Oracle® Hyperion Calculation Manager

Readme

リリース 11.1.2.3.000


Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

著者: EPM 情報開発チーム

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS:

Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007). Oracle America, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。


目次:

目的

このリリースでの新機能

インストール情報

Oracle Hyperion Business RulesアーティファクトのCalculation Managerへの移行

サポートされているプラットフォーム

サポートされている言語

サポートされているこのリリースへのパス

このリリースで修正された問題

既知の問題

ヒントとトラブルシューティング

ドキュメントの更新事項

ドキュメントのフィードバック

アクセシビリティの考慮事項

目的

このドキュメントには、このリリースのOracle Hyperion Calculation Managerに関する重要な最新情報が含まれています。Calculation Managerをインストールする前にこのReadmeをよくお読みください。

このリリースでの新機能

Oracle Calculation Manager新機能ガイドを参照してください。このリリースのインストール、アーキテクチャおよび配置の変更に関連する新機能の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Readmeの新機能に関する項を参照してください。

インストール情報

Oracle Enterprise Performance Management System製品のインストールの最新情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Readmeに記載されています。EPM System製品をインストールする前に、この情報をよく確認してください。

Oracle Hyperion Business RulesアーティファクトのCalculation Managerへの移行

Oracle Hyperion Business Rulesはもう使用できないため、メンテナンス・リリースの適用またはリリース11.1.2.3へのアップグレードを行う際、旧リリースのBusiness Rulesを使用していた場合、リリース11.1.2.3のCalculation Managerルールに移行する必要があります。Calculation Managerルールにビジネス・ルールを正常に移行するためにインストールおよび構成の前に完了する必要のある前提条件は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのBusiness Rulesメンテナンス・リリースおよびアップグレード・インストールの前提条件に関する項を参照してください。

サポートされているプラットフォーム

EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixでスプレッドシート形式で提供されるようになりました。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに記載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされている言語

EPM System製品のサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの翻訳サポートタブにスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされているこのリリースへのパス

EPM Systemは、次のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードできます:

注意: アップグレードの手順は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。

表 1. 表

アップグレード・パスのリリース: 元

リリース11.1.2.3へ

リリース11.1.2.x

メンテナンス・リリースを適用してリリース11.1.2.3にします。

Oracle Hyperion Financial Close Managementでは、メンテナンス・リリースの適用はリリース11.1.2.1および11.1.2.2からのみサポートされています。

リリース11.1.1.4.x

リリース11.1.2.3にアップグレードします。

リリース11.1.1.0.xから11.1.1.3.x

メンテナンス・リリースを適用してリリース11.1.1.4にし、リリース11.1.2.3にアップグレードします。

リリース9.3.3.x

リリース11.1.2.2にアップグレードし、メンテナンス・リリースを適用してリリース11.1.2.3にします。

複数のリリースが含まれている環境。1つのOracle Hyperion Shared Servicesのインスタンスが含まれている環境、または2つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境

Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPMシステム製品のアップグレードの章に記載されている、複数リリース環境からのアップグレードに関する項を参照してください。

注意: リリース9.2.0.3+、9.3.0.x、9.3.1.x(Oracle Essbase 9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6および9.3.1.7を除く)、または11.1.1.xから開始する場合、まずリリース11.1.1.3にアップグレードし、メンテナンス・リリースを適用してリリース11.1.1.4にしてからリリース11.1.2.3にアップグレードすることをお薦めします。その前のリリースから開始している場合、開始リリースからのアップグレードを直接サポートする最上位リリースにアップグレードすることをお薦めします。

EssbaseとShared Servicesとの間のセキュリティの同期は、リリース9.3.1.4.1以降のEssbaseリリース9.3では削除されていました。ただし、EssbaseおよびShared Servicesリリース11.1.1.3では、セキュリティ情報は同期されます。この理由で、Essbaseリリース9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6または9.3.1.7を使用する場合、まずリリース9.3.3にすべての製品をアップグレードしてから、リリース11.1.2.2にアップグレードし、メンテナンス・リリースを適用してリリース11.1.2.3にする必要があります。

