Oracle® Hyperion Shared Services

Readme

リリース11.1.2.3.000


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著者: EPM 情報開発チーム

OracleおよびJavaはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

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このソフトウェアまたは関連ドキュメントを、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供する場合は、次の通知が適用されます。

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このソフトウェアもしくはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアもしくはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。


目次:

目的

このリリースでの新機能

インストール情報

サポートされているプラットフォーム

サポートされている言語

サポートされているこのリリースへのパス

このリリースで修正された問題

既知の問題

ドキュメントの更新事項

ドキュメントのフィードバック

アクセシビリティの考慮事項

目的

このドキュメントには、Oracle Hyperion Shared Servicesのこのリリースに関する重要な最新情報が含まれています。Oracle Enterprise Performance Management Systemをインストールする前に、このReadmeを十分に確認してください。

このリリースでの新機能

このリリースのインストール、アーキテクチャおよび配置の変更に関連する新機能は、Oracle Enterprise Performance Management System Readmeのこのリリースでの新機能に関する項を参照してください。

リリース11.1.2.011.1.2.1または11.1.2.2を使用している場合、これらのリリースで追加された新機能のリストを確認するには、Cumulative Feature Overviewツールを使用します。このツールを使用すると、現在の製品、現在のリリース・バージョンおよびターゲット実装のリリース・バージョンを識別できます。1回のクリックで、現在のリリースからターゲットのリリースまでに開発された製品の機能に関するカスタマイズされた一連の概要が短時間で生成されます。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1092114.1

全般

リリース11.1.2.3のドキュメント・ファイルは、MOBIファイル(以前から利用可能)とEPUBファイルの2つのモバイル形式で使用できるようになりました。EPUBドキュメント・ファイルは、すべてのAppleモバイル機器(iPad、iPhoneおよびiPod Touch)でサポートされています。EPUBファイルは多くのモバイル機器でサポートされますが、Appleモバイル機器でのみ動作保証されています。その他のデバイスは今後動作保証される予定です。

Shared Services

  • ログ分析ユーティリティ。ログ分析ユーティリティという新しいユーティリティがEPM Systemの問題のトラブルシューティングに使用できます。このユーティリティの使用方法は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成トラブルシューティング・ガイドを参照してください。

  • Oracle Hyperion Shared Services ConsoleとOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceとの統合。Shared Services ConsoleはEPM Workspaceの一部として表示されます。Shared Services Consoleには、EPM Workspaceのメニュー・オプションを使用してアクセスします。

  • ダイナミック・ヘルプ:Shared Servicesにはダイナミック・ヘルプ・システムが実装されており、同様にダイナミック・ヘルプ・システムが実装されているEPM Systemコンポーネント全体で情報を検索できます。

ライフサイクル管理

Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理11.1.2.3は、次の新機能を提供します。

  • Shared Services Consoleのファイル・システム・ノードからアーティファクトをダウンロードすることで、アプリケーション・アーティファクトをある環境から別の環境に移動します。ダウンロードされたアーティファクトは、ZIPファイルに保存され、別の環境にアップロードできます。

  • リリース11.1.1.4にパッチを適用した後、データ・セットをリリース11.1.2.3にインポートします。リリース11.1.1.4に適用する必要があるパッチは、一般にまだ使用できるようになっていません。

  • ライフサイクル管理では、Oracle Essbase Studioをサポートするようになりました。

  • EPM System内のアーティファクトに対して行われた変更を識別する、アーティファクトの変更レポート。このレポートは、ライフサイクル管理ユーザー・インタフェースおよびコマンドライン・ユーティリティを使用して生成できます。

  • ライフサイクル管理ユーティリティの新しいコマンドライン引数

    • -msは、移行定義ファイルによって定義された最終移行後にシステムで変更されたアーティファクトをリストします。

    • -lmu usernameは、特定のユーザーによって変更されたアーティファクトをリストします。

  • ライフサイクル管理でサポートされているアプリケーションをある環境から別の環境に簡単に複製できる新しいコマンドライン・ユーティリティ。

    • epm_cloneexport

    • epm_cloneimport

  • 次のような新しいアーティファクトをサポートします:

    • Oracle Essbase: データベース・プロパティ、ディスク・ボリューム、テーブル・スペース、ドリルスルー定義、カスタム定義マクロおよび関数

    • Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Edition: ユーザー設定、クエリー定義、レポート定義、レポート・グループ、ロジック・グループ、確認ルール・グループ、確認エンティティ・グループ、セキュリティ設定

    • Oracle Hyperion Financial Close Management: Close Manager用に追加されたフィルタ、Close ManagerおよびAccount Reconciliation Manager用に追加されたユーザー・プリファレンス

    • Oracle Hyperion Financial Management: アプリケーションのベース・レベル・データ、アプリケーション・モジュール構成

    • Oracle Hyperion Planning: アドホック・オプション

インストール情報

EPM System製品のインストールに関する最新情報は、『Oracle Enterprise Performance Management System Readme』を参照してください。EPM System製品をインストールする前に、この情報をよく確認してください。

サポートされているプラットフォーム

EPM System製品のシステム要件およびサポートされているプラットフォームに関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスにスプレッドシート形式で提供されます。このマトリックスは、Oracle Technology Network (OTN)の「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされている言語

EPM System製品でサポートされている言語に関する情報は、Oracle Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスの「Translation Support」タブでスプレッドシート形式で提供されるようになりました。このマトリックスは、OTNの「Oracle Fusion Middleware Supported System Configurations」ページに掲載されています:

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

サポートされているこのリリースへのパス

EPM Systemは、次のリリースからリリース11.1.2.3にアップグレードできます:

注意: アップグレード手順は、『Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイド』EPM System製品のアップグレードに関する項を参照してください。

表1. サポートされているこのリリースへのパス

アップグレード・パスのリリース: 元リリース11.1.2.3へ

11.1.2.x

リリース11.1.2.3へのメンテナンス・リリースを適用します。

Financial Close Managementの場合、メンテナンス・リリースの適用はリリース11.1.2.1および11.1.2.2.からのみサポートされています。

11.1.1.4.x

リリース11.1.2.3にアップグレードします。

リリース11.1.1.0.xから11.1.1.3.x

リリース11.1.1.4へのメンテナンス・リリースを適用した後、リリース11.1.2.3.にアップグレードします。

リリース9.3.3.x

リリース11.1.2.2にアップグレードした後、リリース11.1.2.3へのメンテナンス・リリースを適用します。

複数のリリースが含まれている環境(1つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境、または2つのShared Servicesのインスタンスが含まれている環境も該当します)

Oracle Enterprise Performance Management Systemインストールおよび構成ガイドのEPMシステム製品のアップグレードの章に記載されている、複数リリース環境からのアップグレードに関する説明を参照してください。

注意: リリース9.2.0.3+、9.3.0.x、9.3.1.x (Oracle Essbase 9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6、9.3.1.7を除く)または11.1.1.xから始める場合、まずリリース11.1.1.3にアップグレードした後、リリース11.1.1.4へのメンテナンス・リリースを適用してから、リリース11.1.2.3にアップグレードすることをお薦めします。前のリリースから開始する場合、開始するリリースからのアップグレードが直接サポートされている最高レベルのリリースにアップグレードすることをお薦めします。

EssbaseとShared Services間のセキュリティの同期は、Essbaseリリース9.3 (リリース9.3.1.4.1から開始)で削除されました。ただし、EssbaseとShared Servicesリリース11.1.1.3ではセキュリティ情報が同期されます。このため、Essbaseリリース9.3.1.4.1、9.3.1.5、9.3.1.6、9.3.1.7のいずれかを使用している場合は、まずすべての製品をリリース9.3.3にアップグレードしてから、リリース11.1.2.2にアップグレードし、リリース11.1.2.3にメンテナンス・リリースを適用する必要があります。

