概要
タスク
Content Serverインタフェースでは、Site Studio Webサイトの管理を支援するオプションが使用できます。管理タスクは、コンテンツ・サーバーの「Manage Web Sites」ページから実行します(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。定義済Webサイトの有効性の制御、Webサイトのナビゲーションの更新、Webサイトの開始と停止、およびサイト・レポートの生成ができます。また、このページからマネージャ・アプリケーションを起動して、サイト階層の変更、セクションの追加と削除、サイト・ページへのテンプレートの割当ておよびサイト・プロパティの設定ができます。
「Manage Web Sites」ページにリストされているすべてのWebサイトは、Webブラウザでロードおよび表示できます。管理対象Webサイトを表示するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
リストから表示するWebサイトを選択し、「View Web Site」をクリックします。
Webサイトが、同一のブラウザ・ウィンドウまたはタブで開きます。
サイト・マネージャは、ディレクトリおよびサブディレクトリの追加と削除、またはWebサイトの別の領域へのディレクトリの移動などを実行して、Webサイトの構造を変更できます。サイト構造を変更する場合、すべてのサイト・ナビゲーションを更新(再構築)する必要があります。
Webサイトのナビゲーションを変更するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
ナビゲーションを更新するWebサイトを選択し、「Update Navigation」をクリックします。
Webサイト・ナビゲーションが更新されます。進行状況は表示されませんが、プロセスが終了するとページは自動的にリフレッシュされます。
Webサイト・オブジェクト・レポートには、Webサイトの各部分での使用アクティビティの詳細が表示されます。デザイナが実装した場合、サイト・マネージャはWebサイト・レポートを使用できます。
Webサイト・オブジェクト・レポートを表示するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
レポートを表示するWebサイトを選択し、「View Web Site Objects Report」をクリックします。
「Web Site Objects Report」ページが表示されます(「「Web Site Objects Report」ページ」を参照)。
任意のオブジェクト・カテゴリをクリックして、カテゴリ固有のレポートを表示します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションは、アプリケーションを使用してサイト管理タスクを実行する、指定されたユーザーが使用できます。
Site Studioマネージャ・アプリケーションは、Oracle Content Serverインタフェースからアクセスできますが、サイト・デザイナはWebサイトからマネージャ・アプリケーションにアクセスすることもできます。後者の方法の詳細は、『Oracle WebCenter Content Site Studio Designerユーザーズ・ガイド』を参照してください。Oracle Content ServerからSite Studioマネージャを起動するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
管理するWebサイトを選択し、「Manage Site」をクリックします。
サイト管理ページが表示されます(「サイト管理ページ(Site Studioマネージャ)」を参照)。
サイト階層から、または「Section」タブで、Webサイトにセクションを追加できます。Webサイトにセクションを追加するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
セクションを追加するサイト階層で、セクションを選択し、次のいずれかを実行します。
サイト階層の選択したセクションで、マウスを右クリックして、「Add new section」を選択します。
「Section」タブで、「Add」をクリックします。
「Add New Section」ダイアログが表示されます(図2-1)。
セクションの情報を入力します。
Label: セクションのラベルを入力します。ラベルは、サイト階層およびWebサイトのナビゲーション・メニューに表示されます。
URL: デフォルトのURLは、すべての空白を取り除いたセクション・ラベルです。自動的に指定されるURLとは異なるものにする場合はURLを入力します。URLの値には、空白や特殊文字を含めないでください。URLの値は、Webアドレスのそのセクションを表すものです(たとえば、http://www.example.com/
product1
/index.htm
というアドレスの場合、URLの値はproduct1です)。この値は、そのセクションへのパスベースのすべてのリンクにも使用されます。
Section ID: Site Studioでセクションを識別する方法を選択します。
Auto-generate section ID: Site StudioによりIDが自動的に生成されます。
Manually enter section ID: セクションに独自のIDを指定します。(セクションIDはコンテント・サーバー内で一意であることが必要です。)
