リリース 11.1.2.3.000
目次:
このドキュメントには、このリリースのOracle Essbase Administration Servicesに関する重要な最新情報が記載されています。Oracle Enterprise Performance Management Systemをインストールする前に、このReadmeを十分に確認してください。
EPM System製品のインストールに関する最新情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Readmeに記載されています。EPM System製品をインストールする前に、この情報をよく確認してください。
EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixでスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)のOracle Fusion Middleware Supported System Configurationsページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
EPM System製品に対してサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの「Translation Support」タブでスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、OTNのOracle Fusion Middleware Supported System Configurationsページに掲載されています:
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
EPM Systemは、次のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードできます:
注意: アップグレードの手順は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。
表 1. サポートされているこのリリースへのパス
|
アップグレード・パスのリリース: 元... |
リリース11.1.2.3へ |
|---|---|
|
11.1.2.x |
メンテナンス・リリースをリリース11.1.2.3へ適用します。 Oracle Hyperion Financial Close Managementの場合、メンテナンス・リリースの適用は、リリース11.1.2.1および11.1.2.2以降でのみサポートされています。 |
|
11.1.1.4.x |
リリース11.1.2.3へアップグレードします。 |
|
リリース11.1.1.0.xから11.1.1.3.x |
メンテナンス・リリースをリリース11.1.1.4へ適用してから、リリース11.1.2.3へアップグレードします。 |
|
リリース9.3.3.x |
リリース11.1.2.2へアップグレードしてから、メンテナンス・リリースをリリース11.1.2.3へ適用します。 |
|
複数のリリースが含まれている環境。1つのOracle Hyperion Shared Servicesのインスタンスが含まれている環境、または2つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境も該当します |
Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードの章に記載されている、複数リリース環境からのアップグレードに関する項を参照してください。 |
注意: リリース9.2.0.3+、9.3.0.x、9.3.1.x (Oracle Essbase 9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6および9.3.1.7を除く)、または11.1.1.xから開始する場合、まずリリース11.1.1.3へアップグレードしてからメンテナンス・リリースをリリース11.1.1.4へ適用し、その後にリリース11.1.2.3へアップグレードすることをお薦めします。それより前のリリースから始める場合、開始リリースからのアップグレードが直接サポートされるリリースのうち最新のものにアップグレードすることをお薦めします。
EssbaseとShared Servicesとの間のセキュリティの同期は、リリース9.3.1.4.1以降のEssbaseリリース9.3では削除されていました。ただし、EssbaseおよびOracle Hyperion Shared Servicesリリース11.1.1.3では、セキュリティ情報は同期されます。このため、Essbaseリリース9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6または9.3.1.7を使用している場合、すべての製品をまずリリース9.3.3へアップグレードしてからリリース11.1.2.2にアップグレードし、その後でメンテナンス・リリースをリリース11.1.2.3へ適用する必要があります。
JRE 6を使用している場合、Webブラウザから管理サービス・コンソールを起動する際にJDK6ランタイム用のJavaFX 2.2.5ランタイムをインストールする必要があり、インストールしないと機能しないポップアップが表示されてAdministration Servicesが起動しません。
注： | JDK6用のJavaFX 2.2.5ランタイムをOracleからダウンロードできません。 |
このセクションには、リリース11.1.2.3.000で修正された問題が含まれています。前のリリースとの間で修正された問題のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールにより、所有している製品および現在の実装リリースが識別できるようになります。1回のクリックで、修正された問題の説明とそれに関連するプラットフォームおよびパッチ番号を含むカスタマイズされたレポートが、ツールによってすばやく生成されます。このツールはこちらにあります:
https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1
15955275、14546073 -- Administration ServicesサーバーはLinuxプラットフォームではクラッシュします。
14610466 -- 無効な場所が指定された場合でも、データロード・エラー・ファイルが作成されると報告されました。実際のファイルの場所は不明なままです。
13027325 -- ユーザーが共有メンバーを持つメンバーをコピーした場合、Administration Servicesにより、共有メンバーの変更が試行されます。
14365726 -- ロケーション別名を変更すると、Administration Servicesにより別名の2つのバージョンが作成され、スクリプトが失敗します。
14744797 -- ライフ・サイクル管理はデータのロード前にEssbaseデータベースを消去しません。
12957625 -- ライフ・サイクル管理は、エクスポートにデータまたはセキュリティのいずれかが選択されない場合、通貨データベース内の計算スクリプトをエクスポートしません。