このリリースで修正された問題

この項には、リリース11.1.2.3.000で修正された不具合が含まれます。以前のリリース間で修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールでは、ユーザーが所有する製品と現在の実装リリースが識別されます。1回のクリックで、修正された不具合の説明とこれに関連するプラットフォームおよびパッチ番号が含まれた、カスタマイズされたレポートがツールによってただちに生成されます。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

  • 16432724 -- Essbaseの関数にショート名(@IDESCENDANTSのかわりの@IDESCなど)を使用すると、検証エラーになることがあります。

  • 14697437 -- 設計時プロンプトは、アプリケーションによって使用されているアプリケーション・タイプを判別するためにCalculation Managerで使用できます。

  • 12973638 -- [Ctrl]+[F3]が次を検索として機能しない場合があります。これを回避するには、メニューの「編集」とメニュー・オプションの「次を検索」を使用します。

  • 13655734 -- スクリプト・コンポーネントで、マウス・ポインタが表示されないことがあります。これを回避するには、マウスの左ボタンをクリックしてマウス・ポインタを表示します。

  • 13698783 -- Oracle Hyperion Financial Managementのビジネス・ルールの検証中に、配置が正常終了していても、検証エラーが生成されることがあります。

  • 11700639 -- Oracle Hyperion EPM ArchitectまたはPlanningアプリケーション管理を使用してWorkforce Planning、Capital Expense Planning、Public Sector Budgeting、またはOracle Hyperion Planningアプリケーションを作成する場合、アプリケーションの作成が失敗し、コンテンツはPrologで許可されていませんというエラー・メッセージが表示されることがあります。これを回避するには、アプリケーションを作成する前にCalculation Managerに移動し、Planningのアプリケーション・ノードを展開またはリフレッシュします。

  • 13683860 -- 新しく拡張されたセル・テキスト関数を使用する、Financial Managementのビジネス・ルールを使用している場合、ビジネス・ルールのスクリプトを表示したり、配置しようとすると、エラーを受け取ることがあります。

  • 13542780 -- Financial Managementのビジネス・ルールを使用していて、そのビジネス・ルールのスクリプトを表示しようとする場合、ユーザー定義の関数をビジネス・ルールのExpression関数の一部として使用していると、エラーを受け取る可能性があります。

  • 13800000 -- Internet Explorer 9ブラウザで、カスタム・テンプレートの「DTP」タイプ・フィールドにDTPタイプを表示できますが、タイプを選択できないことがあります。これを回避するには、「DTP」タイプ・フィールドをダブルクリックして、タイプを選択します。

  • 13683860 -- 新しく拡張されたセル・テキスト関数を使用するFinancial Managementのビジネス・ルールを使用している場合、ビジネス・ルールのスクリプトを表示したり、配置しようとすると、エラーになることがあります

  • 13619510 -- 配列のある関数が含まれているFinancial Managementのビジネス・ルールを使用している場合、ルールのスクリプトの表示や配置を実行しようとすると、配列が単純変数として扱われることがあります。

  • 14249859 -- Calculation Managerは、RUNJAVAコマンドの実行時プロンプトおよび関数を解析できるはずです。

  • 14029629 -- ビジネス・ルールで@MDALLOCATE関数を使用する場合、検証エラーが発生することがあります。

  • 14029619 -- 配置されていないビジネス・ルールに「配置済」ステータスが表示されることがあります。

  • 14306216 -- パーセント・タイプ変数の検証値を入力すると、数値型の変数として表示されます。

  • 14306196 -- 数値、パーセント、整数、DateAsNumberおよびStringAsNumberの変数タイプを使用するビジネス・ルールでは、検証値として#Missingを入力でき、エラー・メッセージは表示されないはずです。現在は、次のエラーを受け取るのは: 「入力された値#Missingは有効な数字ではありません。適切な数字を入力してください。」、これらの変数で#Missing を使用した場合です。