注意: セクションID(ノードIDとも呼ばれる)は、セクションをターゲットとするすべてのIDベースのリンクに使用されます。 |
「OK」をクリックしてダイアログを閉じ、サイト階層にセクションを追加します。
サイト階層にセクションを追加したら、「Section」タブでプロパティを変更できます(「セクション・プロパティの編集」を参照)。サイト階層に追加したセクションは、選択してサイトのナビゲーションに含めるまで、Webサイトには表示されません(「Webサイトへのセクションの表示または非表示」を参照)。
サイト階層からセクションを削除して、Webサイトに表示されないようにすることができます。セクションを削除するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、削除するセクションを選択し、次のいずれかを実行します。
サイト階層の選択したセクションで、マウスを右クリックして、「Remove this section」を選択します。
「Section」タブで、「Remove」をクリックします。
「OK」をクリックしてメッセージを確認します。
少し遅れて、サイト階層からセクションが削除されます。
注意: セクションを削除しても、そのセクションに関連付けられていたコンテンツ(ページ・テンプレート、フラグメント、グラフィックなど)はコンテンツ・サーバーに残り、Webサイトに関連付けられたままになります。 |
サイト階層内のセクションの順序を変更できます。セクションの順序は、Webサイトでどのように表示されるかに影響します。セクションを移動するには、サイト階層へのドラッグ・アンド・ドロップ、またはMoveコマンドの使用という2つの方法があります。
サイト階層でセクションをドラッグ・アンド・ドロップで移動するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層でセクションをクリックし、移動するサイト階層の場所までドラッグします。
マウス・ボタンを放すと、セクションをどこに配置するかを尋ねるコンテキスト・メニューが表示されます。
Move Before section [name]
Move After section [name]
Move Into section [name]
適切な相対的な場所を選択します。「Move Before section...」を選択した場合、セクションは選択されたセクションのサブセクションになります。
少し遅れて、サイト階層にセクションが表示されます。
セクションのMoveコマンドを使用した移動
Moveコマンドを使用して、セクションを移動するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、移動するセクションを選択し、次のいずれかを実行します。
サイト階層の選択したセクションで、マウスを右クリックして、「Move this section」を選択します。
「Section」タブで、「Move」をクリックします。
「Move Section」ダイアログが表示されます。
セクションを移動するサイト階層の場所を選択し、適切な相対的な場所を選択します。
Before
After
As child of
「As child of」を選択した場合、セクションは選択されたセクションのサブセクションになります。
終了したら、「OK」をクリックします。
少し遅れて、サイト階層にセクションが表示されます。
「Section」タブで、サイト階層の選択したセクションのプロパティを表示および編集できます。次のプロパティを表示および変更できます。
Section ID: サイト階層(およびコンテンツ・サーバー)のセクションを一意に識別するセクションID。変更するとそのセクションをターゲットとするリンクが壊れてしまうため、このフィールドは通常無効化されています。
Section Label: セクションの名前。この名前は、サイト階層およびWebサイトのナビゲーション・メニューに表示されます(URLでは必ずしも必要ではありません)。必要に応じて、セクション・ラベルを変更できます。詳細は、「セクション名の変更」を参照してください。
Include in Navigation: このチェック・ボックスを選択すると、Webサイトのナビゲーション・メニューにセクションがリンクとして表示されます。詳細は、「Webサイトへのセクションの表示または非表示」を参照してください。
Contributor Only: このチェック・ボックスを選択すると、コントリビューション・モードの場合にのみセクションが表示されます。これは、コントリビュータと直接通信する場合や、公式に使用可能にする前にコンテンツをプレビューする場合などに便利です。詳細は、「コントリビュータ専用としてのセクションの指定」を参照してください。
Url Directory Name: サイトURLに表示されるセクションのディレクトリ名。たとえば、http://www.example.com/product1/index.htm
というアドレスの場合、URLディレクトリ名はproduct1です。この値は、そのセクションへのパスベースのすべてのリンクにも使用されます。デフォルトでは、URLディレクトリ名はセクション・ラベルと同一ですが、必要に応じて別の値を使用できます。名前には、空白や特殊文字を含めないでください。詳細は、「セクションまたはページに関連付けられたURLの変更」を参照してください。
