Oracle® Enterprise Performance Management System

Readme

リリース 11.1.2.3.000


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著者: EPM 情報開発チーム

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

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このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。


目次:

目的

このリリースでの新機能

サポートされているプラットフォーム

サポートされている言語

サポートされているこのリリースへのパス

このリリースで修正された問題

既知の問題

ドキュメントの更新事項

ドキュメントのフィードバック

アクセシビリティの考慮事項

目的

このドキュメントには、Oracle Enterprise Performance Management Systemのこのリリースに関する重要な最新情報が含まれています。EPM Systemをインストールする前に、このReadmeをよく確認してください。

このリリースでの新機能

リリース11.1.2.0、11.1.2.1または11.1.2.2からアップグレードする場合、これらのリリース間で追加された新しい機能を確認するにはCumulative Feature Overviewツールを使用します。このツールではユーザーの現在の製品、現在のリリース・バージョン、およびターゲットの実装リリース・バージョンを識別できます。1回のクリックで、ツールは迅速に、現行リリースとターゲット・リリース間で開発された製品機能の一連の高度な説明をカスタマイズして生成します。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1092114.1

11.1.2.3の新機能:

  • Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemコンフィグレータを使用してEPM Oracleインスタンスを削除できます。たとえば、インスタンスを削除することで配置をスケール・ダウンする場合や、誤って構成されたインスタンスを削除する場合などです。

  • Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Editionをインストールおよび構成している場合は、Oracle Data Integratorは自動的にインストールおよび構成されます。Oracle Data IntegratorのデータベースはFDMEEと同じデータベース内にあり、Oracle Data Integratorエージェント・アプリケーションはFDMEEと同じJVMに配置されます。

  • 迅速な配置プロセスでは、EPM SystemコンポーネントとOracleデータベースのインストールおよび構成にシンプルなウィザードが使用されるようになりました。

  • 標準配置にはOracle Essbase Studio、Oracle Hyperion Profitability and Cost Management、FDMEEおよびOracle Hyperion Strategic Financeが含まれるようになりました。

  • 分散環境での構成をシンプル化するために、Oracle HTTP Serverを共有ドライブの場所に構成できます。

  • Microsoft Windows Installer (MSI)クライアント・インストーラがOracle Hyperion EPM Architect、Strategic Finance、Oracle Hyperion Interactive ReportingおよびOracle Hyperion SQR Production Reportingに提供されるようになりました。

  • Windowsの「スタート」メニューと「サービス」コントロール パネルが個別の製品インスタンスを反映するようになりました。

  • EPM System製品は、Oracle Essbase Server、UNIXベースのコンポーネント、およびWindowsベースのJava Webアプリケーション(Oracle Hyperion Financial Managementの全コンポーネント、Strategic Financeの全コンポーネント、Oracle Hyperion Financial Data Quality Managementの全コンポーネント、Performance Management Architect次元サーバーおよびEssbase統合サーバーを除く)に対する垂直スケールをサポートしています。

  • ドキュメント・スイートは、推奨配置メソドロジをより反映するように再編成されています。Oracle Enterprise Performance Management System Installation Start Hereには、パスに基づいて使用する配置パスおよびガイドが示されています。

  • 新しいログ分析ツールは、該当するログ・ファイルを分析して問題の原因を特定するのに役立つコマンド・ライン・ユーティリティです。このツールではログ・ファイル分析が自動化されるため、システムの問題を特定するために製品ログ・ファイルを検索およびスキャンする必要はありません。

  • Oracle Hyperion Financial Close ManagementがSOAクラスタをサポートするようになりました。

  • Oracle Hyperion Enterprise Performance Management WorkspaceがOracle Business Intelligence Enterprise Edition 11.1.1.7と統合されるようになりました。

  • LDAPベースのURLを使用して、データベース・リポジトリにアクセスできます。

  • EPM Systemコンフィグレータの一機能であるポート・マネージャは、ポートが使用中かどうかを確認するためにOracle Hyperion Shared Servicesレジストリを使用してポートの一意性を管理します。ポート・マネージャでは、まだ使用されていないポートが常に表示されるようにポートが自動的に増分されます。

  • リリース11.1.2.3では、以前の11.1.2.xリリースからのWebSphere構成に対するメンテナンス・リリースの適用をサポートしています。

  • リリース11.1.2.3のドキュメント・ファイルは、以前から使用可能なMOBIファイルと、EPUBファイルの2つのモバイル・フォーマットで使用できるようになりました。EPUBドキュメント・ファイルは、すべてのAppleモバイル・デバイス(iPad、iPhoneおよびiPod Touch)でサポートされています。EPUBファイルは多くのモバイル・デバイスでサポートされていますが、Appleモバイル・デバイスでのみ動作保証されています。その他のデバイスは今後、動作保証される予定です。

サポートされているプラットフォーム

EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixでスプレッドシートの形式で入手できます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされている言語

EPM System製品でサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management System Certification Matrixの「Translation Support」タブでスプレッドシートの形式で入手できます。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされているこのリリースへのパス

EPM Systemは、次のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードできます:

注意: アップグレードの手順については、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのEPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。

表 1. サポートされているこのリリースへのパス

アップグレード・パスのリリース: 元

リリース11.1.2.3へ

11.1.2.x

リリース11.1.2.3にメンテナンス・リリースを適用します。

Financial Close Managementの場合、リリース11.1.2.1および11.1.2.2からのメンテナンス・リリースの適用のみがサポートされています。

11.1.1.4.x

リリース11.1.2.3にアップグレードします。

リリース11.1.1.0.xから11.1.1.3.x

リリース11.1.1.4にメンテナンス・リリースを適用してから、リリース11.1.2.3にアップグレードします。

リリース9.3.3.x

リリース11.1.2.2にアップグレードしてから、リリース11.1.2.3にメンテナンス・リリースを適用します。

複数のリリースが含まれている環境。1つのOracle Hyperion Shared Servicesのインスタンスが含まれている環境、または2つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境

Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideの EPM System製品のアップグレードの章に記載されている、複数リリース環境からのアップグレードに関する説明を参照してください。

注意: リリース9.2.0.3+、9.3.0.x、9.3.1.x (Essbase 9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6、9.3.1.7を除く)または11.1.1.xから始める場合、まずリリース11.1.1.3にアップグレードしてから、リリース11.1.1.4にメンテナンス・リリースを適用し、リリース11.1.2.3にアップグレードすることをお薦めします。前のリリースから開始する場合、開始するリリースからのアップグレードを直接サポートしている最高レベルのリリースにアップグレードすることをお薦めします。

EssbaseとShared Servicesとの間のセキュリティの同期は、リリース9.3.1.4.1以降のEssbaseリリース9.3では削除されていました。ただし、EssbaseおよびShared Servicesリリース11.1.1.3では、セキュリティ情報は同期されます。このため、Essbaseリリース9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6または9.3.1.7を使用している場合、まずリリース9.3.3にすべての製品をアップグレードしてから、リリース11.1.2.2にアップグレードし、リリース11.1.2.3にメンテナンス・リリースを適用することをお薦めします。

このリリースで修正された問題

この項では、リリース11.1.2.3.000で修正された不具合が含まれます。以前のリリース間で修正された不具合のリストを確認するには、問題修正ファインダを使用します。このツールでは、ユーザーが所有する製品と現在の実装リリースを識別できます。1回のクリックで、ツールは迅速に、関連付けられたプラットフォームおよびパッチ番号を使用して修正済み不具合の説明レポートをカスタマイズして生成します。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