このリリースで修正された不具合

この項では、リリース11.1.2.3.000で修正された不具合について説明します。以前のリリースで修正された不具合のリストを確認するには、Defects Fixed Finderを使用します。このツールを使用すると、所有している製品および現在の実装のリリースを識別できます。1回のクリックで、修正された不具合の説明および関連するプラットフォームとパッチ番号のカスタマイズされたレポートが短時間で生成されます。このツールはこちらにあります:

https://support.oracle.com/oip/faces/secure/km/DocumentDisplay.jspx?id=1292603.1

全般

  • 13807337 – Internet Explorer 9:Shared ServicesにInternet Explorer 9を使用してアクセスした場合、ユーザー・インタフェースのフレームが一部崩れて表示されることが確認されています。

  • 13807334 – Internet Explorer 9: Internet Explorer 9を使用して一部のタスクフロー画面にアクセスしたとき、現在のタブから別のタブにフォーカスが移動します。

  • 13803650 – Internet Explorer 9: Shared Services内でアクションを実行したユーザーおよびグループについて監査レポートを生成しようとすると、Javaスクリプト・エラーが表示されます。

  • 13808793 – Internet Explorer 9: [Tab]キーを押して、あるフィールドから別のフィールドへフォーカスを移動する場合、Internet Explorer 9を使用していると設計どおりに機能しません。

  • 14780534 - [Delete]をクリックしてカーソルの右側の文字を削除すると、ユーザーまたはグループが削除されることがあります。

Shared Services

  • 10624324 – UNIX環境で実行されているライフサイクル管理機能で、移行ジョブに対して重複するプロセスが起動される場合がありました。

  • 10016143 –ライフサイクル管理での移行は、Windowsの予約名(CON、PRN、AUX、NULなど)と同じ名前のアーティファクトおよびフォルダで失敗します。予約名の詳細なリストは、オペレーティング・システムのベンダーのサイトを参照してください。

  • 10190841 – 「削除」オプションを使用してShared Servicesアーティファクトをインポートすると、管理ユーザー(Shared Services管理者)に割り当てられているEssbaseの役割がプロビジョニング解除されます。

  • 11714345 – アクセシビリティ・モードで、「ユーザー・プロパティ」、「グループ」、「役割」および「委任リスト」画面に、切り詰められたリストが右側にスクロール・バーを伴って表示されます。

  • 11777591 – 単一のアーティファクトをインポートする場合、インポートに失敗しました java.lang.NullPointerExceptionが表示されます。

  • 11799522 –EPM Systemユーザーがネイティブ・ディレクトリから、または構成済外部ユーザー・ディレクトリから削除されたとき、EPM Systemセキュリティに通知されません。

  • 12415868 - Shared Services Consoleの「グループ・フィルタ」「削除」を押すと、前に選択したグループが削除されます。

  • 13330297 - 静的CSS.xmlは、EPM Systemのインストール・ディレクトリに格納されます。また、ネイティブ・ディレクトリの更新は廃止されていますが、そのインストール場所からは削除されていません。

  • 13635596、13635615 – 一部のメッセージがローカライズされていません。

  • 13863989 – Shared Services Consoleに誤った著作権情報が表示されます。

  • 15974441 - ユーザーのアクティブ化および非アクティブ化に使用されるボタンがグレー表示されるため、ディレクトリ・マネージャの役割がプロビジョニングされたユーザーは、ユーザーを非アクティブまたはアクティブにできません。

  • 14404167 - Shared Servicesでは、Oracle Hyperion Financial Data Quality Managementの役割として「統合の作成」および「統合の実行」がリストされます。

ライフサイクル管理

全般

  • 11843712 – Windows環境でライフサイクル管理ユーティリティを使用して移行を実行している場合、マップされたネットワーク・ドライブのインストーラを使用して環境がインストールされていた場合、エラー: ODL-52016: FAILURE TO ROTATE LOG FILEが表示される場合があります。