Url Page Name: Webサイト・アドレスの(このセクションに関連付けられている)プライマリ・ページを表すURL。URLページ名を指定しない場合、index.htmを使用してプライマリ・ページが表されます。詳細は、「セクションまたはページに関連付けられたURLの変更」を参照してください。
Maximum Age: このセクションのWebサイト・ページがキャッシュに残る最大時間(秒単位)。これにより、Site Studio Webサイトのパフォーマンスおよびセキュリティが向上します。詳細は、「セクションの最大経過時間の変更」を参照してください。
ラベルおよびその他の関連情報を変更することで、サイト階層のセクション名を変更できます。これらの設定は、「Section」プロパティで変更できます。
セクションの名前を変更するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、名前またはURL、あるいはその両方を変更するセクションを選択します。
「Section」タブで、「Section Label」に値を入力します。ラベルが、サイト階層およびWebサイトのナビゲーション・メニューに表示されます。
セクションに使用されているパスを変更するには、「Url Directory Name」に入力します。名前には、空白や特殊文字を含めないでください。「セクションまたはページに関連付けられたURLの変更」を参照してください。
キーボードで[Enter]を押すか、マネージャ内の別の場所をクリックします。
サイト階層内の各セクションは、特に除外しないかぎりは、Webサイトのナビゲーション・メニューにリンクとして表示されます。サイト・ナビゲーションにセクションを表示しない理由はいくつかあります。
新しいコンテンツの導入: Webサイトにセクションまたはページ・テンプレートを導入する際には、編集およびテストが完了するまで、公式に表示されないようにすることが必要な場合があります。サイト・ナビゲーションに含めないことが、これを実現する1つの方法です。
コンテンツを非表示にする別の方法は、セクションをコントリビューション・モードでのみ表示できるようにする(「コントリビュータ専用としてのセクションの指定」を参照)か、ワークフローを使用することです。
検索結果ページ: Site StudioのWebサイトで検索を行う際は、デザイナによって検索結果ページの表示セクションが指定されます。ただし、このセクションは、検索以外のコンテキストでの表示用ではないため、サイト・ナビゲーションでは非表示にする必要があります。
カスタム・エラー・ページ: Site Studioのカスタム・エラー機能を使用する場合、デザイナによってカスタム・エラー・ページの表示セクションが指定されます。ただし、このセクションは、エラー・メッセージの受信以外のコンテキストでの表示用ではないため、サイト・ナビゲーションでは非表示にする必要があります。詳細は、「エラー・ハンドラとしてのセクションの指定」を参照してください。
デフォルトでは、作成するセクションはサイト・ナビゲーションに含まれないため、リンクとして自動的にWebサイトに追加されません。サイト・ナビゲーションに含めるために、それらをマークする必要があります。サイト階層のセクションの可視ステータスは、アイコンで表示されます(図2-2)。
Webサイトでセクションを表示または非表示にするには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、表示または非表示にするセクションを選択し、次のいずれかを実行します。
サイト階層の選択したセクションで、マウスを右クリックして、「Include section in navigation」チェック・ボックスを選択または選択解除します。
「Section」タブで、「Include in Navigation」チェック・ボックスを選択または選択解除します。
少し遅れてサイト階層のセクション・アイコンが更新され、可視ステータスを反映します(図2-2)。
サイトがコントリビューション・モードで表示された場合にのみ、サイトのセクションが表示されるように指定できます。コントリビュータ専用セクションの作成は、コントリビュータと直接通信する場合や、公式に使用可能にする前にコンテンツをプレビューする場合などに便利です。
セクションをコントリビュータ専用として指定するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
コントリビュータ専用として指定するサイト階層のセクションを選択します。
「Section」タブで、「Contributor Only」チェック・ボックスを選択します。
コントリビューション・モードでのみ表示される場合でも、サイト・ナビゲーションにセクションが含まれていることの確認が必要な場合があります(「Webサイトへのセクションの表示または非表示」を参照)。
様々な状況で、サイトへのビジターまたはコントリビュータに、コンテンツ・サーバーで生成されたエラー・メッセージが表示される場合があります。ユーザーにエラー・メッセージが表示される一般的な例には、ファイルがリクエストされているセクションにセカンダリ・ページがない状況や、サイトからファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)が削除されているがハイパーリンクがそのファイルを指している場合が含まれます。ユーザーにこのようなタイプのエラーが表示されるのを防ぐために、サイトのデザイナは、カスタム・エラー・ページを作成できます。マネージャ(またはデザイナ)は、サイトのセクションがエラー・ハンドラとして機能するように指定し、そのセクションにエラー・ページを割り当てることができます。