  • 6689418 -- Linux: コンソール・モードで製品を構成する場合、デフォルトではすべての製品が選択されているとはかぎりません。

  • 9144638 -- EPM Systemコンフィグレータを実行すると、SSLリスニング・ポートが、すべての配置済Webアプリケーションについて事前定義され、有効になります。EPM Systemコンフィグレータでは、自動SSL構成が行われないため、ポートは無効の状態である必要があります。

  • 9402134 -- Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストーラのサマリー・ウィンドウで、「構成」ボタンをクリックしてもEPM Systemコンフィグレータが起動しません。

  • 9550582 -- EPM Systemコンフィグレータを不十分なデータベース権限で使用していると、データベース構成(Shared Servicesおよびレジストリ)は成功しますが、他のすべてのタスクは失敗し、問題のデバッグに役立つログの一部がEPM_ORACLE_INSTANCE/diagnostics/logs/configに含まれません。

  • 9689601 -- Financial Managementを配置する際、次のエラーを受け取る場合があります: "不足しているテンプレートをインストールしてください: Oracle JRF WebServices Asynchronous services"

  • 9969347 -- EPM Systemコンフィグレータを起動して、既存のドメインを選択し、再構成するコンポーネントを選択した場合、間違ったデータベース接続情報が表示されます。

  • 10030819 -- Financial Management Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理Webサービスを使用するため、手動でWeb Services Extensions 3をインストールする必要があります。

  • 10074763 -- 分散環境では、Shared Servicesが、Administration Servicesがインストールされているマシン以外のマシンにインストールされており、リリース11.1.1.3または11.1.2.0をリリース11.1.2.2にアップグレードすると、初めてログインを試みたときに管理サービス・コンソールが起動しません。

  • 10388049 -- Essbaseのライブラリ・パスにLIBJVMのパスを含める必要があります。

  • 11073844 -- Oracle Hyperion Provider Servicesデータが読取り専用のマップ済ネットワーク・ドライブにある場合、EPM Systemコンフィグレータは正しく機能しません。

  • 11803646 -- EPM Systemコンフィグレータで、登録済のFinancial Managementクラスタが検出されません。

  • 11813179 -- Oracle Hyperion Foundation ServicesおよびFinancial Managementのインストールおよび構成後、アプリケーション作成がエラーにより失敗する可能性があります。

  • 11834645 -- リリース11.1.1.3からEssbaseをアップグレードしている場合、Essbaseサーバー構成に失敗します。

  • 11865836 -- リリース11.1.2.0からメンテナンス・リリースを適用する際、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System診断が、複数ボックス構成中にEssbase Java APIチェックが失敗したことを示す場合があります。これはレポートの問題で、通常は、ソフトウェアの機能の問題はありません。

  • 12674957 -- EPM System製品のあるマシンでEPM Systemインストーラを使用している場合、スワップ領域を設定する自動モードは使用できません。

  • 12768456 -- WebSphereで、Oracle Hyperion Planning、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Edition、Provider Services、HPSAlerter、HPS WebReports、Oracle Hyperion Web Analysis、Profitability and Cost Management、Financial Management ADFおよびOracle Hyperion Disclosure Management Webアプリケーションがdeployment.xmlファイルのメタデータ完了オプションを選択しません。(deployment.xmlファイルは、各アプリケーションの.earファイルのルート・レベルにあります。)

  • 13113884 -- Essbase Studioリリース11.1.1.3からリリース11.1.2.2にアップグレードしている場合、Oracle Hyperion Shared Services Consoleの既存のEssbase Studioエントリが上書きされず、かわりに新しいエントリが作成されます。

  • 13455407 -- WebLogicを使用し、複数の製品を単一の管理対象サーバーに配置して、単一の管理対象サーバーのWebアプリケーションを使用する製品をアンインストールする場合、単一の管理対象サーバーのすべての製品が失われます。

  • 13698063 -- Oracle Configuration Managerでは複数のコマンドを同時に実行できません。

  • 13779036 -- リリース11.1.1.3からアップグレードされるEssbaseアプリケーションを検証する場合、「アプリケーション・サーバー''st407:1423''が無効です。Shared Servicesに登録されていません。」エラー・メッセージが表示される場合があります。

  • 13861895 -- Planningアプリケーションを64ビット・システム上のWebSphereに対して配置する際、java.lang.UnsatisifiedLink Errorがデータ・ソースの作成時に表示されます。

  • 13888056 -- 製品クライアントは、メンテナンス・リリースの適用後は使用できません。

  • 13880987 -- 自動化されたFinancial Management統合タイプの検証が複数ノード環境でハングします。

  • 13897272 -- WebSphere 7.0.0.19およびIBM HTTP Server 7.0.0.19をクラスタ環境で使用する際、IBM HTTP Serverを起動すると、次のエラーが表示されます:Syntax error on line 32 of C:/Program Files/IBM/HTTPServer/conf/HYSL-Websphere-autogenerated.conf: Invalid command 'Header', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration

  • 13908632 -- CloneIDプロパティがplugin-cfg.xml内になく、クラスタ化されたWebアプリケーションに対してロード・バランシングが正しく構成されていません。結果として、クラスタ化されたEPM System Webアプリケーションが正しく機能していません。

  • 14037250 -- WebSphere 7.0.0.21の使用時にEPM Workspaceにログインできません。

  • 14605565 -- EPM Systemリリース11.1.2.1および11.1.2.2で、Essbase Studioサービスのみをインストールすると、EPM_ORACLE_HOME/common/essbaseJavaAPIフォルダが欠落します。

既知の問題

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。

全般

  • 6889688、8291337 -- インストールの十分な空きディスク領域がない場合、EPM Systemインストーラは、「要約」ウィンドウに失敗しました。領域またはメモリーの問題を確認してくださいというエラー・メッセージが表示されます。

    回避策: Oracle Enterprise Performance Management System Installation Start Hereに記載されている領域の2倍の領域を確保します。

  • 7230134 -- ホスト名にアンダースコアを使用した場合、不適切な名前のホストで実行されているサービスの起動やサービスへの接続時にエラーが発生する可能性があります。

    回避策: ホスト名に英数字、ダッシュ(-)またはドット(.)文字を使用します。

  • 7698703 -- EPM Systemコンフィグレータの実行中に「取消し」をクリックすると、このアクションは取消しできません。というエラー・メッセージが表示される場合があります。

    回避策: コマンドライン・ウィンドウをシャットダウンするか、Windowsタスク マネージャを開き、Javaプロセスを終了します。

  • 8284282 -- EPM Systemコンフィグレータでは、データベースが実行中でなければ、データベース情報の入力を要求されませんん。

    回避策: EPM Systemコンフィグレータを起動する前に、データベースが実行されていることを確認します。

  • 8599271 -- IISリスニング・ポートが変更されると、Webサーバー構成タスクには、デフォルト・ポートが表示されます。

    回避策: Webサーバー構成タスクに表示されるポートを無視します。リスニング・ポートが正しく変更されます。

  • 8807229 -- JDBC確認のSSLサポート時、EPM Systemコンフィグレータから間違ったエラー・メッセージが表示されます。

    回避策: EPM Systemコンフィグレータを再起動します。

  • 9006776 -- AIX: EPM Systemを最初のOracle製品としてマシンにインストールする場合、抽出されたアセンブリ・フォルダrootpreにあるrootpre.shをrootユーザーで実行し、Oracle製品の中央インベントリを作成する必要があります。

  • 9115765 -- UNIX: EPM Systemコンフィグレータを実行し、データベースのユーザー名を空白のままにして「次へ」をクリックし、戻ってユーザー名を入力しなおすと、Shared Servicesレジストリ・テーブルが作成されません。

