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Oracle® WebCenterアプリケーション・アダプタ・ユーザーズ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B72424-01
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B 「管理対象添付ファイル」ページ

この付録では、添付ファイルおよびその情報を表示し、添付ファイルのチェックイン、スキャン、編集、検索を行うためのページなど、管理対象添付ファイル・ユーザー・インタフェース・ページについて説明します。

管理対象添付ファイル・ソリューションには次のページがあります。


注意:

Content Serverのページの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください。


B.1 「管理対象添付ファイル」ページ

このページを使用して、選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付されているコンテンツ・サーバー・ドキュメントを表示、添付、スキャン、添付解除および編集します。コンテンツ・サーバー検索オプションを使用して、自分がアクセス権を持つコンテンツ・サーバー・ドキュメントを特定することもできます。

このページには、選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付されているすべてのContent Serverドキュメントがリストされ、次の表に示すオプションが表示されます。

要素 アイコンまたはボタン 説明

名前


ビジネス・アプリケーション・レコードに添付されている各コンテンツ・サーバー・ドキュメントのネイティブ名(拡張子を含む)をリストします。ドキュメントのリンクをクリックして、ドキュメントのWeb表示可能なレンディションを開くか保存します。

タイトル


チェックイン時に割り当てられた添付のコンテンツ・サーバー・ドキュメントのタイトルを表示します。

作成者


ファイルを最後にチェックインしたユーザーを識別します。

サイズ


添付のコンテンツ・サーバー・ドキュメントのサイズ(KB/MB)を表示します。

日付


コンテンツ・サーバー・ドキュメントがコンテンツ・サーバーに最後にチェックインされた日付を表示します。

リビジョン

この図については、前後のテキストで説明されています。


添付されたリビジョンに関する情報を表示します。構成に応じて、一部のアイテムが表示されない場合があります。

  • 番号: 添付ファイルのリビジョン番号を示します。

  • 自分がチェックアウトアイコン(チェック・マーク): 添付ファイルを自分がチェックアウトしていることを示します。「コンテンツ情報」ページを表示し、チェックインするかチェックアウトを元に戻すには、このアイコンをクリックします。

  • 「チェックアウトの実行者」アイコン(ロック): 別のユーザーが添付ファイルをチェックアウトしていることを示します。カーソルをアイコンの上に移動すると、添付ファイルをチェックアウトしたユーザーの名前が表示されます。

  • 「新しいリビジョンが使用可能です」アイコン(矢印付きのページ): 添付されているリビジョンよりも新しいリビジョンが存在することを示します。「コンテンツ情報」ページを表示し、必要に応じてより新しいリビジョンを添付されたリビジョンにするには、このアイコンをクリックします。

情報

この図については、前後のテキストで説明されています。

このアイコンをクリックすると、「コンテンツ情報」ページで選択したドキュメントの詳細情報とコンテンツ・アクションが表示されます。

AutoVueで表示

この図については、前後のテキストで説明されています。

AutoVueドキュメント・ビューアで個人用でない(共有)添付ファイルを表示、印刷、共同作業、注釈付けおよびマークアップするには、このアイコンをクリックします(構成されている場合)。

個人用添付ファイルに対しては、AutoVueアイコンが淡色表示(グレー表示)されるため、AutoVueを使用して表示できません。

編集

この図については、前後のテキストで説明されています。

ネイティブ・アプリケーションで添付のコンテンツ・サーバー・ドキュメントをチェックアウト、開くおよび編集するには、このアイコンをクリックします。

新規


「コンテンツ・チェックイン・フォーム」のフィールドに入力して、選択したビジネス・アプリケーション・レコードにドキュメントを添付する場合にクリックします。

スキャン


ドキュメントをスキャンまたはインポートし、ビジネス・アプリケーション・レコードに添付する場合にクリックします。

リポジトリから


コンテンツ・サーバーでファイルを検索し、ビジネス・アプリケーション・レコードに添付する場合にクリックします。

絞込み検索


拡張検索フォームで「管理対象添付ファイル」リスト内を検索する場合にクリックします。

連結解除


選択したドキュメントを添付解除する場合にクリックします。添付解除するとドキュメントはビジネス・アプリケーション・エンティティから削除されますが、コンテンツ・サーバーからは削除されません。

構成

この図については、前後のテキストで説明されています。

「表示用にフィールドを構成」ページを使用して、「管理対象添付ファイル」ページに表示するフィールドを選択して並べ替える場合にクリックします。

リフレッシュ

この図については、前後のテキストで説明されています。

「管理対象添付ファイル」ページの表示を更新する場合にクリックします。


B.2 コンテンツ・チェックイン・フォーム

このページを使用して、ドキュメントをContent Serverにチェックインし、メタデータ値を割り当て、選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付します。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページ「新規」ボタンをクリックします。

