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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.7)
B61436-07
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24 プロキシ・サービス: エラー・ハンドラ

この章では、メッセージ・フローでエラー処理を実装する方法について説明します。

エラー処理は、メッセージ・フロー、パイプライン、ルート・ノード、およびステージ・レベルで構成できます。

24.1 「エラー・ハンドラの編集」ページ

エラー処理は、メッセージ・フロー、パイプライン、ルート・ノード、およびステージ・レベルで構成できます。

「エラー・ハンドラの編集」ページで、エラー・ハンドラを構成します。エラー・ハンドラの動作を指定するには、必ず、少なくとも1つのステージをページに追加する必要があります。次のトピックを参照してください。

24.2 プロキシ・サービス・エラー・ハンドラの追加

始める前に

次の手順は、22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、すでにメッセージ・フローを編集していることを前提としています。

プロキシ・サービス・エラー・ハンドラを追加するには

  1. 「プロキシ・サービス」アイコンをクリックしてから、「サービス・エラー・ハンドラの追加」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。

  2. 「エラー・ハンドラ」アイコンをクリックしてから、「ステージの追加」をクリックします。

  3. 「ステージ」アイコンをクリックして「ステージの編集」をクリックします。「ステージ構成の編集」ページが表示されます。

  4. 「アクションの追加」アイコンをクリックし、追加するアクションを選択します。

    エラー・ハンドラはパイプラインであるため、構成は他のパイプラインと同じようにして行われます。たとえば、「パブリッシュ」アクションを使用して、他のサービスにエラー通知を送信したり、「割当て」アクションを使用して、コンテキスト変数を変更したりできます。21.1項「メッセージ・フローでのアクションの追加と編集」を参照してください。アクションは任意の組合せで連鎖できます。

    「エラーの生成」「返信」および「再開」の3つのエラー・アクションがよく使用されます。

  5. 必要に応じて、「ステージ構成の編集」ページで、他のアクションの追加およびその他の編集を行います。

  6. 「ステージ構成の編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

  7. 「エラー・ハンドラの編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

終了後

22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、メッセージ・フローの作成を続けます。

24.3 パイプライン・エラー・ハンドラの追加

始める前に

次の手順は、22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、すでにメッセージ・フローを編集していることを前提としています。

また、この手順は、22.4項「メッセージ・フローへのパイプライン・ペア・ノードの追加」の説明に従って、パイプライン・ペア・ノードを作成していることも前提としています。

パイプライン・エラー・ハンドラを追加するには

  1. エラー・ハンドラを追加するパイプラインを含むパイプライン・ペア・ノードに移動します。パイプライン・ペア・ノードがまだ展開されていない場合は、アイコン の横のプラス記号をクリックしてパイプラインを表示します。

  2. 「リクエスト・パイプライン」アイコンまたは「レスポンス・パイプライン」アイコンをクリックして、「パイプライン・エラー・ハンドラの追加」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。

  3. 「エラー・ハンドラ」アイコンをクリックしてから、「ステージの追加」をクリックします。

  4. 「ステージ」アイコンをクリックして「ステージの編集」をクリックします。「ステージ構成の編集」ページが表示されます。

  5. 「アクションの追加」アイコンをクリックし、追加するアクションを選択します。

    エラー・ハンドラはパイプラインであるため、構成は他のパイプラインと同じようにして行われます。たとえば、「パブリッシュ」アクションを使用して、他のサービスにエラー通知を送信したり、「割当て」アクションを使用して、コンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションのタイプの詳細は、21.1項「メッセージ・フローでのアクションの追加と編集」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組合せで連鎖できます。

    「エラーの生成」「返信」および「再開」の3つのエラー・アクションがよく使用されます。

  6. 必要に応じて、「ステージ構成の編集」ページで、他のアクションの追加およびその他の編集を行います。

  7. 「ステージ構成の編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

  8. 「エラー・ハンドラの編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

終了後

22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、メッセージ・フローの作成を続けます。

24.4 ステージ・エラー・ハンドラの追加

始める前に

次の手順は、22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、すでにメッセージ・フローを編集していることを前提としています。

この手順は、22.7項「パイプラインへのステージの追加」の説明に従って、パイプラインにステージを追加していることも前提としています。

ステージ・エラー・ハンドラを追加するには

  1. エラー処理を追加するステージへ移動します。

  2. 「ステージ」アイコンをクリックしてから、「ステージ・エラー・ハンドラの追加」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。