    回避策: ユーザー名を入力しなおす前にEPM Systemコンフィグレータを終了します。

  • 9123899 -- EPM Systemコンフィグレータを実行してデータベースの構成オプションを選択する際、データベース名に2バイト文字が含まれる場合、EPM Systemコンフィグレータが失敗します。

    回避策: ダブルバイト文字を含まない名前にデータベース名を変更します。

  • 9364854 -- EPM System製品の構成前にEPM Systemコンフィグレータが異常終了した場合、EPM Systemコンフィグレータのステータスが「完了」と表示されます。

    回避策: EPM Systemコンフィグレータを再実行して、オプションをすべて選択します。

  • 9388673 -- いくつかの製品についてEPM Systemコンフィグレータの実行が正常に終了した後、EPM Systemコンフィグレータを再度実行すると、構成済の親製品のステータス・チェックボックスが選択されたままになっています。

    回避策: 親製品が構成用に選択されていて、サブタスクが正常に構成されたことが表示されている場合、「次へ」をクリックします:

    • 実行するタスクがないことを示すポップアップ・メッセージが表示される場合、親ステータスを無視し、ウィンドウを閉じます。

    • EPM Systemコンフィグレータを続行する場合、Shared Services登録や内部事前構成タスクなどの実行すべきタスクが、実際には未完で隠されていることになります。

  • 9591524 -- EPM Systemインストーラで「構成」を押しても、EPM Systemコンフィグレータが起動しません。

    回避策: 「スタート」メニューまたはコマンドラインからEPM Systemコンフィグレータを起動します。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideを参照してください。

  • S9668584 -- Solaris環境では、インストールが完了するのに十分なスペースがなくてもEPM Systemインストーラが起動されますが、インストールはすべての製品について失敗します。

    回避策: ディスク領域要件の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideを参照してください。

  • 9730352 -- WebLogic管理コンソールの「テスト」ページが機能しません。

  • 11856210 -- システム・ロケールとしてトルコ語を使用するサーバーがホストである場合、EPM Systemは機能しません。

    回避策:ホスト・マシンのロケールを英語にリセットします。

  • 12720360 -- EPM SystemコンフィグレータのOracle Hyperion Reporting and Analysisタスク・ペインで、"$"記号がUNCパスで受け入れられません。

    回避策: UNCパスで"$"を使用しないでください。

  • 13558752 -- IISをWebサーバーとして使用する場合、中央のOracleダウンロード場所から提供されるオンライン・ヘルプはサポートされません。

    回避策: オンライン・ヘルプをインストールおよび構成して、ローカルに実行します。Oracle Enterprise Performance Management System Deployment Options Guideのインストールおよび構成のオンライン・ヘルプを参照してください。

  • 13646182 -- AIXプラットフォームで、ネイティブWebLogicライブラリが効果的に使用されていません。

    回避策:

    1. システムのARG/ENVリスト・サイズを256に増やします。

      たとえば、AIX 5.3の場合:

                           bash-3.00$ lsattr -El sys0 -a ncargs
      ncargs 6 ARG/ENV list size in 4K byte blocks True
      bash-3.00$ chdev -l sys0 -a ncargs=256
      bash-3.00$
                        

      ルート・ユーザーで上記のコマンドを実行する必要があります。

      • lsattr -El sys0 -a ncargsは、既存のAGR/ENVリスト・サイズ値を示します。

      • ncargs 6 ARG/ENV list size in 4K byte blocks Trueは、AIX 5.3のデフォルト値が6であることを示します。

      • chdev -l sys0 -a ncargs=256は、値を256に増やします。

    2. <EOI>/bin/deploymentScriptsに移動して、setCustomParams*.shファイルを次に追加します:

      '-Djava.library.path='JVMOptions native WebLogic libraries

      例:

      <path_to_middleware_home>/patch_wls1036/profiles/default/native:<path_to_middleware_home>/wlserver_10.3/server/native/aix/ppc64

  • 13698740 -- 前のリリースからアップグレードする場合、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideに記載されている再ホスティングされた環境への参照を更新する手順を実行するとき、次のスクリプトを実行して、前のリリースのEssbaseサーバーとShared Servicesレジストリの新しい論理クラスタ名のマッピング情報を格納する必要があります。

    updateEssbaseServer oldEssbaseServerHost ClusterNameForNewHost

    ここで、oldEssbaseServerHostは完全修飾serverNameポートです。

    Oracle Hyperion Financial ReportingまたはWeb AnalysisのEssbaseサーバーの参照を更新している場合、レポートの設定に使用された各形式のoldEssbaseServerHostを使用して、updateEssbaseServerスクリプトを実行する必要があります。レポートの設定のための接続に使用されたサーバー名形式が不明のない場合、host、host: port、host.domainName、host.domainName.com:port、localhostなど、oldEssbaseServerHost名のすべての可能な組合せに対してスクリプトを再実行します。

  • 14112567 -- 十分な空きディスク領域があるマシンにEPM Systemをインストールする際に、インストールのWebLogicの部分がディスク・スペース不足ですというエラー・メッセージとともに失敗します。

    回避策:

    1. MIDDLEWARE_HOME/EPMSystem11R1/tmp/wl_stageにあるwl10_install.shスクリプトを編集します。

    2. 次のように始まる行を検索します:

      /scratch/myuser/Oracle/Middleware/EPMSystem11R1/../jdk160_29/bin/java @ $TMP_ARGS -Duser.language=en_US -Xms512m -Xmx1024m...

    3. 引数-Dspace.detection=falseを追加して行が次のように始まるようにします:

      /scratch/myuser/Oracle/MIDDLEWARE_HOME/EPMSystem11R1/../jdk160_29/bin/java @ $TMP_ARGS -Duser.language=en_US -Dspace.detection=false -Xms512m -Xmx1024m

    4. w110Pinstall.shスクリプトを実行します。

      MIDDLEWARE_HOME/EPMSystem11R1/diagnostics/logs/install/wl_install.logの最終行に、インストールが成功したことが示されます。この時点で、WebLogic Serverがインストールされ、EPM Systemの構成を続行できます。

  • 14689942 -- Planning RMI Serverを複数のインスタンスにインストールする場合、1番目のインスタンスのRMIポート番号が、2番目のインスタンスのPlanning RMIポート・パネルにコピーされます。レジストリ・レポートを生成する際、レジストリには1番目のインスタンスのPlanning RMIポートに関する情報のみが含まれます。

    回避策: Planning RMIポート・パネルのポート番号が以前に使用していたポートと重複している場合、続行する前に一意のポートを入力します。

  • 15953960 -- EPM Systemコンフィグレータのポート・チェックで、Financial Management DMEリスナーに使用可能なポートがチェックされません。その結果、ポートが重複してしまう場合があります。

    回避策: DMEリスナー・ポートを表示する際、EPM Systemコンフィグレータ・パネルに一意のポート番号を入力します。

  • 16288472 -- EPM System製品を構成する際、TNS_ADMIN環境変数がWindowsオペレーティング・システム変数に追加されます。場合によっては、この変数がWindowsオペレーティング・システムで適切に取得されません。

    回避策: ログオフしてから、アクティブなWindowsユーザー・セッションに再度ログオンします。

  • 16373763 -- EPM Systemコンフィグレータの「スタート」メニュー・アイテムが、EPMアンインストーラ・ダイアログ・ボックスを開いています。

    回避策: EPMSystem11R1/common/config/11.1.2.0 and launch configtool.bat (.sh)下のファイル・システムに移動します。

  • 16395643 -- データベースが指定されたSQL Serverインスタンスである場合、配置レポートに不正確なデータベース接続情報が表示されます。

    回避策:

    1. Shared Services Serverで、EPM_ORACLE_INSTANCE/binでコマンド・プロンプトを開きます。

    2. コマンド- epmsys_registry view database_connを実行します。

    3. リストされた各コンポーネントについて、IDおよびdbJdbcUrlプロパティのメモを取り、次のコマンドを実行します:

      epmsys_registry addProperty #<ID from step 2>/@dbName <name of the database from the property 'dbJdbcUrl' of the database component>

      epmsys_registry addProperty #<ID from step 2>/@dbPort <value of the port from the property 'dbJdbcUrl' of the database component>

      注:

      UNIXシステムでは、'#'の前に'\'を付けます。

  • 16568505 -- CASSecurityなどの一部のプロセスでは、Windowsサービスがすべて停止した後も実行中のままになります。

    回避策: メンテナンス・リリースを実行する前にすべてのプロセスが停止していることを確認します。

  • 16569303 -- 現在、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのOracle Databaseの使用に関する項では、EPM SystemインストーラではOracle Databaseクライアントがマシンで必要な場合は自動的にインストールされると記述されていますが、インストールはWindowsマシンのみで行われます。

Oracle HTTP Server

  • 9023087 -- EPM Systemインストーラで、Oracle HTTP Server (OHS)を合計物理メモリーが1015MBのマシンにインストールできません。

    回避策: 合計物理メモリーが1024MBあることを確認します。

  • 9284682 -- Windows 2003 SP2 64ビットで、EPM SystemコンフィグレータでのOracle HTTP Server (OHS)の起動に失敗します。起動に失敗するのは、Oracle HTTP ServerでサポートされるのがOracleデータベース・クライアント・バージョン11のみであるためです。

    回避策: 10.2.0.4以上のOracleデータベースを使用する場合、10.2.0.2.21以上のOracleデータベース・クライアントを使用する必要があります。

  • 9480396 -- EPM SystemインストーラでOracle HTTP Server (OHS)をインストールできない場合、Oracle HTTP Serverの再インストール・オプションは使用できません。

    回避策:Oracle HTTP ServerおよびEPM Systemインストーラのログ・ファイルを調べなおし、Oracle HTTP Serverをインストールできなかった原因を特定します。

    注意: Oracle HTTP Serverのインストールや構成が完了しない一般的な原因は、Oracle HTTP Serverマシンが前提条件を満たしていないことです。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration GuideのOracle HTTP Serverのインストールの前提条件に関する項を参照してください。

アップグレード

一般的なアップグレードの問題

  • Business Rulesを使用できないため、メンテナンス・リリースの適用またはリリース11.1.2.3へのアップグレードを行う場合に、旧リリースのBusiness Rulesを使用しているときは、リリース11.1.2.3のOracle Hyperion Calculation Managerルールに移行する必要があります。ビジネス・ルールをOracle Hyperion Calculation Managerルールに正常に移行するために、インストールおよび構成の前に実行が必要な前提条件については、Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideのビジネス・ルールのメンテナンス・リリースおよびアップグレードのインストールの前提条件に関する項を参照してください。

  • 10054391 -- システム・フォルダc:\windows\system32へのパスがフル・パスでハードコードされていない場合、EPM Systemコンフィグレータは実行されません。

    回避策: C:\WINDOWS\system32をパスに追加するか、すべてのパス変数を置換します。

  • 16242985 -- ポーランド語で、リリース11.1.2.2からリリース11.1.2.3にメンテナンス・リリースを適用した後、Foundation下の「スタート」メニュー・パスにEPM_ORACLE_INSTANCEが追加されます。

    回避策: EPM_ORACLE_INSTANCE/Foundationメニュー・オプションの下に移動して他のメニューを検索します。

  • 16494372 -- リリース11.1.1.4からリリース11.1.2.3へアップグレードする際、リリース11.1.2.3の構成中にadminユーザーの名前を変更するとデータが失われる可能性があります。

    回避策: アップグレードが完了するまでadminユーザーの名前を変更しないでください。

  • 16612510 -- リリース11.1.2.0またはリリース11.1.2.1からメンテナンス・リリースを適用する場合、あらゆるODBC接続が失われます。

    回避策: ARBORPATH/binに移動して、EPM_ORACLE_HOME/common/Merant/ODBC-64/7.0/odbc.iniにリンクされた既存の.odbc.iniファイルを削除します。次に、EPM_ORACLE_HOME/common/Merant/ODBC-64/6.0/odbc.iniにリンクされた新しい.odbc.iniファイルを作成します。

EPM Workspaceのアップグレード

  • 9735278 -- リリース11.1.2.0からリリース11.1.2.3へのメンテナンス・リリースを適用するとき、新しいロケールはサポートされるロケールのリストに手動で追加する必要があります。EPM Workspaceリリース11.1.2.2からは、新しいロケールはノルウェー語とポーランド語です。

    回避策: 新しいEPM Workspaceのロケールを追加するには、「ナビゲート」、「管理」、「Workspaceサーバー設定」の順に選択し、「サポートされているロケール」ボタンをクリックして、必要なロケールを追加します。

Essbaseのアップグレード

  • 10010699、11735177 -- Oracle Essbase Administration Servicesを以前のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードするとき、不適当なアップグレードによるホスト名の変更のために、パーティション定義が無効になる場合があります。これは、ホスト名/Essbaseクラスタ名に変更がある場合に起こります。パーティションの修復を試みると、ホスト名は新しいホスト名かEssbaseクラスタ名のいずれかに変わりますが、ユーザー情報が変更されている場合は、更新されません。

    回避策: MaxLコマンドalter partition...を使用します。完全な構文は、Oracle Essbase Technical Referenceを参照してください。

  • 11739475 -- SolarisプラットフォームのEssbaseアップグレード中、ステージング・ツールがネットワーク上のappフォルダをコピーする場合、-rwx--l--- <FILE_NAME>などの権限に-lビットを使用したアプリケーション・ファイルがコピーされません。通常、-lビットを持つアプリケーション・ファイルは、.apb、.dbおよび.ddbファイルです。

    回避策:「マウント済またはマップ済ファイル・システムにファイルを自動的にコピーします」オプションを選択しないでください。「ファイル転送の手順のリストを取得します」オプションを選択してから、tarユーティリティを使用してファイルを手動で転送する必要があります。

  • 11774029 -- Essbaseをリリース11.1.1.4からリリース11.1.2.3にアップグレードすると、管理者のみがEssbaseに対してプロビジョニングされ、その他のユーザーはプロビジョニングされません。したがって、管理者のみがEssbaseにログインできます。

    回避策: Shared Servicesがレプリケートされている追加のボックス(Shared Servicesがインストールされている初期ボックス以外)で、Foundation Services用のデータベースを構成し、他の製品、特にEssbaseを構成する前に、「旧リリースからのデータのインポート」タスクを実行します。

  • 11789346 -- Essbase再ホスティング・ツールは、ソースまたはターゲットが、論理名がサポートされていない古いバージョンのEssbaseにある場合、Essbaseリリース11.1.2.1インストールでパーティションを修正しようとします。これは無効なパーティションとなります。

    回避策: ソース・サーバーとターゲット・サーバーの両方をアップグレードするか、アップグレート前にパーティション定義を削除します。

  • 13532945 -- :リリース11.1.2.1からリリース11.1.2.3へのメンテナンス・リリースの適用後、EPM SystemコンフィグレータがAdministration Servicesの既存のDATABASE_CONNノードを検出しません。

    回避策: EPM Systemコンフィグレータで、「新規作成」を選択して、リリース11.1.2.0/11.1.2.1のAdministration Servicesデータベース・ログイン情報を指定します。

