この章では、コンポーネント管理者としてOracle Identity Navigatorにアクセスして使用する方法について説明します。Oracle Identity Navigator管理者としてOracle Identity Navigatorを管理する方法の詳細は、第2章「Oracle Identity Navigatorの管理」を参照してください。
内容は次のとおりです。
Oracle Identity Navigatorは、11gR1Plusインストールの一部としてインストールされます。Oracle Identity Navigatorを起動するには、まずWebLogic管理サーバーを起動してからブラウザに次のURLを入力します。
http://host:port/oinav
portは管理サーバーのポートです。
注意: IPv4とIPv6のデュアルスタック環境では、ブラウザから一部のURLにアクセスできません。詳細は、ネットワーク管理者に問い合せてください。 |
ログイン・アカウントが異なるとロールも異なる可能性があることに注意してください。たとえば、Oracle Access Manager管理者ロールを持っていないユーザーとしてログインした場合、Oracle Access Managerレポートを作成することはできません。また、Oracle Access Managerコンソールへのシングル・サインオン・アクセス権もありません。
ログインする手順は、次のとおりです。
ログインする管理者アカウントの「ユーザーID」および「パスワード」を指定します。
「ログイン」をクリックします。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「アイデンティティ管理製品ランチャー」で、エントリをクリックします。
製品がシングル・サインオンと統合されており、適切なロールを使用して管理者としてログインしている場合、再度ログインしなくてもコンソールにアクセスできます。
レポートを「マイ・レポート」ポートレットに追加すると、レポートのフィルタ、ビューおよび名前を指定できます。レポートを実行すると、データがリアルタイムで取得されます。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
必要に応じて、「マイ・レポート」を展開します。
「マイ・レポート」で、「作成」アイコンをクリックします。
「レポートの作成」ダイアログの左側のパネルで、目的のレポート・タイプを選択します。
ツリー内のフォルダを展開して、目的のレポートを探します。
レポートをクリックします。
「レポートの作成」ダイアログのフィールドに必要な情報を指定します。
注意: 「レポートの作成」ダイアログでは、「レポートの詳細」、「レポート名」、「テンプレート」および「フォーマット」の各ラベルは、ブラウザのlocale 設定で指定したとおりに翻訳されます。その他のレポート詳細は、BI Publisherユーザー・インタフェースの言語プリファレンスに基づいてローカライズされます。 |
「レポートの作成」をクリックしてレポートを作成します。
レポートの追加が完了したら、「閉じる」をクリックします。
これで、作成した各レポートのレポート・アイコンが「マイ・レポート」で使用できるようになりました。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「マイ・レポート」で、編集するレポートを強調表示します。
「編集」アイコンをクリックします。
「編集」ダイアログで、目的の変更を行います。
「保存」をクリックして変更内容を保存するか、または「取消」をクリックして変更を取り消します。
これで、レポート・アイコンが「マイ・レポート」で使用できるようになりました。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「マイ・レポート」で、クローニングするレポートを強調表示します。
「類似作成」アイコンをクリックします。
「レポートのクローニング」ダイアログで、レポート名、テンプレートおよび出力フォーマットに目的の変更を加えます。
「保存」をクリックして新しいレポートを保存するか、または「取消」をクリックしてレポートの追加を中止します。
これで、レポート・アイコンが「マイ・レポート」で使用できるようになりました。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「マイ・レポート」で、削除するレポートを強調表示します。
「削除」アイコンをクリックします。
「確認」ダイアログで、「OK」をクリックして削除を続行するか、または「取消」をクリックして削除を中止します。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「マイ・プロファイル情報」で、「プロファイル」タブをクリックします。プロファイルがリストされます。
「ダッシュボード」タブをクリックします。
「マイ・プロファイル情報」で、「共通管理者ロール」タブをクリックします。共通管理者ロール(ある場合)が表示されます。
「ダッシュボード」の「ニュースとお知らせ」ポータルに移動します。
目的のトピック(Oracle Security Alerts、Oracle New DownloadsまたはIdentity Management Discussion Forum)をクリックします。
Oracle Identity NavigatorはOracle Composerを使用して、「ダッシュボード」ページのランタイム・カスタマイズを有効にします。変更はメタデータ・サービスに格納され、変更を加えたユーザーのみが使用できます。
表示または編集モードでダッシュボードをパーソナライズできます。
表示モードは、Oracle Identity Navigatorをブラウザで実行しているときの通常の状態です。表示モードでは、ページ・コンポーネントをドラッグ・アンド・ドロップするか、または「アクション」メニューを使用することで、ページ・コンポーネントを再配置できます。ページ・レイアウトを変更するには、「レイアウトの変更」アイコンをクリックしてレイアウト・オプションを選択します。
編集モードを開始するには、グローバル・ナビゲーション・リンクの「カスタマイズ」をクリックします。編集モードでは、「コンテンツの追加」をクリックして追加するリソースを選択することで、ページ・リソースを追加できます。ページ・セクションからコンテンツを削除するには、「削除」アイコンをクリックします。ページ・セクションを編集するには、「編集」アイコンをクリックします。複数のタブがある「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを使用して、ページ・セクションをカスタマイズできます。
Oracle Composerを使用してページをカスタマイズする方法の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter開発者ガイド』の「Oracle Composerを使用したページのランタイム編集の有効化」の章を参照してください。
注意: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログでは、ロケールが英語以外の値に設定されている場合でも、「表示オプション」タブに表示される表示名および属性の値は英語です。 |
ダッシュボードのレイアウトを変更できます。
右上の「カスタマイズ」アイコンをクリックします。
列にコンテンツを追加するには、列の上部にある「コンテンツの追加」をクリックします。
追加するポータルのタイプを選択して「追加」をクリックします。
レイアウトを変更するには、「レイアウトの変更」をクリックします。
目的のレイアウトを選択します。右上の三角形をクリックしてレイアウトを変更します。
ページのカスタマイズが完了したら、右上の「閉じる」をクリックします。
ポータルをページ内の別の位置に移動するには、ポータルの横にある「アクション・メニューの表示」アイコンをクリックします。