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Oracle® Forms Oracle Forms 6iからOracle Forms 11g
へのアップグレード11gリリース1(11.1.1)

B61379-01
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6 プロパティ

使用可能なツールを合理化し、Web用のFormsアプリケーションを構築する開発プロセスを簡素化するために、Webデプロイに適用できないプロパティが削除されています。

6.1 廃止されたプロパティ

キャラクタ・モードとメニューに関連付けられたプロパティなど、多数のプロパティが削除されています。これらのプロパティを含むフォームを開くと、プロパティは無視され、Oracle Formsには表示されません。注意事項に記載されているものを除き、ランタイムにこれらのプロパティを使用しようとするコードはエラーになります。詳細は、表6-1「廃止されたプロパティ」を参照してください。

表6-1 廃止されたプロパティ

廃止されたプロパティ 適用 アップグレードの注意点

文字モードの論理属性

項目、キャンバスなど


コマンド・タイプ

メニュー項目

注意: このプロパティは部分的に廃止されています。有効な値は、Null、PL/SQLおよびMenuだけです。

無効になったPlus、FormまたはMacroをメニュー・モジュールに使用している場合、これらの値は「コマンド・テキスト」プロパティの次のPL/SQLコードに置換されます。

Plus: /* HOST('sqlplus <old_code>'); */ null;

Form: /* CALL_FORM(<old_code>); */ null;

Macro: /* MACRO: <old_code> ; */ null;

<old_code>は、アップグレード前の「コマンド・テキスト」プロパティの値です。元のコードを新しいPL/SQLコードに置換できるように、置き換えるPL/SQLコードにはコメントが付いています。

データ・ブロックの記述

ブロック


固定長

項目

フォーマット・マスクを該当する数のプレースホルダとともに使用して、項目に入力するデータの長さを制限または制御します。

ヘルプの説明

メニュー項目


データ・ブロック・メニューにリスト済

ブロック


リスト・タイプ

値リスト

すべての値リストがレコード・グループに基づくようになったため、このプロパティは廃止されました。

メニュー・ソース

フォーム

値「データベース」は無効になりました。

このプロパティの有効な値は「ファイル」のみです。したがって、ランタイムにFormsではMMXファイルを探すために標準の検索パスが使用されます。

ランタイム互換性モード

フォーム

ランタイムに無視されます。常に5.0の動作が適用されます(ランタイム動作については、Forms Developerのオンライン・ヘルプを参照してください)。

NULL項目に対してWHEN-VALIDATE-ITEMを実行できるようにするには、DEFER_REQUIRED_ENFORCEMENTプロパティに4.5を指定します。

(Formsアプリケーションで「ランタイム互換性モード」プロパティが4.5に設定されている場合、Oracle Forms Migration Assistantは「必須の実施を遅延」プロパティを自動的に4.5に設定します。)

トリガー・スタイル

トリガー

すべてのトリガーがPL/SQLトリガーになりました。

白黒

項目、キャンバスなど