  • 13542780 -- スクリプトの式でユーザー定義関数を使用している場合、スクリプトを表示しようとすると、エラーが表示されることがあります。たとえば、@Function = 3 + @UserDefinedFunctionを使用している場合、スクリプトを表示できます。@Function = @UserDefinedFunction + 3を使用している場合、スクリプトを表示しようとすると、エラー・メッセージが表示されることがあります。

  • 14303412 -- #MISSINGチェック・ボックスを選択すると、値として#MISSINGを入力できない場合があります。

  • 14333061 -- 関数@MBRPARENT、@BETWEEN、@EQUAL、@EXPAND、@LIKE、@MBRCOMPARE、@NOTEQUALおよび@TODAYはCalculation Managerでサポートされていません。

  • 14319386 -- 検索/置換機能で、設計時プロンプトの条件を検索できないことができます。

  • 14318475 -- 関数@ISACCTYPEがCalculation Managerで検証されないことがあります。

  • 14344859 -- Internet Explorer 9では、標準モード、コメントおよびコメント機能が一貫して動作しない可能性があります。

  • 14350747 -- ユーザー定義関数を使用してスクリプトを作成すると、ユーザー定義関数の一部がCalculation Managerでサポートされず、検証エラーが発生することがあります。

  • 11784731 -- Financial Managementのビジネス・ルールを使用していて、そのビジネス・ルールのスクリプトを表示しようとすると、メンバー・リストがOpenDataUnitの引数の一部である場合、エラーが発生する可能性があります。

  • 13804703 -- Business RulesからCalculation Managerへのルールの移行でコメントが失われることがあります。

  • 14347952 -- Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理から存在しないPlanningアプリケーションに対するルールをエクスポートすると、インポート時にエラーが発生することがあります。

  • 14355073 -- ルールは、StringAsNumber変数を含む場合、検証されないことがあります。

  • 14462588 -- Financial Managementスクリプト・オブジェクトで、変更を加えてオブジェクトを閉じる場合、「保存」を選択すると、エラーが発生することがあります。

  • 14499615 -- Financial Managementルールで、スクリプト・モードで条件コンポーネントに変更を行い、グラフィカルに変換すると、文字列から二重引用符が削除されることがあります。

  • 14581979 -- Oracle Hyperion EPM Architect Oracle Hyperion Planningアプリケーションを配置すると、メンバー式に関連するエラーが発生することがあります。

  • 14587752 -- 日本語で、SETコマンド・テンプレートの説明の一部が重なります。

  • 14647534 -- スクリプトからグラフィカルにルールを変換すると、カッコが削除されることがあります。

  • 14685895 -- Business RulesからCalculation Managerへマクロを移行した場合、Calculation Managerでスクリプトを表示できない場合があります。

  • 14733813 -- 中国語で、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理の「Calculation Manager/ Consolidation」を展開すると、エラー「アプリケーション・アーティファクト・リストのメタデータを処理できません。」が表示されることがあります。

  • 14738362 -- Hyperion Financial Managementルールで、スクリプト・モードでルールに変更を加えてからグラフィカルに変換した場合、式の二重引用符が削除されることがあります。

  • 14763674 -- 変数を使用したルールを含むルールセットでは、変数の値列は入力するまで空であるはずです。入力値が削除された場合も空のままであるはずです。

  • 15898295 -- Financial Managementで、配置されたルールが「未配置」と表示されることがあります。

  • 15923011 -- @member関数が関数セレクタから欠落しています。

  • 15957701 -- 11.1.2.1から11.1.2.2へのアップグレード後、Calculation Managerでルールを検証すると、ハングすることがあります。

  • 15979498 -- Secure Sockets Layer (SSL)に対して有効になっているEssbaseを使用する際、次のエラーが発生するのは: OLAPサービスに接続できません。Essbaseサーバーに接続できません、Calculation ManagerでEssbaseノードを展開した場合です。

