HypRetrieveRange

データ・プロバイダ・タイプ: Essbase、Planning (アド・ホックのみ)、Financial Management (アド・ホックのみ)、Hyperion Enterprise (アド・ホックのみ)

説明

HypRetrieveRange()を使用すると、グリッド内またはワークシート内の選択したセル範囲または名前付きセル範囲をリフレッシュできます。この関数に指定された範囲が、実際のグリッドにある行または列の数を超えている場合は、超過した行および列にはコメントとして扱われ、グリッドの一部となります。

HypRetrieveRangeにより、「元に戻す」操作のバッファが消去されるため、それ以降は「元に戻す」操作を使用できません。

構文

HypRetrieveRange(vtSheetName,vtRange,vtFriendlyName)

ByVal vtSheetName As Variant

ByVal vtRange As Variant

ByVal vtFriendlyName As Variant

パラメータ

vtSheetName: 関数を実行するワークシートの名前。vtSheetNameがNullまたはEmptyの場合、アクティブ・ワークシートが使用されます。

vtRange: リフレッシュする対象の連続的な範囲。この範囲は、1つ以上のメンバー・セルとデータ・セルを含む必要があります。vtRangeがNULL値である場合は、ワークシート全体がリフレッシュされ、リフレッシュする範囲を取得するために、指定されたワークシートでGetUsedRangeが使用されます。

vtFriendlyName: 範囲のリフレッシュに使用される接続の、わかりやすい名前。Nullに設定されると、ワークシート上の範囲をリフレッシュするために、そのワークシートに関連付けられたアクティブな接続が使用されます。接続が関連付けられていない場合は、エラーが戻されます。

戻り値

正常に終了した場合は0を戻し、それ以外の場合は該当するエラー・コードを戻します。

      Public Declare Function HypRetrieveRange Lib "HsAddin" (ByVal vtSheetName As Variant, ByVal vtRange As Variant, ByVal vtFriendlyName As Variant) As Long
Worksheets("Sheet2").Names.Add name:="MyRange", RefersTo:="=$E$11:$F$28"
Sub Example_RetrieveRange
	Worksheets("Sheet1").Names.Add name:="MyRange", RefersTo:="=$E$11:$F$28"
 	sts = HypRetrieveRange(Empty, range("E11:F28"), "Samp1")  
			'retrieve by regular range
	sts = HypRetrieveRange(Empty, range("MyRange"), "Samp1")  
			'retrieve by named range
End sub