A WebLogic SCAスキーマ

WebLogic SCAでは次のスキーマを使用します。

WebLogic Spring SCAスキーマ(weblogic-sca.xsd)
WebLogic SCAバインディング・スキーマ(weblogic-sca-binding.xsd)
Webサービス・ポリシー・スキーマ(ws-policy.xsd)
WebLogic SCAデータバインディング・カスタマイズ記述子スキーマ(weblogic-wsee-databinding.xsd)

WebLogic Spring SCAスキーマ(weblogic-sca.xsd)

WebLogic SCAはOASISのSpring SCAスキーマへの拡張を提供し、WebLogic SCAアプリケーションを構成するSpringアプリケーション・コンテキストで使用されるsca:referenceおよびsca:service要素をサポートします。スキーマはhttp://www.oracle.com/technology/weblogic/weblogic-sca/1.0/weblogic-sca.xsdで取得できます。

このスキーマの使用方法の詳細は、第6章「Springアプリケーション・コンテキストの構成」を参照してください。

注意:

完全なOASISのSpring SCAスキーマについてはSCA Springコンポーネントの実装仕様(http://www.oasis-open.org/committees/download.php/25529/sca-springci-draft-20070926.doc)の付録Aを参照してください。

WebLogic SCAバインディング・スキーマ(weblogic-sca-binding.xsd)

binding.ejb要素およびbinding.ws要素はweblogic-sca-binding.xsdスキーマに定義されます。このスキーマはhttp://xmlns.oracle.com/weblogic/weblogic-sca-binding/1.0/weblogic-sca-binding.xsdで取得できます。

binding.ejb要素を使用してEJBセッションBeanバインディングを構成する方法の詳細は、第7章「EJBセッションBeanバインディングの構成」を参照してください。

binding.ws要素を使用してWebサービス・バインディングを構成する方法の詳細は、第8章「Webサービス・バインディングの構成」を参照してください。

Webサービス・ポリシー・スキーマ(ws-policy.xsd)

例A-1に示すように、Webサービス・バインディングのポリシーはws-policy.xsdスキーマに基づきます。

このスキーマの使用方法の詳細は、「セキュリティの構成」を参照してください。

例A-1 ws-policy.xsdスキーマ

<schema targetNamespace="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
          xmlns:tns="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy"
        xmlns="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
 
    <element name="PolicyReference" >
        <complexType>
            <attribute name="URI" type="anyURI" use="required" />
            <attribute name="Digest" type="base64Binary" />
            <attribute name="DigestAlgorithm" 
                       type="anyURI" 
                       default="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy/Sha1Exc"/>
        <anyAttribute namespace="##any" processContents="lax" />
        </complexType>
    </element>
</schema>

WebLogic SCAデータバインディング・カスタマイズ記述子スキーマ(weblogic-wsee-databinding.xsd)

外部データバインディング・カスタマイズXMLファイルを提供するためのスキーマは、http://xmlns.oracle.com/weblogic/weblogic-wsee-databinding/1.2/weblogic-wsee-databinding.xsdで取得できます。

カスタマイズ・ファイルはデータバインディング用のマッピング・メタデータを提供します。このデータを使用してJava Webサービスのエンドポイントの属性を定義します。詳細は、「カスタム・データバインディングの構成」を参照してください。