  • 15997549 -- ルールを検証すると、メモリー不足エラーでCalculation Managerサーバーが応答しなくなることがあります。

  • 15999661 -- 関数セレクタは、式の宛先側の関数を表示する必要があります。

  • 16042225 -- 固定ループ・コンポーネントを使用するルールで、スクリプト・モードでルールを編集し、グラフィカル・モードに変換すると、固定ループの数を囲むカッコのセットに余分なセットが追加されます。

  • 16059401 -- Business Rulesからマクロを移行すると、Calculation Managerでテンプレートが作成されます。ルール内でこのテンプレートを使用すると、デフォルト・プロセス・エラーが発生することがあります。

  • 16062871 -- Oracle Project Financial Planningアプリケーションで、「事前定義済ルールのロード」オプションが表示されないことがあります。

既知の問題

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです:

  • 16270104 -- Financial Management Visual Basicスクリプトをグラフィカル・コンポーネントにインポートすると、メソッドGetItemIDs2が正しくインポートされない場合があります。

  • 16268740 -- 「値」列でのメンバー・セレクタを使用したFinancial Managementメンバー・リストの選択が正しく機能しない場合があります。

  • 16172438 -- グラフィカル機能のスクリプトでFinancial Managementの条件文が正しく変換されない場合があります。

  • 15879735 -- Financial Management Visual Basicスクリプトをグラフィカル・コンポーネントにインポートすると、メソッドOpenDataUnitが正しくインポートされない場合があります。

  • 14851468 -- Financial Management Visual Basicスクリプトをグラフィカル・コンポーネントにインポートすると、メソッドOpenDataUnitSortedが正しくインポートされない場合があります。

  • 14851185 -- Financial ManagementのメソッドOpenDataUnitSortedが正しく配置されない場合があります。

  • 14383744 -- Financial Managementスクリプト・オブジェクトを検証しようとすると、検証が失敗する可能性があります。これを回避するには、スクリプト・エディタでフォーマット・ツールを使用して、スクリプト内の余分なスペースや行を削除し、スクリプトを再度検証します。

  • 12853084 -- Financial Managementクラシック・アプリケーションでは、メンバー・セレクタでメンバーを検索すると、エラー・メッセージが表示される場合があります。

  • 12766158 -- Financial Managementスクリプト・コンポーネントの使用不可プロパティが機能しない場合があります。

  • 11719731 -- Financial Managementビジネス・ルールの配置は、コンポーネント・レベルの条件で使用される関数が定義されている場合、失敗する場合があります。これを回避するには、条件付きコンポーネントを使用します。

  • 9964318 -- Calculation Managerで2つのビジネス・ルールを作成し、Rule1とRule 1のように、スペースの使用が異なる同じ語をルール名に使用すると、Planningでスペースが保持されずにルールが同じ名前で表示されます。データベースでは、ルール名が正しく表示されます。

  • 13729396 -- 同じ次元を使用していない2つのアプリケーションでメンバー範囲の値または次元間の変数が使用されると、検証されない場合があります。

  • 13602784 -- FlashがWindows 2008 Server R2 (64ビット)オペレーティング・システムで使用できないため、ルール・デザイナがこのオペレーティング・システムで動作しない場合があります。

  • 9852647 -- ビジネス・ルールで「割当て - レベル間」テンプレートを使用し、割当て次元のオフセット・メンバーを定義し、ビジネス・ルールを保存し、データを割り当てる次元を編集する場合、オフセット・メンバーにビジネス・ルールの編集前に選択した次元が表示されることがあります。

  • 9815870 -- スクリプト・モードのビジネス・ルールを使用し、ビジネス・ルールのスクリプトを編集する場合、グラフィカル・モードに戻ると実行された編集内容が保持されないことがあります。生成したコメントに加えた変更(変換ヘルパー・タグ)が認識されないこともあります