  3. 「エラー・ハンドラ」アイコンをクリックしてから、「ステージの追加」をクリックします。

  4. 「ステージ」アイコンをクリックして「ステージの編集」をクリックします。「ステージ構成の編集」ページが表示されます。

  5. 「アクションの追加」アイコンをクリックし、追加するアクションを選択します。

    エラー・ハンドラはパイプラインであるため、構成は他のパイプラインと同じようにして行われます。たとえば、「パブリッシュ」アクションを使用して、他のサービスにエラー通知を送信したり、「割当て」アクションを使用して、コンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションのタイプの詳細は、21.1項「メッセージ・フローでのアクションの追加と編集」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組合せで連鎖できます。

    「エラーの生成」「返信」および「再開」の3つのエラー・アクションがよく使用されます。

  6. 必要に応じて、「ステージ構成の編集」ページで、他のアクションの追加およびその他の編集を行います。

  7. 「保存」をクリックして、現在のセッションで更新をコミットします。

終了後

22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、メッセージ・フローの作成を続けます。

24.5 ルート・ノード・エラー・ハンドラの追加

始める前に

次の手順は、22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、すでにメッセージ・フローを編集していることを前提としています。

また、この手順は、22.8項「メッセージ・フローへのルート・ノードの追加」の説明に従って、ルート・ノードを作成していることも前提としています。

ルート・ノード・ハンドラを追加するには

  1. 「ルート・ノード 」アイコンをクリックしてから、「エラー・ハンドラの追加」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。

  2. 「エラー・ハンドラ」アイコンをクリックしてから、「ステージの追加」をクリックします。

  3. 「ステージ」アイコンをクリックして「ステージの編集」をクリックします。「ステージ構成の編集」ページが表示されます。

  4. 「アクションの追加」アイコンをクリックし、追加するアクションを選択します。

    エラー・ハンドラもある種のパイプラインであるため、構成は他のパイプラインと同じようにして行われます。たとえば、「パブリッシュ」アクションを使用して、他のサービスにエラー通知を送信したり、「割当て」アクションを使用して、コンテキスト変数を変更したりできます。追加するアクションのタイプの詳細は、21.1項「メッセージ・フローでのアクションの追加と編集」の該当する手順を参照してください。アクションは任意の組合せで連鎖できます。

    「エラーの生成」「返信」および「再開」の3つのエラー・アクションがよく使用されます。

  5. 必要に応じて、「ステージ構成の編集」ページで、他のアクションの追加およびその他の編集を行います。

  6. 「ステージ構成の編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

  7. 「エラー・ハンドラの編集」ページで「保存」をクリックし、現在のセッションでの更新をコミットします。

終了後

22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、メッセージ・フローの作成を続けます。

24.6 エラー・ハンドラの編集

始める前に

次の手順は、22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、すでにメッセージ・フローを編集していることを前提としています。

エラー・ハンドラを表示および変更するには

次のいずれかを行います。

表24-1 エラー・ハンドラの表示と変更

内容 手順

プロキシ・サービスのメッセージ・フロー・エラー・ハンドラの表示と変更

「プロキシ・サービス」アイコンをクリックしてから、「サービス・エラー・ハンドラの編集」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。24.2項「プロキシ・サービス・エラー・ハンドラの追加」を参照してください。

パイプラインのエラー・ハンドラの表示および変更

「リクエスト・パイプライン」アイコンまたは「レスポンス・パイプライン」アイコンをクリックして、「パイプライン・エラー・ハンドラの編集」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。24.3項「パイプライン・エラー・ハンドラの追加」を参照してください。

ルート・ノードのエラー・ハンドラの表示および変更

適切な「ルート・ノード」アイコンをクリックしてから、「ルート・エラー・ハンドラの編集」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。24.5項「ルート・ノード・エラー・ハンドラの追加」を参照してください。

ステージのエラー・ハンドラの表示および変更

適切な「ステージ」アイコンをクリックしてから、「ステージ・エラー・ハンドラの編集」をクリックします。「エラー・ハンドラの編集」ページが表示されます。24.4項「ステージ・エラー・ハンドラの追加」を参照してください。


終了後

22.1項「メッセージ・フローの表示と編集」の説明に従って、「メッセージ・フローの編集」ページで、メッセージ・フローの作成を続けます。