  • 12432772 –ライフサイクル管理で、ソース環境とターゲット環境が一致しない移行が許可されます。

  • 13803215 – リリース11.1.2.0からリリース11.1.2.2へのメンテナンス・リリースを適用する場合、Essbaseアプリケーションが、プロビジョニング・ユーザー・インタフェース、またはShared Services Consoleのアプリケーション・リストに表示されません。

  • 13850286 – データのインポート先の環境にアプリケーションが存在しない場合、ライフサイクル管理はユーザー定義役割とそのプロビジョニング・データのインポートに失敗します。

  • 13898763 – エクスポート用に選択されたフォルダ内のアーティファクト名に、フォワード・スラッシュまたはバック・スラッシュ文字(/、\)が含まれている場合、そのフォルダ内のすべてのアーティファクトについて、アーティファクトのエクスポート操作が失敗します。

  • 13899538 – 特殊文字を含むタスク・タイプのインポート中、問題が発生することが確認されています。選択したタスク・タイプの1つのみがインポートされても、インポート操作は成功とレポートされます。

  • 13899602 – ライフサイクル管理のlsコマンド・ライン・ユーティリティで、import.xmlの内容を情報およびリソース・レベルで表示する際、フォルダ名が表示されません。

  • 15869790 -ライフサイクル管理に、次元が最後に変更された時間が表示されません。次元が変更された(日付と時刻ではなく)日付のみが表示されます。

Planning

  • 7454233 –Oracle Hyperion Business Rulesアーティファクトの移行後に、ソース環境とターゲット環境のXML間で差異が発生する場合があります。この差異は、宛先環境に追加されるシーケンスおよびアプリケーションの順番により発生します。また、宛先のシーケンスまたはアプリケーションの数によっても差異が発生します。たとえば、ソース・アプリケーションに1から5で始まるIDを持つ5つのシーケンスがあり、宛先にすでに3つのシーケンスがある場合、インポート時に、シーケンスは宛先環境において4で始まるように番号が変更されます。このため、ソースと宛先のXML間で値に差異が発生します。

  • 9363364、9354048 – アーティファクト・パス名が長いため、フォームおよびメニューのインポートに失敗します。Windowsの制限のため、アーティファクト・パスが256文字を超える場合、ライフサイクル管理では移行できません。

  • 10282522 –ライフサイクル管理機能を使用して、<または>=演算子を含むルール構文のビジネス・ルールをエクスポートすると、演算子の間に空白が追加され(< =など)、ターゲット環境でのルールの起動が失敗します。

  • 13373739 –ライフサイクル管理を使用して、エンティティ次元のメンバー数が150,000を超えているサイズの大きいアプリケーションをインポートすると、メモリー不足エラーが発生する場合があります。

  • 13406410 – ライフサイクル管理を使用して移行した後、フォームに添付されているビジネス・ルールの正しいプラン・タイプへの割当てが失われるため、手動で解決する必要があります。たとえば、プラン・タイプ2に関連付けられているフォームにビジネス・ルールが割り当てられている場合、移行後、このビジネス・ルールはプラン・タイプ1から抽出されます。

FDMEE

  • 13806448 – アーティファクトのインポートの失敗を示す汎用メッセージが表示されます。

Reporting and Analysis

  • 13359276 – 「すぐに実行」オプションを使用してバッチを作成およびスケジュールすることで移行したアーティファクトの日付が、「バッチ・スケジューラ」ページの日付列に表示されません。

  • 13734372 – 「新規アーティファクトのみ置換」「はい」に設定されたインポートの後に生成された監査レポートが、インポートされていない古いアーティファクトの監査情報を識別します。

  • 13850711、13820579 – Internet Explorer 9: 英語を含む一部のロケールで、アーティファクトのエクスプローラ画面の「検索」ボタンのテキストが切り詰められて表示されます。