  • 11797646 -- 日本語のOracle Essbase Studio環境のアップグレードの場合、「再ホスティングされた環境へのEssbase Studioの参照の更新」のキューブ・リンケージの手順を実行するとき、現行のEssbase StudioサーバーにリンクするためにすべてのEssbaseアプリケーションおよびデータベースを更新オプションを選択すると、エラーが発生します。

    回避策: Oracle Essbase Studio User's Guideの個々のキューブのキューブ・リンケージの更新に関する項で説明されているように、キューブごとにキューブ・リンケージを個別に更新します。

  • 11887058 -- リリース11.1.1.4からアップグレードする際、Solarisにおいて-consoleモードでconfigtool.shを実行すると、以前のAdministration Servicesデータベースが要求されません。

    回避策: -guiモードまたは-silentモードでconfigtool.shを実行します。

  • 16520430 -- リリース11.1.2.1からリリース11.1.2.3へのメンテナンス・リリースの適用後、リリース11.1.2.1で作成されたカタログおよびデータ・ソースDSNがEISコンソールで表示されません。

    回避策: リリース11.1.2.3へのアップグレード後、ODBC 6.0で作成されたOBDC.INIファイルのデータ・ソースDSNをコピーして、ODBC 7.0のOBDC.INIファイル内に貼り付けます。

Financial Close Managementのアップグレード

  • 16312335 -- メンテナンス・リリースを適用して、Microsoft SQL Serverを使用している場合は、既存のソフトウェア(SOAコンポーネント)を更新した後で、SOAスキーマ(PSAコマンド)を更新する前にパッチ番号16400937を適用する必要があります。

  • 16568956 -- リリース11.1.2.3より前のリリースからFinancial Close Managementをアップグレードする場合、EPM System 11.1.2.3のインストール後に次のEPM Systemのパッチを適用します:

    Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemインストーラ: 16568956

Financial Managementのアップグレード

  • 10223268 -- EPM Systemコンフィグレータを使用してFinancial Management DCOMユーザーを構成するとき、パスワードがWindows 2008の要件を満たさなければ構成は失敗します。

    回避策: Windowsのセキュリティ標準に準拠したパスワードを使用します。

  • 11794181 -- リリース11.1.1.4からリリース11.1.2.3へアップグレードすると、リリース11.1.1.4で作成されたFinancial Managementアプリケーションをアプリケーション・ライブラリから表示することはできますが、開くことはできません。

    回避策: <EPM_ORACLE_HOME>/products/FinancialManagement/ServerにあるApplication Upgrade.exe (32ビット・マシン用)またはApplication Upgrade_x64.exe (64ビット・マシン用)を実行します。

  • 15878513 -- 以前のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードするとき、カスタム次元別名で指定された"&"文字がスキーマ・アップグレード・ユーティリティによって変換されません。

    回避策: カスタム次元の名前または別名の"&"文字へのあらゆる参照を削除します。

Financial Reportingのアップグレード

  • 16619309 -- リリース11.1.2.3に再ホストしてアップグレードする場合、Financial Reportingレポートのデータベース接続が正しく更新されない場合があります。

    回避策: 古いデータベース接続サーバーに関連付けられたポート番号がある場合は、アップグレード・プロセス中にEPM_ORACLE_INSTANCE/bin/upgrades/UpdateEssbaseServer.batまたはEPM_ORACLE_INSTANCE/bin/upgrades/UpdateEssbaseServer.shを実行する際、Financial Reportingの両方の書式を次のように指定します:

    UpdateEssbaseServer <OldServerName__Port__PortNumber> <NewClusterName>

    UpdateEssbaseServer <OldServerName:PortNumber> <NewClusterName>

Profitability and Cost Managementのアップグレード

  • 10007895 -- Oracle Hyperion Profitability and Cost Managementでは、リリース11.1.1.4からアップグレードするとき、EPM_ORACLE_INSTANCE変数が設定されていないと、アップグレードは失敗する場合があります。

    回避策: upgrade_reregister_ps1.bat|shスクリプトを実行する前に、EPM_ORACLE_INSTANCE変数が設定されていることを確認します。Oracle Enterprise Performance Management System Installation and Configuration Guideを参照してください。

Shared Servicesのアップグレード

  • 10409522 -- どのリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードする場合でも、移行がサポートされているのは、SunOne LDAPサーバーにDNまたはnsuniqueid、OIDサーバーにOrclGUID、Active DirectoryサーバーにObjectGUID、Novell eDirectoryサーバーにGUID、またはIBM LDAP Directoryサーバーにibm-entryUUIDが設定されているID属性に対してのみです。ID属性がこれら以外の値に設定されている場合は、まずサポートされているID属性に移行する必要があります。

    注意: 現在のところID属性を移行する方法はありませんが、オラクル社ではリリース9.2.1、9.3.3および11.1.1.3用のパッチを提供する予定です。サポートされていないID属性を使用している場合は、現行リリースのパッチを適用し、IDをサポートされている属性に移行してから、リリース11.1.2.3にアップグレードしてください。

Web Analysisのアップグレード

  • 11857614 -- Web Analysisでは、リリース11.1.2.0からリリース・メンテナンスを適用するとき、Web Analysis Webアプリケーションの「プロパティ - 関連コンテンツ」タブに移動して、手動でRelatedContent.Server.URL.0 パラメータを次のように変更する必要があります:

    /raframework/browse/listXML?sso_token=$SSO_TOKEN$

アンインストール

  • 番号なし-- 複数のマシンでEPM Systemコンフィグレータの2つのインスタンスを同時に実行しないでください。EPM Systemコンフィグレータの1つのインスタンスのデータが、もう1つのEPM Systemコンフィグレータのインスタンスで実行された構成を上書きする可能性があります。

  • 7376954 -- Shared Servicesレジストリ・データベースが削除されると、EPM Systemコンフィグレータにはデータベース構成パネルが表示されません。

    回避策: reg.propertiesファイルをMIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/config/foundation/11.1.2.0から削除し、EPM Systemコンフィグレータを再度実行します。

  • 7489828 -- UNIX: EPM Systemアンインストーラでは、製品のインストール場所にある一部のファイルが削除されません。

    回避策: 上書きインストールを実行します。

  • 7492265 -- EPM Systemコンポーネントをアンインストールすると、EPM SystemアンインストーラによってEPM System製品もアンインストールされます。たとえば、Interactive Reportingをアンインストールすると、Financial ReportingとWeb Analysisの配置およびFinancial Reportingサービスが削除されます。

  • 9068958 -- EPM SystemアンインストーラがWebLogicノード・マネージャ・プロセスを停止しません。

    回避策: WebLogicノード・マネージャ・プロセスをすべて手動で停止します。

  • 9446557 -- Windows: EPM Systemインストーラは、Windowsで以前のEPM Systemインストールをアンインストールした後に再インストールすると失敗します。

    回避策: アンインストール後に、Windowsマシンを再起動してから同じフォルダに再インストールします。

  • 14315784 -- EPM Systemアンインストーラを使用中に、一部のコンポーネントが削除されない場合があります。

    回避策: アンインストール後、後で使用するデータを保存してから、残りのコンポーネントをEPM_ORACLE_HOMEから削除します。

翻訳のサポート

  • 9319870 -- 日本語では、EPM Systemコンフィグレータを実行し、Shared Servicesレジストリ・データベースのユーザー名およびパスワードでダブルバイト文字(漢字やかな文字)を使用すると、Oracle Hyperion Foundation Services Webサーバーの構成は失敗します。