セクションをエラー・ハンドラとして指定するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、エラー・ハンドラとして指定するセクションを選択し、次のいずれかを実行します。
サイト階層の選択したセクションで、マウスを右クリックして、「Set section as error handler」チェック・ボックスを選択します。
「Section」タブで、「error handler」リンクをクリックします。
少し遅れてサイト階層のセクション・アイコンが更新され、エラー・ハンドラのステータスを反映します(図2-3)。
指定されたセクション・アイコンがサイト階層で選択されていることを確認し、「Page Template」タブを開きます。
「Preview page template」の隣で、カスタム・エラー・ページのページ・テンプレートを選択して、「Apply」をクリックします。
セクションをエラー・ハンドラとして指定したら、そのセクションをサイト・ナビゲーションに含めないでください(「Webサイトへのセクションの表示または非表示」を参照)。
注意: マネージャでは、ホームページをエラー・ハンドラ・ページとして設定できます。デザイナではこれは不可能であるため、デザイナを使用して設定を解除することはできません。 |
セクション(またはページ)に関連付けられたURLは、このセクションを完全なWebアドレスで表したものです。たとえば、http://www.example.com/product1/index.htm
というアドレスの場合、セクションに関連付けられたURLはproduct1、ページに関連付けられたURLはindex.htmです。この値は、そのセクションへのパスベースのすべてのリンクにも使用されます。値には、空白または特殊文字を含めないでください。
セクションまたはページに関連付けられたURLを変更するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で、名前またはURL、あるいはその両方を変更するセクションを選択します。
「Section」タブが開いていることを確認します。
Webサイト・アドレスのこのセクションを表すURLを変更するには、「Url Directory Name」に値を入力します。デフォルトでは、URLディレクトリ名はセクション・ラベルと同一ですが、必要に応じて別の値を使用できます。
Webサイト・アドレスの(このセクションに関連付けられている)プライマリ・ページを表すURLを変更するには、「Url Page Name」に値を入力します。URLページ名を指定しない場合、index.htmを使用してプライマリ・ページが表されます。
キーボードで[Enter]を押すか、マネージャ内の別の場所をクリックします。
注意: セカンダリ・ページに使用される名前は、表示されるファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)のコンテンツID(dDocName)です。この値の変更の詳細は、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
Site StudioのWebサイトのパフォーマンスおよびセキュリティを向上させる方法の1つは、サーバーにリバース・プロキシ・キャッシュを実装することです。サーバーとユーザーの間にキャッシュを配置することで、ビジー状態になる可能性のあるサーバーにかかる負荷が減ります。組織にそのような設定がある場合は、マネージャを使用して、特定のページがキャッシュに残される最大の時間を指定できます。
セクションの最大経過時間を変更するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層で最大経過時間を変更するセクションを選択します。
「Section」タブが開いていることを確認します。
「Maximum Age」に値(秒単位)を入力します。最大経過時間を指定しない場合、ファイルは永久にキャッシュに残ります。
キーボードで[Enter]を押すか、マネージャ内の別の場所をクリックします。
サイトにカスタム・プロパティがある場合は、マネージャに追加の「Custom Properties」タブが表示されます。これらのプロパティはサイトのデザイナにより作成され、通常は、特定のサイトまたはコンテンツ・サーバーの関連サイトに適用されます。サイト・マネージャは、セクション・プロパティの値の追加や削除はできず、編集のみが可能です。
カスタム・プロパティを使用すると、サイトの各セクションに異なる値を指定できるため、サイトでそのセクションがどのように表示されるか、またはどのように機能するかを決定できます(デザイナは、それらの値を読み取り、特定のコマンドを実行するフラグメントを作成できます)。
カスタム・プロパティを変更するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層でカスタム・プロパティを表示または変更するセクションを選択します。
「Custom Properties」タブを開きます。
各カスタム・プロパティに必要な値を入力します。
キーボードで[Enter]を押すか、マネージャ内の別の場所をクリックします。
注意: カスタム・プロパティの正しい使用方法については、サイト・デザイナに問い合せてください。 |
サイトを管理する際、頻繁に実行するタスクはページ・テンプレートのプレビューです。ページ・テンプレートのプレビューは、セクションに最適なページ・テンプレートの決定、サイト階層またはセクション・プロパティに対する変更のプレビューなどに便利です。