Financial Reporting

  • 13367741 – 一部の新しいアーティファクトが、わかりやすい名前を使用して識別されません。

  • 13628234 –ライフサイクル管理を使用してアーティファクトをインポートした後、単一のグリッドにリンクされた複数のデータ・ソースを持つOracle Hyperion Financial Reportingのレポートを開くことができません。

既知の問題

このリリースで注意が必要な既知の問題は次のとおりです。

全般

  • 16015404 - ログ分析レポートに一部のメッセージが文字化けして表示されます。

    回避策: EPM_ORACLE_INSTANCE/bin/loganalysis.bat (Windows)またはEPM_ORACLE_INSTANCE/bin/loganalysis.sh (UNIX/LINUX)を編集して、次のディレクティブを追加します:

    -Dfile.encoding=UTF-8
  • 16552538 - 日本語にローカライズされた配置から生成されたログ分析レポートで、一部のメッセージの日本語の文字が文字化けして表示されます。

  • 15963289 -Oracle Hyperion Shared Servicesおよびライフサイクル管理のオンライン・ヘルプは、日本語にローカライズされた配置では使用できません。

Shared Services

  • 16584509 - Oracle Hyperion Shared Services Consoleで、FDMEEのアプリケーション・グループ・ノードの下に文字化けした文字が表示されます。

全般

  • 16359541 - 日本語にローカライズされた配置で、コンテキスト依存ヘルプがライフサイクル管理の「アーティファクト・リスト」画面で使用できません。

  • 16519401 – アジア言語(日本語、韓国語および中国語)の配置で、アーティファクトの変更レポートをカンマ区切り値(csv)ファイルにエクスポートすると失敗します。

  • 16512347 – メタデータに日本語の文字が含まれている場合、ライフサイクル管理より、Financial Managementのアーティファクトがインポートされません。

  • 16237258 -FDMEEの一部のライフサイクル管理ツールのヒントで、古い名前(ERP Integrator)を使用してコンポーネントが参照されています。

  • 16237529 - 一部のエクスポートされたコンテンツおよび移行レポートで、古い名前(ERP Integrator)を使用してFDMEEが参照されています。

  • 16234924 - 高コントラスト・モードで、いくつかの表示の問題がライフサイクル管理で確認されています。

  • 16071526、16071803、16071436、16051944 – ローカライズされた配置で、一部のライフサイクル管理の画面、メニュー・オプションおよびメッセージが英語で表示されます。

  • 16072648 - いくつかのライフサイクル管理のユーザー・インタフェース問題がロシア語と日本語にローカライズされた配置で確認されています。

  • 16075552 - エクスポートされたアーティファクトにオペレーティング・システム固有のパスが含まれています。

    回避策: ソース環境とターゲット環境のディレクトリ構造が同じでない場合、アーティファクトをインポートした後に、ターゲット環境でパスを手動で編集します。

  • 14169397 -Planningのアーティファクトのインポートが同期エラーのために失敗します。

    回避策: アーティファクトを再度インポートします。

  • 16433230 - ライフサイクル管理のクローン・インポートから「移行定義ファイルのフォーマットが不適切です。」エラーがスローされます。

    回避策: ターゲット環境にクローンをインポートする前に、エクスポートしたリポジトリをソース環境からターゲット環境にコピーします。

  • 15861796 - アーティファクトの参照中に、ライフサイクル管理からメッセージ「EPMLCM-34040:移行定義ファイルのフォーマットが不適切です。」または「現在サービスを使用できません。」が誤ってスローされます。

    回避策: アーティファクトを参照するユーザーに、ライフサイクル管理の管理者役割に加えて、必要な製品の役割があることを確認します。

  • 14610626 - 無効な実行コンテキストID (ECID)がいくつかのライフサイクル管理のログ・ファイルで確認されています。

  • 16412085 -ライフサイクル管理では、Planningアプリケーション名の大文字と小文字が区別されます。これは、アプリケーション名の大文字と小文字が区別されないPlanningでの処理と整合性がありません。