14240429 -- Essbaseがスタンドアロンとして構成されている場合、EssbaseまたはMaxlを使用してユーザーをグループに追加することはできません。
14257967 -- 完全修飾重複メンバー名に@特殊文字の使用は許可されません。
14335002 -- Administration Servicesが、Websphereを使用して64ビットのRed Hat Linux 5.7プラットフォームにインストールされている場合、ログインは失敗します。
14511087 -- 削除操作が取り消された場合でも、Administration Servicesアプリケーションは削除されます。
14733034 -- Administration ServicesサーバーがCompact Deploymentにインストールおよび構成されている場合、WebアプリケーションはAdministration Servicesコンソールにログインできません。
15955278、14122676 -- Administration ServicesJNLPコンソールの開始を試行すると、Java証明書が検証されなかったため証明書が自己署名証明書であることを示すエラー・メッセージが生成されます。コンソールは開始されません。
14285563 -- 集約ストレージ操作のテーブルスペース・プロパティは韓国語で表示できません。
このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。
16584272、16584238、16584216 -- Administration ServicesサーバーがAIX上で実行されている場合、計算スクリプト・エディタは正常に動作しません。機能の制限により、計算スクリプト・リストの表示や、計算スクリプトの作成または編集、あるいは計算スクリプトの編集の実行などができなくなります。
16670757、16628180 -- 英語以外のLinuxプラットフォームで実行されるEssbaseサーバーへの接続あるいはEssbase Rapidインストールを使用した英語以外のWindowsサーバーへの接続にEASコンソールを使用している場合、エラー・メッセージが誤って発行されることがあります。
解決策: 元のローカライズ版essbase.mdbファイルを英語版essbase.mdbファイルと置換し、Administration Servicesコンソールで英語のエラー・メッセージを取得します:
Linux 32ビット・インストール: EPM_SYSTEM_HOME/common/EssbaseRTC/11.1.2.0/bin/essbase.mdbをEPM_SYSTEM_HOME/common/EssbaseRTC/11.1.2.0/localized/en/bin/essbase.mdbと置換します
Linux 64ビット・インストール: EPM_SYSTEM_HOME/common/EssbaseRTC-64/11.1.2.0/bin/essbase.mdbをEPM_SYSTEM_HOME/common/EssbaseRTC-64/11.1.2.0/localized/en/bin/essbase.mdbと置換します
Windows 32ビット・インストール: EPM_SYSTEM_HOME\common\EssbaseRTC\11.1.2.0\bin\essbase.mdbをEPM_SYSTEM_HOME\common\EssbaseRTC\11.1.2.0\localized\en\bin\essbase.mdbと置換します
Windows 64ビット・インストール: EPM_SYSTEM_HOME\common\EssbaseRTC-64\11.1.2.0\bin\essbase.mdbをEPM_SYSTEM_HOME\common\EssbaseRTC-64\11.1.2.0\localized\en\bin\essbase.mdbと置換します
16554835、16498223 -- ローカル・オンライン・ヘルプは、Administration Servicesアプリケーション・サーバー・ポート経由のデフォルトでは使用できません。
HTTP Webサーバーが構成されたOracle Enterprise Managerインストールでは、Administration Servicesコンソール内にあるWebサーバー・ポートを経由してAdministration Servicesサーバーへ接続すると、中央のオンライン・ヘルプにアクセスできます。ただし、接続にAdministration Servicesアプリケーション・サーバー・ポートを使用している場合、オンライン・ヘルプは使用できません。Oracle Essbase Administration Servicesアプリケーション・サーバー・ポートを経由してローカル・オンラインを使用可能にするには、EPM Systemインストレーションおよび構成ガイドのオンライン・ヘルプのインストールおよび構成に関する項に示す手順に従ってください。
各EPM System製品ガイドの最新版は、OTN Webサイトの「EPM SystemDocumentation」領域(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)からダウンロードおよび表示できます。EPM Systemのドキュメント・ポータル(http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)を使用することもできます。このサイトは、EPMでサポートされているプラットフォームのマトリックス、My Oracle Supportおよびその他の情報リソースにもリンクしています。
配置関連のドキュメントは、Oracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。
個々の製品ガイドは、Oracle Technology Network Webサイトからのみダウンロードできます。
PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。回避策: コード・スニペットをHTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。
次の電子メール・アドレスに製品ドキュメントのフィードバックを送信してください:
EPMdoc_ww@oracle.com
次のソーシャル・メディア・サイトのEPM情報開発をフォローしてください:
オラクル社では、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。製品のアクセシビリティ・ガイドに説明されている、EPM System製品サポート・アクセシビリティ機能。このガイドの最新版は、Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Performance Management Systemのドキュメント・ライブラリ(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)にあります。
また、このReadmeファイルはHTML形式で提供されます。