    回避策: Shared Servicesレジストリ・データベースのユーザー名およびパスワードをダブルバイト文字を含まないものに変更します。

  • 9436054、7678519、8286979、7812803 -- EPM System製品を英語でインストールし、構成する必要があります。EPM製品をトルコ語のマシンで使用する場合、Webブラウザの言語をトルコ語(tr)に設定します。

  • 13611014 -- ローカライズされたWin32マシンのPerformance Management Architect次元サーバーのインストールがIIS検証エラーで失敗します。

    回避策: デフォルトのWebサイトが英語である(ローカライズされていない)ことを確認します。また、デフォルトのWebサイトの索引が1であることを確認します。

  • 13621721 -- ブラウザ・クライアントのユーザー・インタフェース画面をノルウェー語で表示するため、ブラウザ・ロケールを「no」に設定する必要があります。Internet Explorerで、カスタム・ロケールを「no」に設定する必要があります(ロール・ロケールとして既存の「nn_NO」または「nb_NO」を使用できません)。Firefoxでは、ロケールとして「NO」を選択します。

  • 13783005 -- Microsoft Office 2007/2003の一部のローカライズされたバージョンで、Oracle Hyperion Smart View for Officeパネルのスマート・クエリー・メニュー・アイテムが見つかりません。

    回避策: Microsoft Officeのプライマリ相互運用機能アセンブリを適用します。

Foundation Services

Shared Services

  • 8205578 -- Shared Servicesをアンインストールする場合、すべての構成タスクがEPM Systemコンフィグレータに表示されるとはかぎりません。

    回避策: 既存のEPM System製品を再インストールし、EPM Systemコンフィグレータを再起動します。

  • 11685769 -- Oracleデータベースの場合、次の手順を実行すると、エラーが表示され、EPM Systemコンフィグレータが閉じられます:

    1. EPM Systemコンフィグレータで、EPM Systemコンフィグレータのレジストリの「データベース構成」ダイアログ・ボックスにデータベース情報を入力し、「次へ」をクリックします。「製品の選択」パネルが表示されます。

    2. 「戻る」をクリックします。レジストリの「構成」パネルが表示されます。

    3. 接続情報は変更せずに、「次へ」をクリックし、「前に構成されたShared Servicesデータベースに接続」を選択します。

      回避策: EPM Systemコンフィグレータを閉じて、レジストリ・データベースを再作成します。

Performance Management Architect

  • 9446072 -- Oracle Hyperion EPM Architectデータベースとインタフェース・データ・ソース構成用にEPM Systemコンフィグレータを実行する際、SQL Serverの名前付きインスタンスを使用する場合は、固定ポートを指定する必要があります。

Smart View

  • 8225209、8304976 -- EPM System製品をインストールしていないマシンにSmart Viewをインストールする場合、Smart Viewが適切にインストールされません。

    回避策: Smart Viewを再度インストールします。

  • 9195279 -- Windows 2003: EPM Systemインストーラの実行時、Smart ViewでMSXML6モジュールのWindows Server 2003 R2へのインストールに失敗します。このため、「オプション」ダイアログ・ボックスを開こうとすると、Excel 2003が終了します。

    回避策: C:/oracle/SmartView/bin/msxml6.msiを手動で実行します。

  • 9355339 -- Smart Viewをドイツ語ロケールで実行すると、"objekt Smart View Extension Activator Konnte nicht erstellt werden...."というメッセージが表示されます。

    回避策: .NETが正しくインストールされていることを確認します。

  • 9360477 -- 外部ドライブが接続されている場合、EPM SystemインストーラではSmart Viewが外部ドライブにインストールされ、ローカルのC:\ドライブにはインストールできず、最終使用日は更新されません。

    回避策: Smart Viewのインストール時、外部ドライブを切断します。

  • 9526875 -- Smart ViewクライアントがShared ServicesプロバイダURLに接続しません。接続の検証に、Internet Explorerのデフォルト・タイムアウトより長い時間がかかります。

    回避策: Internet Explorerのタイムアウトを再設定します:

    1. 「スタート」、「ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。regeditと入力して「OK」をクリックします。

    2. Windowsレジストリの次のキーを検索してクリックします:

      HKEY_CURRENT_USER/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Internet Settings

    3. 「編集」メニューで「新規」、「DWORD値」の順にクリックします。

    4. KeepAliveTimeoutを入力してから、[ENTER]を押します。

    5. 「編集」メニューで「修正」をクリックします。

    6. タイムアウト値(ミリ秒)を入力し、「OK」をクリックします。たとえば、タイムアウト値を2分に設定するには、120000と入力します。

    7. Internet Explorerを再起動します。

      新規のタイムアウト設定を更新するには、Excelの再起動も必要になる場合があります。

  • 13530466 -- EPM Workspaceユーザー・インタフェースから64ビット・バージョンのSmart Viewを選択してインストールできません。

    回避策: EPM Workspaceユーザー・インタフェース以外の場所から64ビット・バージョンのOracle Hyperion Smart View for Officeをインストールします。

Essbase

Essbaseサーバー

  • 9789002 -- ARBORPATHがマップ済ドライブを指す場合、OPMNではEssbaseを起動できません。

    回避策: ARBORPATHをマップ済ドライブに 指定しないでください。

  • 10305367 -- 新しいLinuxマシンでは、Essbaseがインストール後に起動しない可能性があります。libstdc++ファイルに関するエラー・メッセージが返される場合があります。例:

    ./ESSCMD: 共有ライブラリのロード中にエラーが発生しました: libstdc++.so.5: 共有オブジェクト・ファイルを開けません: 該当するファイルまたはディレクトリがありません

    回避策: compat-libstdc++をインストールします。

    1. compat-libstdc++のインターネット検索を実行します。

    2. 自分の環境に適したダウンロード(SUSE LinuxまたはRed Hat Linux、32ビットまたは64ビットなど)を見つけます。

    3. ファイルをインストールするための手順に従います。

    4. Oracle Essbaseをインストールします。

  • 11716777 -- 集約ストレージ・テーブルスペース・ファイルの場所を正確に496バイトの長さのパスで作成すると、プログラムが異常終了する可能性があります。

Administration Services

  • 7461473 -- Administration Servicesポートを修正すると、Oracle Hyperion Shared Servicesでメニュー・コマンド「アクセス権の割当て」が表示されなくなります。

    回避策: Oracle Essbase Administration Servicesコンソールにログインし、該当するエンタープライズ・ビューで「すべて登録(I)」コマンドを使用します。「Essbaseサーバー」、「HOSTNAME」、「アプリケーション」項目の順に移動します。

Integration Services

  • 7253757 -- Windows 2003 SP 1では、インストール後にOracle Hyperion Enterprise Performance Management SystemインストーラがWindowsサービスを使用してIntegration Servicesのサービスを開始および停止します。Windowsサービス・コンソールでサービスが停止された後も、olapisvr.exeが依然として実行されている場合があります。

    回避策: olapisvr.exeおよびolapisvc.exeプロセスを手動で停止します。

Planning

  • 16446154 -- HPUX-64環境で単一の管理対象サーバーにすべての製品を配置する際、PlanningでPermGen領域が不足する可能性があります。

    回避策: 独自のJVMに固有の管理対象サーバーにOracle Hyperion Planningを配置します。

Reporting and Analysis

全般

  • 9232850 -- startRaFramework.batで、Reporting and Analysis Framework WebアプリケーションとReporting and Analysisエージェントの両方が起動されます。両方を起動するための依存性を削除する必要があります。

    回避策:

    • Reporting and Analysisエージェントを起動するには、次を実行します

      MIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/bin/startRaFrameworkAgent.bat