  • 16071814 - Financial Managementアプリケーションに基づいてOracle Hyperion EPM Architectをインポートしているときに、アプリケーションが存在しない場合、ライフサイクル管理から正しくないメッセージ(「現在サービスを使用できません。」)がスローされます。

    回避策: EPM WorkspaceからFinancial Managementアプリケーションを作成します。

  • 16406159 - 日本語にローカライズされた配置から生成された「変更開始」レポートに、ブラウザで設定された優先ロケールに適した書式(dd/mm/yyyyなど)ではなく、英語の書式(mm/dd/yyyy)で変更日が表示されます。

  • 16616725 -Financial Managementデータの移行時に、デフォルト以外のフォルダ名を使用した場合、Financial Managementのデータ移行問題が確認されています。

Planning

  • 7454182 – アプリケーションに要員やCapexが使用可能なプラン・タイプしかない場合、次元メンバーの集計プロパティはライフサイクル管理インポート時に設定されません。

  • 8597432 –ライフサイクル管理を使用して次元の行が非表示のフォームをエクスポートする場合、生成されたXMLファイルに非表示の次元は表示されませんが、ファイルをインポートした場合、Planningに表示されます。

  • 9463209 –ライフサイクル管理を使用して、Oracle Hyperion EPM Architect対応のアプリケーションの一部の複合フォーム・アーティファクトを、循環依存の問題によりインポートできません。

  • 10029734 – ライフサイクル管理を使用してアーティファクトをインポートした後、一部のアーティファクトの順序がソース・アプリケーションの順序から変更される場合があります。

  • 10140764 –ライフサイクル管理の移行後、宛先アプリケーションでのディレクトリの順序がソース・アプリケーションでの順序と異なります。

  • 10336614 –ライフサイクル管理の移行後、宛先環境でのタスク・リストの順序がソース環境での順序と異なります。

  • 10373894 –ライフサイクル管理の移行後、Planningアーティファクト(ビジネス・ルール、カスタム・メニューなど)が、ソース環境での表示順序と異なる順序で宛先環境に表示されます。

  • 13403735 –ライフサイクル管理を使用して、空のフォーム・フォルダを移行できません。

  • 13496114 –Oracle Hyperion Planningプラン・タイプまたはEssbaseデータベース名が8文字を超えている場合、ライフサイクル管理で、移行する計算スクリプト、ルール・ファイルおよびEssbase変数を選択できないか、一部のデータおよびアーティファクトが移行されません。

  • 13543182 -ライフサイクル管理を使用すると、勘定科目次元に設定されている2パス計算フラグが削除されます。

Reporting and Analysis

  • 16381870 -ライフサイクル管理により、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceのユーザー・プリファレンスが正しくインポートされません。

    回避策: ライフサイクル管理を使用してデータをインポートした後、ターゲット環境でプリファレンスを手動で割り当てます。

  • 16318306 -ライフサイクル管理コマンド・ライン・ユーティリティを使用してOracle Hyperion Reporting and Analysisのアーティファクトをインポートまたはエクスポートしようとすると、次の正しくないメッセージがスローされます。

    GsmNotFound com.brio.one.services.globalservicemanager.GSMException: GsmNotFound

    回避策: Oracle Hyperion Reporting and Analysisサービスが実行されていることを確認してください。

Financial Management

  • 11692452 – フォルダ名とフォルダ内のアーティファクト名が同じ場合、Oracle Hyperion Financial Managementのインポートが失敗します。

Financial Close Management

  • 16066601 -ライフサイクル管理により、タスクおよびシステム設定がエクスポートされません。

  • 13899559 - コマンドライン・ユーティリティを使用してOracle Hyperion Financial Close Managementを移行すると、移行に成功した場合でも、コンソールに次のメッセージが表示されます:

    WLS ManagedService is not up running. Fall back to use system properties for configuration 

FDMEE

  • 13806446 –FDMEEのアーティファクトをインポートする際、依存ターゲット・アプリケーションが使用できない場合、アプリケーションの定義およびHRデータロードのルールについて、インポート操作が失敗します。失敗した操作についてエラー・コードが表示されません。