ページ・テンプレートをプレビューするには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
プライマリ・ページをプレビューするには、「Page Template」タブを開きます。
セカンダリ・ページをプレビューするには、「Secondary Page Template」タブを開きます。
「Preview page template」の隣で、メニューをクリックして、目的のページ・テンプレートを選択します。
選択したページ・テンプレートが、プレビュー領域に表示されます。
サイト階層の各セクションには、そのセクションのデフォルト・ページまたは最初のページとして機能する、プライマリ・ページ(または外部URL)が指定されている必要があります。各セクションに一意のページ・テンプレートを割り当てることも、複数のセクションに同じページ・テンプレートを再利用することもできます。
セクションにプライマリ・ページを割り当てるには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
プライマリ・ページを割り当てるサイト階層のセクションを選択します。
「Page Template」タブを開きます。
「Preview page template」の隣で、メニューをクリックして、リストから目的のページ・テンプレートを選択します。
「Apply」をクリックします。
選択したページ・テンプレートが、プレビュー領域に表示されます。
サイトにホームページを追加するには、サイト階層(Home)でサイトのルートを選択し、プライマリ・ページを割り当てます。プライマリ・ページを使用する方法のかわりに、セクションに使用する外部URLを指定できます(「セクションへの外部URLの割当て」を参照)。
セクションにプライマリ・ページを割り当てるかわりに、外部URLを割り当てることもできます。これにより、セクションにはページ・テンプレートのかわりに、別のWebサイトのWebページが使用されます。セクションのビジターは、指定したWebページのURLに送られます。
セクションに外部URLを割り当てるには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
外部URLを割り当てるサイト階層のセクションを選択します。
「Page Template」タブを開きます。
「Preview page template」の隣で、メニューをクリックして、「Choose External URL...」を選択します。
「Choose External URL」ダイアログが表示されます。
サイトのそのセクションに使用するWebアドレスを指定します。
「OK」をクリックします。
指定したWebページが、プレビュー領域に表示されます。
外部URLの使用は、パートナ・サイトや同じ組織内の部門レベルのサイトへのリンクに便利です。外部URLをプライマリ・ページに割り当てることはできますが、セカンダリ・ページには割り当てられません。
コントリビュータがWebサイトのある部分にファイル(コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメント)を追加する場合、サイト階層の各セクションにはセカンダリ・ページが必要です。セカンダリ・ページはそれらのファイルの背景のような機能を果し、コントリビュータがWebサイトにさらにページを追加できるようにします。各セクションに一意のページ・テンプレートを割り当てることも、複数のセクションに同じページ・テンプレートを再利用することもできます。
セクションにセカンダリ・ページを割り当てるには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
セカンダリ・ページを割り当てるサイト階層のセクションを選択します。
「Secondary Page Template」タブを開きます。
「Preview page template」の隣で、メニューをクリックして、リストから目的のページ・テンプレートを選択します。
「Apply」をクリックします。
選択したページ・テンプレートが、プレビュー領域に表示されます。
注意: サイト階層のルート(ホームページ以外)にセカンダリ・ページを追加できます。これを実行するには、「Site Hierarchy」ペイン(Home)でサイトのルートを選択し、セカンダリ・ページを割り当てます。 |
セクションに割り当てられたページ・テンプレートを削除できます。ページ・テンプレートを削除するとセクションへの割当ても削除されますが、通常は、その他のセクションやコンテンツ・サーバーからは削除されません。
セクションからページ・テンプレートを削除するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
サイト階層でページ・テンプレートを削除するセクションを選択します。
プライマリ・ページを削除するには、「Page Template」タブを開きます。
セカンダリ・ページを削除するには、「Secondary Page Template」タブを開きます。
ページ・テンプレートの隣で、「clear」をクリックします。
割り当てられたページ・テンプレートがない状態でページがリフレッシュされます。
割り当てられているメタデータや作成者などを確認するために、プライマリまたはセカンダリ・ページ・テンプレートのコンテンツ情報の表示が必要になる場合があります。