    • Reporting and Analysis Framework WebアプリケーションとReporting and Analysisエージェントの両方を起動するには、次を実行します

      MIDDLEWARE_HOME/user_projects/epmsystem1/bin/startRaFramework.bat

Dashboard Development Services

  • 7117352 -- Oracle Hyperion Dashboard Development ServicesがWindows Vistaにインストールされると、EPM Oracleホーム・ディレクトリの下のフォルダが読取り専用になります。

    回避策: EPM Oracleホーム・フォルダ・セキュリティにドメイン・ユーザーまたはグループを追加し、ユーザーに書込み権限を割り当てます。

EPM Workspace

  • 14037250 -- WebSphere 7.0.0.21の使用時にEPM Workspaceにログインできません。

    回避策: 次の手順を完了します:

    1. 「セキュリティ」、「グローバル・セキュリティ」、「Java Authentication」、「Authorization Service」、「JAAS - J2C認証データ」の順に選択します。データソースを選択してパスワードを入力します。すべてのデータソースに対して、この手順を繰り返します。

    2. 「リソース」、「JDBC」、「データ・ソース」の順に移動します。データソースを選択してから、「追加プロパティ」、「接続プール・プロパティ」、「接続プール・カスタム・プロパティ」、「すべてのプロパティの削除」の順に選択します。「保存」をクリックし、この手順をすべてのデータソースに対して繰り返します。

    3. 「システム管理」、「ノード・エージェント」の順に選択します。ノードを選択して、「ノード上の全サーバーの再起動」をクリックします。

Financial Reporting

  • 10053116 -- Financial Reporting Studioインストーラにより、インストールの設定タスクの完了後の短時間に継続して実行される可能性がある個別のコンソール・ウィンドウが起動されます。これは予期される通常の動作です。

Production Reporting

  • 7165746 -- Oracle Hyperion Shared Servicesレジストリを使用してURLを格納するかわりに、Reporting and Analysis Framework Webアプリケーションを配置する場合にOracle Hyperion SQR Production Reportingポートレットがportlet.xmlを使用します。

    回避策: EPM Workspace Webアプリケーションのportlet.xml:の次のポートレット値を更新します:

    • FOUNDATION_HOST - EPM Workspace Webサーバー・マシンのホスト名。

    • FOUNDATION_PORT - Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspace Webサーバー・マシンのリスニング・ポート。デフォルト値は19000です。

Web Analysis

  • 13376284、13813169 -- Oracle Hyperion Reporting and Analysis FrameworkおよびWeb Analysis Webアプリケーションを別のマシンにインストールする場合、Web Analysisを起動できません。

    回避策: Web Analysisを実行しているマシンにOracle Hyperion Reporting and Analysisサービスをインストールし、EPM Systemコンフィグレータを使用してWeb Analysisを再構成します。

    1. Reporting and Analysis Frameworkの「データベースの構成」タスクを選択します。

    2. 「前に構成したデータベースに接続」を選択します。

    3. Oracle Hyperion Reporting and Analysis Frameworkデータベースの詳細を指定します。

Financial Performance Managementアプリケーション

Calculation Manager

  • 13423478 -- IBM WebsphereのCalculation Manger Webレポートを開始する場合、次の例外が起動ログ・ファイルに表示されます: ManagedConnectionの'cleanup'を呼び出せません

Financial Close Management

  • 11831948 -- Financial Close Managementのインストールの場合、新規インストールにSOAをインストールおよび構成した後、またはSOAをメンテナンス・リリースのインストール用にアップグレードした後、My Oracle Supportから入手可能な次のパッチをOracle Fusion Middlewareに適用します:

    • 11837635 - 11.1.1.4.0上の基本バグ11063511用のPSE (PSE #527410)。

      このパッチの場合は、ORACLE_HOME環境変数を../Oracle/Middleware/Oracle_SOA1に設定します。

    • 11864201 - 11.1.1.4.0上のMLRバグ11864201用のPSE (PSE #536496)

      このパッチの場合は、ORACLE_HOME環境変数をMIDDLEWARE_HOME/oracle_commonに設定します。

    パッチを適用する前に、Financial Close Management管理対象サーバー、SOA Serverおよびすべての管理対象サーバーをシャットダウンします。パッチの適用方法の詳細は、パッチのReadmeを確認してください。

  • 13784940 -- 分散環境でFinancial Close ManagementおよびSOAを配置中に、「SOAに配置」タスクに失敗する場合、次のようなメッセージに対してconfigtool.logファイルを確認します:

                   Caused By: weblogic.descriptor.BeanUpdateRejectedException: A JNDI name 
    already exists at weblogic.jndi.internal.ForeignJNDILinkManager.checkDuplicate(ForeignJ 
    NDILinkManager.java:137)
    
                

    回避策: 上記のようなメッセージが表示される場合、Oracle WebLogic Serverを再起動し、EPM Systemコンフィグレータで、「SOAに配置」を再選択します。

  • 14221759 -- Financial Close Managementのデータベース構成を再開する際、既存のデータベースで表を削除および再作成するためにEPM Systemコンフィグレータを使用しないでください。かわりに、新しい空のデータベースに対して構成する必要があります。

  • 16590013 -- Oracle HTTP ServerがOracle Hyperion Financial Close Managementとは異なるホスト上にある場合、次のタスクを実行してMOD_WL_SOA_OHS.CONFを手動で変更する必要があります:

    1. OHS/Webserverボックスで、EPM_ORACLE_INSTANCE/httpConfig/autogenerated/soa/mod_wl_ohs.confをコピーしてその名前をmod_wl_soa_ohs.confに変更します。

    2. mod_wl_soa_ohs.confをテキスト・エディタで開き、soa_server_host:soa_server_portおよびadmin_server_host:admin_server_portをSOAホストおよびポートと、WebLogic管理サーバーのホストおよびポートの実際の値で置き換えます。

    3. 変更したmod_wl_soa_ohs.confファイルをEPM_ORACLE_INSTANCE/httpConfig/ohs/config/OHS/ohs_componentフォルダにコピーします。

    4. テキスト・エディタで、EPM_ORACLE_INSTANCE/httpConfig/ohs/config/OHS/ohs_componentフォルダの下のhttpd.confを開き、次の行を<VirtualHost>タグ内に追加します:

      Include "conf/mod_wl_soa_ohs.conf"

      例:

                           <VirtualHost *:19000>
           Include "conf/mod_wl_ohs.conf"
           Include "conf/epm_online_help.conf"
           Include "conf/epm_rewrite_rules.conf"
           Include "conf/epm.conf"
           Include "conf/mod_wl_soa_ohs.conf"
      </VirtualHost>
      
                        
    5. OHSインスタンスを再起動します。

Financial Management

  • 8560293 -- Microsoft Windows 2003 SP2: 一部のWindows 2003 SP2インストールでは、Financial ManagementまたはOracle Hyperion Financial Reportingからの接続中に、クライアントで「アクセス拒否」が発生することがあります。クライアント・マシンのイベント・ログに、エラー・メッセージ「一般のアクセスが拒否されました」が示されます。

    回避策: 次のDWORD値が存在しない場合は、Windowsレジストリに追加します:

    1. レジストリ・エディタで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows NT\Rpcの下に、新しいDWORD値をServer2003NegotiateDisableという名前で追加します。

    2. 「Server2003NegotiateDisable」を右クリックして、「変更」をクリックします。

    3. 「値のデータ」に「1」を入力して、「OK」をクリックします。

      注意: この設定によりバインド時間ネゴシエーションおよび複数転送構文ネゴシエーションを使用不可にします。

    4. Windowsのレジストリ・エディタを終了して、コンピュータを再起動します。

    5. 文キャッシングを有効にします。(構成値はゼロにできません。推奨される値は1から10です。)