  • 13806448 - 移行ステータス・レポートに、ほとんどのアーティファクトのインポートの失敗を示す汎用メッセージが表示されます。

  • 16055129 – FDMEEのシステム設定アーティファクトに、オペレーティング・システム固有のパス(<ProfileOptionValue>C:\Test\erpidata</ProfileOptionValue>など)が含まれます。

  • 16055154 -ライフサイクル管理を使用してインポートされたFDMEEデータ・ロードのルールは、手動の手順が完了するまで、ターゲット環境で実行できません。

    回避策: 次の手順を実行します:

    1. ターゲット環境で、ソース環境のものと同様のフォルダ構造を作成します。

    2. 適切なフォルダにデータをコピーします。

    3. Oracle Hyperion Financial Data Quality Management Enterprise Editionで、構成ファイルを更新して作成をクリックします。

Essbase

  • 14168073 - いくつかのアプリケーションを作成した後に、ライフサイクル管理を使用して多数のEssbaseアプリケーションを作成しようとすると失敗します。

  • 16443380 - ディスク・ボリューム・アーティファクトに存在しないドライブ(ドライブAなど)への参照が含まれている場合、Oracle Essbaseのアーティファクトのエクスポートは次のエラーで失敗します。

Administration Services

  • 16585539 -アプリケーションの作成プロセス中にドリル・スルー定義をインポートすると、移行ステータス・レポートで「完了」としてレポートされます。しかし、Oracle Essbase Administration Servicesにドリル・スルー定義は表示されません。

Essbase Studio

  • 14732042 - 「置換」または「マージ」オプションを使用してEssbase Studioのカタログ・アーティファクトをインポートする際に、カタログ・データがすでにターゲット環境に存在する場合、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理で一部のデータのインポートに失敗します。

    回避策: XMLファイルをインポートする前に、ターゲット・カタログのデータ・ソース接続を削除します。

  • 14812052 -Oracle Essbase Studio管理者役割がないユーザーがアプリケーションを参照しようとすると、不適切なエラー・メッセージが表示されます。

ドキュメントの更新事項

EPM System製品のドキュメントへのアクセス

各EPM System製品ガイドの最新版は、OTN WebサイトのEPM System Documentation領域(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)でダウンロードまたは参照できます。また、EPM System Documentation Portal (http://www.oracle.com/us/solutions/ent-performance-bi/technical-information-147174.html)を使用することもでき、ここにはEPM Supported Platform Matrices、My Oracle Supportおよびその他の情報リソースへのリンクも含まれています。

デプロイメント関連のドキュメントは、Oracle Software Delivery Cloud Webサイト(http://edelivery.oracle.com/EPD/WelcomePage/get_form)からも入手できます。

個々の製品ガイドは、Oracle Technology Network Webサイトからのみダウンロードできます。

PDFからのコード・スニペットのコピーと貼付け

PDFファイルからコード・スニペットを切り取って貼り付ける際、貼付け操作時に一部の文字が失われる場合があり、これによりコード・スニペットが無効になります。回避策: コード・スニペットをHTMLバージョンのドキュメントから切り取って貼り付けます。

ドキュメントのフィードバック

製品のドキュメントに対するフィードバックは、次の電子メール・アドレスに送信してください。

EPMdoc_ww@oracle.com

次のソーシャル・メディア・サイトで、EPM Information Developmentをフォローしてください。

アクセシビリティの考慮事項

オラクル社では、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。EPM System製品では、アクセシビリティ機能がサポートされており、それらの説明は製品のアクセシビリティ・ガイドに記載されています。このガイドの最新版は、Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Performance Management Systemドキュメント・ライブラリ(http://www.oracle.com/technology/documentation/epm.html)で入手できます。

また、このReadmeファイルはHTML形式で提供され、アクセシビリティ機能がサポートされます。