Planning Webインタフェースでは次のアイテムのテキスト、色、画像をカスタマイズできます。
ラベルを追加する場合は、HspCustomMsgsリソース・ファイルへラベルを追加する必要があります。たとえば、スマート・リスト・エントリやメニュー・アイテムを追加する場合、ラベルをリソース・ファイルに含めます。アプリケーションがローカライズされている場合は、対応するリソース・ファイルを更新します。たとえば、アプリケーションを3言語にローカライズするには、ラベルを3つのローカライズされたHspCustomMsgファイル(各言語コードがそれぞれのファイル名に付けられる)すべてに追加し、翻訳された語句を含めます。注意:
テキストやメッセージをカスタマイズする場合は特定の文字を避ける必要があります。カスタマイズされたメッセージで制限されている文字を参照してください。
Webアプリケーション・サーバーやオペレーティング・システムの種類によっては、画像ファイルの名前とImagesディレクトリの名前で使用する大文字と小文字が区別される場合があります。
Webインタフェースに追加された画像は、ImagesディレクトリのHspCustomImgs_en.propertiesを使用して保管する必要があります。
WebLogic 8.1が実行するサイレント配置はEARおよびWARアーカイブからファイルを抽出しません。カスタマイズ・ファイルは手動で抽出、変更およびアーカイブする必要があります。
その他の画像タイプをカスタマイズするには、カスケード・スタイルシートのカスタマイズを参照してください。
手順では、HspCustomMsgs_enファイルの英語メッセージのカスタマイズについて説明しています。アプリケーションをローカライズする際に、ファイルを適切な言語に更新してください。
HyperionPlanning.earファイルを一時的な場所に抽出した後、HspCustomMsgs_en.templateファイルおよびHspCustomImgs_en.templateファイルを探します。
これらのテンプレート・ファイルは、HyperionPlanning.warファイルが抽出されたcustomディレクトリにあります。
HspCustomMsgs_en.templateおよびHspCustomImgs_en.templateをコピーし、一時的な場所へ貼り付けます。
HspCustomMsgs_en.propertiesおよびHspCustomImgs_en.propertiesファイルの名前を変更します。
HspCustomMsgs_en.propertiesおよびHspCustomImgs_en.propertiesのコンテンツを更新します。
HspCustomMsgs_en.propertiesの各ラインはカスタマイズ可能なテキスト・リソースを示しています。HspCustomImgs_en.propertiesの各ラインはカスタマイズ可能な色または画像リソースを示しています。
ラインはリソース、等号およびカスタマイズ可能なリソースの名前で始まります。ラインの最後に句読点を含める必要はありません。改行はリソースの最後を示しています。
たとえば、HspCustomMsgs_en.propertiesファイルの次の行を変更することで、ツール・メニューのラベルを"ツール: 分析とレポート"から"ツール: 追加リソース"へ変更できます。
更新されたファイルを保存してHyperionPlanning.earに追加し、そのファイルを次の場所にコピーして、変更が適用されるように再配置を実行します:
EPM_ORACLE_INSTANCE_HOME\products\Planning\AppServer\InstallableApps\Common\HyperionPlanning.ear\HyperionPlanning.war\WEB-INF\classes\
HspCustomMsgsファイルのビジネス・ルールの計算に関するエラー・メッセージのカスタマイズについては、エラー・メッセージのカスタマイズを参照します。