    6. 次のレジストリ値を編集します: Hkey_Local_Machine\Software\Oracle\Key_Homename\Oledb 値名: StmtCacheSize 値(小数): 1(ここで、Key_Homenameは該当するOracleホームを指します)。

    7. HFMアプリケーション・プロセスを停止して再起動します。

      また、64ビットのオペレーティング・システムでSystem 11と10gデータベースを一緒に使用する場合、すべてのFinancial ManagementサーバーのOracle OLEプロバイダが少なくとも10.2.0.4.21以上であることが必要です。32ビットと10gの組合せの場合、OLEプロバイダは、少なくともデータベース・サーバーと同じバージョンであることが必要です。32ビットまたは64ビットを実行していて、11.1.0.6か11.1.0.7のOLEプロバイダを使用する場合は、Oracle Database Client 11.1.0.7.33以上にアップグレードする必要があります。

  • 10640500 -- Financial ManagementにOracle Database Client 10.2.xまたは11.1.xを使用する場合は、すべてのFinancial Managementアプリケーション・サーバーでOracle OLE DBのStmtCacheSizeレジストリ設定を10にする必要があります。これは、Oracle Provider for OLE DBのメモリの問題によるものです。レジストリの設定パスは次のとおりです: Hkey_Local_Machine\Software\Oracle\Key_Homename\Oledb。11.2.xのOracle Database Clientの場合は変更しないでください。

    高いメモリー使用率を解決するには:

    1. 文キャッシングを有効にします。(構成値はゼロにできません。推奨される値は1から10です。)

    2. 次のレジストリ値を編集します: Hkey_Local_Machine\Software\Oracle\Key_Homename\Oledb 値名: StmtCacheSize 値(小数): 1(ここで、Key_Homenameは該当するOracleホームを指します)。

    3. HFMアプリケーション・プロセスを停止して再起動します。

      また、64ビットのオペレーティング・システムでSystem 11と10gデータベースを一緒に使用する場合、すべてのFinancial ManagementサーバーのOracle OLEプロバイダが少なくとも10.2.0.4.21以上であることが必要です。32ビットと10gの組合せの場合、OLEプロバイダは、少なくともデータベース・サーバーと同じバージョンであることが必要です。32ビットまたは64ビットを実行していて、11.1.0.6か11.1.0.7のOLEプロバイダを使用する場合は、Oracle Database Client 11.1.0.7.33以上にアップグレードする必要があります。

  • 13650082 -- Financial ManagementがWindows 2008 Serverで実行されている場合、削除対象としてマークされているレジストリ・キーに不正な操作を試行しましたというエラーが発生する場合があります。

    回避策: グループ・ポリシー・エディタを使用して、ツリーをコンピュータ構成、管理テンプレート、「システム」、UserProfilesの順に展開します。ユーザーのログオフ時にユーザー・レジストリを強制的にアンロードしないのオプションを「使用可能」に変更して、変更を有効にするためにマシンを再起動します。

  • 13742721 -- Financial ManagementデータベースとしてDB2、データベース通信プロトコルとしてSSLを使用する場合、Financial Managementでデータベースの接続に失敗する場合があります。

    回避策: すべてのアプリケーションおよびWebサーバーで、2つの新しいNTレジストリ値および1つのUDLファイルを作成します。

    キー名: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hyperion Solutions\Hyperion Financial Management\Server

    値名: SystemDataLinkFile

    値タイプ: REG_SZ

    値: <path to UDL file>

    値名: UseUDLFile

    値タイプ: DWORD

    値: 1

  • 13794174 -- Internet Explorer 8で、互換表示設定がオンの場合、Financial Managementのログイン時に次のエラーが表示されます: 現在の互換性設定はサポートされていません。このWebページを実行する前に互換性ビューを無効にしてください。

    回避策: 互換表示設定をオフにします。

  • 13836030 -- オペレーティング・システムのユーザー・ログイン情報が変更されると、Financial Managementが動作を停止します。

    回避策: DCOMユーザー・ログイン情報をWindows構成で格納されます。DCOMユーザー・ログイン情報を変更する場合、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemコンフィグレータを使用して、Oracle Hyperion Financial Management DCOMを再構成する必要があります。

FDM

  • 14057387 -- FDM Webを分散環境のみでインストールする際、Web Configuration Managerの「スタート」メニューが不完全です。

    回避策: 「スタート」メニューを修正するには、次の手順を実行します:

    1. WebConfigManager.exeを右クリックします。

    2. 「ショートカットの作成」を選択し、ショートカットを<EPM_ORACLE_HOME>\products\FinancialDataQuality\WebServerComponents\WebConfigManagerの下の場所に方向付けます。

      ショートカットのタイトルを「FDM Webアプリケーションの構成」になるように設定します。

    3. ターゲットを<EPM_ORACLE_HOME>\products\FinancialDataQuality\WebServerComponents\WebConfigManager\WebConfigManagerDM.exeに設定します。

  • 16614312 -- Oracle Hyperion Financial Data Quality Managementのみをインストールする際、HFMアダプタ・タスクが失敗します。

    回避策: .Net 4.0を手動でインストールしてから、HFMアダプタ構成タスクを再実行します。

Provider Services

  • 13423478 -- Oracle Hyperion Provider Services Webレポートを開始する場合、次の例外が起動ログ・ファイルに表示されます: ManagedConnectionの'cleanup'を呼び出せません

    回避策: IBM Fix Pack 7.0.0.23 (リリース予定日は2012年5月)を適用します。

Strategic Finance

  • 16231568 -- Oracle Hyperion Strategic Financeクライアントを、Oracle Hyperion Strategic Finance Serverもインストールされているシステムからアンインストールする際、共通コンポーネントの削除オプションを選択しないでください。このオプションを選択するとシステムが使用できなくなる可能性があります。

Disclosure Management

  • 16422195 -- SSLオフロードでは、Oracle Hyperion Disclosure ManagementおよびWeb Analysisについて次の手動手順が必要です:

    1. ESSBASE_ORACE_INSTANCE/httpConfig/ohs/config/OHS/ohs_component/mod_wl_ohs.confを編集して、Oracle Hyperion Web Analysisおよびマッピング・ツールの場所(/WebAnalysis and /mappingtool)に対してWLPRoxySSL OFFを削除またはコメントします。

    2. WebLogicコンソールで、ドメイン名をクリックし、「Webアプリケーション」タブをクリックしてから、「WebLogicプラグイン有効」を選択します。

    3. サービスを再起動します。

ドキュメントの更新事項

EPM System製品ドキュメントへのアクセス

各EPM System製品ガイドの最新版は、OTN WebサイトのEPM Systemドキュメント領域(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)からダウンロードまたは表示できます。EPM System Documentation Portal(http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)も使用でき、EPM Supported Platform Matrices、My Oracle Supportおよびその他の情報リソースへのリンクもあります。

配置関連のドキュメントは、Oracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。

個別の製品ガイドは、Oracle Technology Network Webサイトからのみダウンロードできます。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。回避策: コード・スニペットをHTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

ドキュメントのフィードバック

製品のドキュメントに関するフィードバックを次の電子メール・アドレスに送信してください:

EPMdoc_ww@oracle.com

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アクセシビリティの考慮事項

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。EPM System製品は、製品のアクセシビリティ・ガイドに記載されているアクセシビリティの機能をサポートします。このガイドの最新版は、Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Performance Management System Documentation Library (http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)にあります。

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