Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suite管理者ガイド 11g リリース1(11.1.1.7) B55916-08 |
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この章では、Oracle B2Bを構成してB2Bバインディング上にデータを表示し、Oracle B2B操作および属性を構成する方法について説明します。
この章では、次の項目について説明します。
Oracle B2Bのチューニングとパフォーマンス・プロパティの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareパフォーマンスおよびチューニング・ガイド』を参照してください。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの「B2Bサーバー・プロパティ」ページにある「メトリックの有効化」プロパティを構成できます。
メトリックは、デフォルトで有効化されています。このメトリックには、最近のアクティブなドキュメント・タイプの上位5つと取引パートナの上位5つ、およびインバウンドとアウトバウンドのエンドポイントに関するデータが含まれています。
注意: このプロパティを変更した後、サーバーを再起動する必要はありません。 |
Oracle B2Bサーバー・プロパティを構成する手順は、次のとおりです。
「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「SOA管理」→「B2Bサーバー・プロパティ」の順に選択します。
「メトリックの有効化」を選択して、B2BバインディングとSOAコンポジットの各ページにデータを表示します。
企業とその取引パートナ間でのセキュアで信頼性の高いビジネス・ドキュメント交換を可能にするOracle B2Bの使用方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド』を参照してください。
Oracle B2B操作のプロパティは、「システムMBeanブラウザ」を使用して値を設定することで構成できます。
注意: 次の「MBean」プロパティを更新した場合は、SOAサーバーを再起動する必要があります。
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Oracle B2B操作のプロパティを指定する手順は、次のとおりです。
注意(ショートカット): Oracle B2Bのアプリケーション定義のMBeanにアクセスするには、「B2Bサーバー・プロパティ」ページで「詳細B2B構成プロパティ」リンクをクリックすることもできます。 |
「SOA」ノードを展開し、「soa-infra」ノードを選択します。
「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「管理」→「システムMBeanブラウザ」の順に選択します。
「システムMBeanブラウザ」ページが表示されます。
「アプリケーション定義のMBean」の下の「oracle.as.soainfra.config」ノードを展開します。
「Server:soa_server1」ノードを開きます。
「B2BConfig」ノードを開きます。
「b2b」MBeanをクリックします。
MBeanのプロパティが右側のペインに表示されます。
「操作」タブをクリックします。
リスト内の操作をクリックします。
必要な情報(キー、値、および必要に応じてコメント)を指定して、「呼出し」をクリックします。
プロパティ名と有効な値のリスト、デプロイメント中に検証をオフにするプロパティを含める方法、MDSキャッシュ・サイズの設定、スレッド数とスレッド・スリープ時間の設定、機能承認の処理方法の指定、ペイロードの難読化の設定などの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle B2Bユーザーズ・ガイド』の付録のFusion Middleware ControlでのOracle B2B構成プロパティの設定に関する項を参照してください。
Oracle B2B属性は、「システムMBeanブラウザ」を使用して値を設定することで構成できます。
Oracle B2B属性のプロパティを指定する手順は、次のとおりです。
第32.2項「Oracle B2B操作の構成」のステップ1から6を実行します。
「属性」タブをクリックします。
「プロパティ」をクリックします。
「Element_0」、「Element_1」などを展開して、変更するプロパティを見つけます。
プロパティ名と値を確認して、「戻る」をクリックします。
たとえば、「Element_3」の下には、デフォルト値「False」の「b2b.payloadObfuscation」プロパティがあります。
「操作」タブをクリックします。
「setProperty」をクリックします。
キー、値、および必要に応じてコメントを入力します。
たとえば、ペイロードの難読化を有効にするには、「b2b.payloadObfuscation」に「True」を設定します。
「呼出し」をクリックします。
「戻る」をクリックします。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してOracle B2Bのロギング・モードを構成できます。
たとえば、ログ・モードをTRACEモード(DEBUG)に設定する手順は次のとおりです。
「SOA」ノードを展開し、「soa-infra」ノードを選択します。
「SOAインフラストラクチャ」メニューから、「ログ」→「ログ構成」の順に選択します。
「ログ構成」ページで、「oracle.soa」を開きます。
「Oracle Diagnostic Loggingレベル」(Javaレベル)リストを使用して、TRACE:32 (最も詳細)を「oracle.soa.b2b」に選択します。
「適用」をクリックします。
注意: ログ・ファイル、およびログ・ファイルに書き込むロギング情報のレベルとタイプの詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』を参照してください。 |