「その他オプション」で、データ精度を設定し、コンテキスト・メニューをフォームに関連付け、動的ユーザー変数を有効にします。
様々な勘定科目タイプについて最小値と最大値を適用し、データ精度を制御します。たとえば、長い数の小数部の桁を切り捨てることができます。
フォームの精度およびその他オプションを設定するには:
フォームとフォルダの選択および表示を参照してください。
「精度」で、「通貨の値」、「通貨以外の値」および「パーセンテージ値」について、セルに表示される小数部の桁数を設定するオプションを選択します。
短い小数部を持つ数にゼロを追加するには、「最小値」に値を指定します。長い数の小数部を切り捨てるには、「最大値」に値を指定します。例:
表49.データ精度の例
値 | 最小精度 | 最大精度 | 表示される値 |
---|---|---|---|
100 | 0 | 任意 | 100 |
100 | 3 | 3以上の任意の数値か、なし | 100.000 |
100.12345 | 5以下の任意の数値 | なし | 100.12345 |
100.12345 | 7 | なし | 100.1234500 |
100.12345 | 3以下の任意の数値 | 3 | 100.123 |
100.12345 | 0 | 0 | 100 |
100.12345 | 2 | 4 | 100.1234 |
100 | 2 | 4 | 100.00 |
注意:
デフォルトで、ここで選択した精度設定は、通貨メンバーの精度設定を上書きします(通貨の作成を参照)。通貨メンバーの精度設定をフォームより優先したい場合は、「通貨メンバーの精度設定の使用」を選択します。
精度設定は値の表示にのみ影響し、より正確である保管された値には影響しません。たとえば、最小精度を2に設定し、PlanningでQ1からの値100が1、2、3月に分散された場合、選択されていない月セルには33.33と表示されます。選択されたセルには、より正確な値(たとえば33.33333333333333)が表示されます。保管された値の小数点以下の桁数は有限なため、1、2、3月の値がQ1に集約されると、33.33333333333333に3がかけられて、Q1をクリックすると、Q1の値に99.99999999999998が表示されます。
ユーザーがフォームをオフラインで処理できる場合、「Smart Viewオプション」で「オフラインの使用可能」を選択します。
この設定はアプリケーションをオフライン(デフォルト設定)で使用可能にするときに適用します。「管理」、「アプリケーション」、「プロパティ」を順に選択し、「アプリケーション・プロパティ」タブを選択してENABLE_FOR_OFFLINEをFalseに変更します。アプリケーションおよびシステム・プロパティの設定を参照してください。
注意: | Smart Viewオプションは、複合フォームでは使用できません。 |
「コンテキスト・メニュー」で、「使用可能なメニュー」からメニューを選択して「選択したメニュー」に移動し、メニューをフォームに関連付けます。
選択した内容を移動
すべて移動
選択した内容を削除
すべて削除
複数のメニューを選択した場合、表示する順序を設定するには、次のオプションのいずれかをクリックします:
選択した内容を順序の一番上に移動
選択した内容を順序内で1つ上に移動
選択した内容を順序内で1つ下に移動
選択した内容を順序の一番下に移動
複数のメニューは、間に区切りが配置され順番に表示されます。
「動的ユーザー変数の使用可能」を選択し、フォーム内の動的ユーザー変数を使用可能にします(『Oracle Hyperion Planningユーザー・ガイド』を参照)。