  • 9804886 -- Internet Explorerバージョン8を使用してスクリプト・モードのビジネス・ルールを作成し、「クリップボードにコピー」オプションを使用してスクリプトからクリップボードにテキストをコピーすると、エラー・メッセージを受け取ることがあります。

  • 9801375 -- テンプレート・ウィザードの最初のタブにPOVを含むテンプレートを使用している場合に、POVの「アクション」アイコンをクリックすると、画面の左上にメンバー、変数および関数メニューが表示されることがあります。これに対処するには、「アクション」アイコンをクリックする前に[Enter]を押します。

  • 9799861 -- 5000行を超えるスクリプトまたは式コンポーネントのビジネス・ルールを作成し、ルールを保存すると、数分間ブラウザがハングすることがあります。これを回避するには、400行を超える式コンポーネントまたはスクリプト・コンポーネントがある場合、それぞれの式またはスクリプトが1行から400行までになるように分割することをお薦めします。

  • 9798363 -- スクリプト・モードのビジネス・ルールを使用し、「検索/置換」ダイアログを表示する場合、ダイアログに「検索の折返し」オプションが表示されません。

  • 9795243 -- それぞれにIF条件および一般的なメンバー・ブロックが設定されている2つの式コンポーネントのビジネス・ルールを使用する場合、ビジネス・ルールの作成されたスクリプトに2つのメンバー・ブロックが含まれることがあります。グラフィカル・モードでは、同じビジネス・ルールに1つの(正しい)メンバー・ブロックのみが含まれます。

  • 9781874 -- Internet Explorerでスクリプト・モードのビジネス・ルールを使用し、エラーを受け取った場合、エラーを含むスクリプトの行がハイライトされないことがあります。Firefoxでスクリプト・モードのビジネス・ルールを使用し、エラーを受け取った場合、エラーを含むスクリプトの行がハイライトされないことがあります。

  • 9593061 -- 割当てコンポーネントを使用するビジネス・ルールを作成する場合、ビジネス・ルールを検証および保存し、割当てコンポーネントを編集します。「ソース」タブをクリックし、既存の勘定科目を削除し、「アクション」アイコンをクリックし、勘定科目次元からメンバーを選択しようとすると、メンバー・セレクタが開かない場合があります。これに対処するには、既存の勘定科目を削除した後に[Enter]を押します。「アクション」アイコンをクリックし、メンバーを選択すると、メンバー・セレクタが表示されます。

  • 9593036 -- 割当てコンポーネントを使用するビジネス・ルールを作成し、ルールを保存および検証し、ルール・デザイナの割当てコンポーネントをダブルクリックする場合、割当てウィザードが開かないことがあります。これに対処するには、「要約」タブの「編集」をクリックします。

  • 8866203 -- スクリーン・リーダー・ソフトウェアを使用している場合、ルール・デザイナまたはテンプレート・デザイナを開くと、スクリーン・リーダー・ソフトウェアが10%、20%などと読み上げてページのロードが進行中であることを示しますが、モジュールが完全にロードされて確認メッセージが表示された後でも同じです。

  • 8894789 -- ループ・コンポーネントまたは条件コンポーネントの展開または縮小後にコンポーネントを貼り付けると、"エラー: インデックス: 1、サイズ: 1"というエラー・メッセージを受け取ることがあります。これを回避するには、[Ctrl]+[Shift]+[E]を使用して、ループまたは条件内のコンポーネントをループまたは条件の最後に移動します。条件のElse部分でコンポーネントを貼り付けるには、[Ctrl]+[Shift]+[I]を使用します。

  • 8860666 -- スクリーン・リーダー・ソフトウェアを使用してスクリプトを読み取るには、スクリプトを代替のテキスト・エディタにコピーする必要があります。

  • 13525497 -- スクリプト・モードで、データ範囲ループのあるFinancial Managementのビジネス・ルールを編集していると、グラフィカル・モードで編集に戻ると、データ範囲ループの定義が空になることがあります。

  • 12746625 -- このリリースにアップグレードする場合、リリース11.1.1.4のCalculation Managerを再起動しないと、ビジネス・ルール・レベルの変数が移行されない場合があります。