ページ・テンプレートのコンテンツ情報ページを表示するには、次の手順を実行します。
Site Studioマネージャ・アプリケーションを起動します(「Site Studioマネージャの起動」を参照)。
プライマリ・ページの場合は、「Page Template」タブを開きます。
セカンダリ・ページの場合は、「Secondary Page Template」タブを開きます。
ページ・テンプレートの隣にある情報アイコン(図2-4)をクリックします。
ページ・テンプレートに割り当てられているメタデータの表示や更新が可能な、コンテンツ・サーバーの標準コンテンツ情報ページに移動します。
サイト・マネージャは、時にサイトを停止したり、再び使用できるようにサイトをリストアしたりする必要があります。現在実行中で使用可能なサイトは、「Manage Web Sites」ページ(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)の「Web Sites」領域でヘッダー「Running Web Sites」の下にリストされています。停止中のWebサイトは、「Stopped Web Sites」の下にリストされています。
Webサイトを開始または停止するには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
サイトを選択し、「Start Web Site」または「Stop Web Site」のいずれかをクリックします。
サイトを開始または停止した場合、実行中および停止中のWebサイトのリストを時折リフレッシュして現在のステータスを反映する必要があります。
すべてのWebサイトをリロードするには、次の手順を実行します。
コンテンツ・サーバーに、管理者としてログインします。
「Administration」セクションで、「Site Studio Administration」を選択します。
「Site Studio Administration」ページが表示されます(「Site Studio管理」を参照)。Oracle Content Serverを「Top Menus」レイアウトで実行している場合、このページは表示されません。そのかわり、すべての管理オプションが「Site Studio Administration」メニューのアイテムとして使用できます。
「Manage Web Sites」をクリックします。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
「Reload Web Sites」をクリックします。
Site Studio管理者が、オンデマンド用としてWebサイトをマークできるようになりました。オンデマンドWebサイトとしてマークされたWebサイトは、サイトをロードするリクエストが受信されるまで、コンテンツ・サーバーのメモリーにロードされません。これにより、コンテンツ・サーバー起動時のロード時間が短縮されます。
「Manage Web Sites」ページに「On-Demand Web Sites」ボタンがあります。このボタンを使用してページを開き、そこでサイトをオンデマンド・サイトとしてマークできます。オンデマンド用としてリストされたサイトは、ユーザーが最初にアクセスするとき、表示されるまでにわずかに時間がかかります。
「Manage On-Demand Web Site」ページ(「「Manage On-Demand Web Site」ページ」を参照)でオンデマンドとしてマークされたサイトでは、サイトに関連付けられたURLを解決するために十分な情報のみがロードされます。多数のWebサイトを実行する場合は、サーバーの起動時にメモリーにロードするサイトを減らすことで起動時間を短縮できます。
オンデマンド用のサイトは、サーバーで最初にリクエストされたときにはロードに少し時間がかかります。プロジェクト・ファイルを完全にロードする必要があるためです。コンテンツ・サーバーからサイトをリクエストすることにより、オンデマンド・サイトは完全にロードされます。
サイトがいったんコンテンツ・サーバーにロードされると、ロードされた状態を保ちます。
ここでは次の内容について説明します。
「Site Studio Administration」ページで「Manage Web Sites」を選択します。
「Site Studio Administration」ページで「Manage Web Sites」を選択します。
「Manage Web Sites」ページが表示されます(詳細は「「Manage Web Sites」ページ」を参照)。
「Manage On-Demand Web Sites」をクリックします。
「Manage On-Demand Web Sites」ページが表示されます(詳細は「「Manage On-Demand Web Sites」ページ」を参照)。
オンデマンドでロードするWebサイトのチェック・ボックスを選択し、「Update」をクリックします。
Webサイトがオンデマンドとしてマークされているとき、Webサイトがロードされなくても、それらのサイトのアドレスはSite Studioデザイナの「Connection Manager」に表示されます。「Connection Manager」でのアドレスの表示によって、サーバーにWebサイトがロードされることはありません。
ただし、デザイナがサイトを変更しようとしてSite Studioデザイナで開くと、Webサイトはロードされます。オンデマンドとしてマークするサイトを選択するときには、この動作に注意する必要があります。