択を解除します(ドライ・ランを実行する場合を除いて推奨されません)。

順序を維持

UDAを例外として、ロード中にロード・ファイルのメンバーの順序を維持します。ロード中にロード・ファイルのメンバーの順序を無視する場合は、このオプションの選択を解除します。

順序入力レコード

UDAを例外として親-子の順序で入力レコードに順序を付けます。ロード・ファイルと同じ順序で入力レコードをロードする場合は、このオプションの選択を解除します。このオプションの選択を解除すると、高速になりメモリー使用量も少なくなります。

ドライ・ラン

データまたはメタデータをロードせずにロード・ファイルを解析することにより"ドライ・ラン"を実行します。データおよびメタデータのロード中にロード・ファイルを解析する場合は、このオプションの選択を解除します。

日付フォーマット

インポートの日付フォーマットを次の中から選択します:

  • MM-DD-YYYY

  • DD-MM-YYYY

  • YYYY-MM-DD

ドライバ・メンバーの指定

インポート操作時にのみ、アプリケーションの基本ロード次元にドライバ・メンバーを設定します。たとえば、Entity,Children(Account_Total), Plan1などです。

注意:

このフィールドに値を入力せず、「管理」/「データ・ロードの設定」ウィンドウでロード次元とドライバ次元が設定されている場合は、これらの設定がデータのインポートに使用されます。このフィールドに追加した値が、「データ・ロードの設定」ウィンドウの値より優先されます。

Essbaseデータのクリア

オプション: インポートを実行する前に、Essbaseブロックをクリアします。

注意:

データ値がセル内に存在し、インポートされたデータにそのセルの値がない場合、既存のデータは上書きされません。既存データを#missing値で上書きするには、先にデータ・ブロックをクリアし(すべてのセルが#missingとなります)、データをこれらのセルにインポートする必要があります。例:

e2,IDescendants(Account_Total),"FY13,Current, BU Version_1,Jan,Local",Plan1