  • 13086605 -- Calculation Managerでビジネス・ルールのデバッグ中に、他のユーザーが同じアプリケーションで、データ・フォームでの作業、アプリケーションのリフレッシュまたは他のOracle Essbase操作を実行しようとすると、これらのタスクを実行できないことがあります。たとえば、Oracle Hyperion Calculation Managerで、アプリケーションApp1のデータ・フォームの作業中に、他のユーザーがApp1のビジネス・ルールをデバッグしている場合、データ・フォームを保存できません。

  • 13450828、13767552 -- 双方向言語環境で作業している場合、コンポーネント・デザイナで、「式」ドロップダウン・リストに選択項目すべてが表示されないことがあります。

  • 13683588 -- ビジネス・ルールまたは関数にOracle Hyperion Financial Managementのメジャーなサブルーチンと同じ名前(たとえば、Allocate、Calculate、Consolidate、Dynamicなど)を付けることはできません。

  • 9862094 -- 8時間を超えて作業している場合、セッションの有効期限が切れることがあります。これに対処するには、トークンのタイムアウト設定を変更します。Oracle Hyperion Shared Servicesの「管理」、「ユーザー・ディレクトリの構成」、「セキュリティ・オプション」を順に選択して、トークンのタイムアウト設定を変更します。

ヒントとトラブルシューティング

  • ルール・デザイナおよびテンプレート・デザイナを使用するには、Flash Playerバージョン10以降をインストールする必要があります。

  • 分析機能のベスト・プラクティスとして、常に「変更された値のみを追跡」を選択し、「表示するエントリの数を入力します」に5000以下の数値を入力します。「表示するエントリの数を入力します」に5000を超える値を指定すると、想定される結果と応答時間はサーバーが使用できるメモリーの容量によって異なり、ブラウザおよび分析情報が正しくないか、不完全なことがあります。

  • 13604731 -- Business Rulesデータベースをこのリリースに移行する前に、データベース・テーブルをバックアップまたはエクスポートします。このリリースに移行すると、Business Rulesテーブルが削除される可能性があり、それによって、ビジネス・ルールとそのデータがOracle Hyperion Business Rulesから失われる可能性があります。

  • 7133648 -- コンポーネントを含むグラフィカルなビジネス・ルールを作成する場合、モードをグラフィカルからスクリプト、スクリプトからグラフィカルに変換できますが、スクリプト・モードでコメントを除去した場合、スクリプトからグラフィカルに変換できないことがあります。

ドキュメントの更新事項

EPM System製品ドキュメントへのアクセス

各EPM System製品ガイドの最新バージョンは、OTN Webサイト(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)の「EPM System Documentation」領域からダウンロードまたは表示できます。EPM Systemのドキュメント・ポータル(http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)を使用することもできます。このサイトは、EPMでサポートされているプラットフォームのマトリックス、My Oracle Supportおよびその他の情報リソースにもリンクしています。

配置関連のドキュメントは、Oracle Software Delivery Could Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。

個々の製品ガイドは、Oracle Technology Network (OTN) Webサイトからのみダウンロードできます。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。この問題を回避するには、HTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

ドキュメントのフィードバック

製品のドキュメントに対するフィードバックは、次の電子メール・アドレスにお送りください。

EPMdoc_ww@oracle.com

次のソーシャル・メディア・サイトで、EPM Information Developmentをフォローしてください。

アクセシビリティの考慮事項

障害のあるお客様にオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメンテーションをご利用いただくために、Oracle(R) Essbase Spreadsheet Add-inでは、アクセシビリティ機能をサポートしています。EPM System製品は、製品のアクセシビリティ・ガイドに記載されているアクセシビリティの機能をサポートします。このガイドの最新バージョンは、Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Performance Management Systemドキュメント・ライブラリ(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)にあります。

また、このReadmeファイルはHTML形式で提供され、アクセシビリティ機能がサポートされます。