要素 説明

タイプ

添付するファイルのタイプを最もよく表すオプションを選択します。デフォルトのドキュメント・タイプが表示されます。このフィールドは必須です。

タイトル

ドキュメントの説明的なタイトルを入力します。このフィールドは必須です。

作成者

ファイルをチェックインしたユーザーを識別します。

共有ドキュメント

このフィールドは、適切なアクセス権を持つ他のコンテンツ・サーバー・ユーザーがドキュメントを使用できるようにする場合に選択します。フィールドを選択解除したままにすると(デフォルト)、ビジネス・アプリケーションを表示したときにドキュメントが使用可能になりますが、標準のコンテンツ・サーバー・ユーザー・インタフェースからは非表示になります。

セキュリティ・グループ

ファイルのセキュリティ・グループを選択します。共有されている場合、ファイルは指定したセキュリティ・グループに対する権限を持つユーザーから使用可能になります。このフィールドは必須です。

プライマリ・ファイル

次のいずれかの方法でプライマリ・ファイルを指定します。

  • フィールドの横の「参照」をクリックします。ネイティブ・ファイルに移動して選択し、「開く」をクリックします。

  • ネイティブ・ファイルの完全なパス名とファイル名を入力します(たとえば、c:/My Documents/ABC Project/MyFile.doc)。

このフィールドは必須です。

コメント

ファイルに関する注釈を入力します。

チェックイン

クリックすると、指定したドキュメントがこのページで選択した設定を使用してチェックインされます。

リセット

クリックすると、入力が取り消され、このページのデフォルト設定がリストアされます。


B.3 「表示用にフィールドを構成」ページ

このページを使用して、「管理対象添付ファイル」ページに表示する添付ファイル情報を指定します。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページ「構成」ボタンをクリックします。

要素 説明

使用できるフィールド

「管理対象添付ファイル」ページに表示できるフィールドがリストされます。右矢印をクリックして、選択したフィールドを「主な情報」領域に移動します。表示用に選択したフィールドは、淡色の文字で表示されます。

主な情報

「管理対象添付ファイル」ページに表示するために選択したフィールドがリストされます。フィールドは、この領域内での表示順に従って、左から右に表示されます。上矢印または下矢印のボタンをクリックして、選択したフィールドを再配置します。

適用

「管理対象添付ファイル」ページの変更をプレビューする場合にクリックします。必要に応じて、「表示用にフィールドを構成」ページを一時的に再配置してページの変更を表示します。

保存して終了

クリックすると、表示構成に対する変更が保存され、「管理対象添付ファイル」ページに戻ります。

リセット

クリックすると、変更が取り消され、デフォルトの表示設定がリストアされます。


B.4 「コンテンツ情報」ページ

このページを使用して、添付ファイルに関する詳細の表示、そのWeb表示可能またはネイティブ・バージョンの表示およびドキュメントのチェックアウトまたは削除を行います。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページで選択した添付ドキュメントの下に表示される「情報」ボタンをクリックします。

要素 説明

タイプ

ドキュメントの最も適切なタイプを表示します。

タイトル

チェックイン時に割り当てられた添付ドキュメントのタイトルを表示します。

作成者

ドキュメントを最後にチェックインしたユーザーを識別します。

コメント

ドキュメントに関する追加の注釈を表示します。

セキュリティ・グループ

ドキュメントへのアクセス権を識別します。

チェックアウトの実行者

ドキュメントをチェックアウトしたユーザーを識別します。

ステータス

ドキュメントの現在のステータスを識別します。「リリース」というステータスは、リビジョンがコンテンツ・サーバーで使用可能であることを示します。

フォーマット

ドキュメントの形式を識別します。

Webロケーション

このリンクをクリックすると、添付ドキュメントのWeb表示可能なレンディションが表示されます。

ネイティブ・ファイル

ドキュメントのコピーを保存するか、ネイティブ・アプリケーションで開くには、このリンクをクリックします。

ドキュメントのリビジョンを、リリース日、有効期限およびステータスとともにリストします。「削除」リンクをクリックして、対応するリビジョンを削除します。

コンテンツ・アクション

ドキュメントのチェックアウト、更新、チェックイン、サブスクライブ、またはチェックアウトおよび開く操作のオプションを提供します。

「管理対象添付ファイル」ページの「新しいリビジョンが使用可能です」アイコンをクリックした後でこのページを表示すると、追加のコマンドが使用可能になっています。より新しいリビジョンを添付バージョンにするには、「添付ファイルをこのリビジョンに更新」を選択します。

電子メール

「電子メールでリンクを送信」リンクをクリックして、選択したドキュメントへのURLを含む新しい電子メール・メッセージを開きます。


B.5 情報更新フォーム

選択したドキュメントのメタデータ値に変更を加えるには、このページを使用します。ユーザーは、コンテンツ・サーバー上のドキュメントをそのメタデータ値で検索します。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページの選択した添付ファイルの「情報」アイコンをクリックし、「コンテンツ情報」ページの「コンテンツ・アクション」メニューから「更新」を選択します。

要素 説明

タイプ

ファイルの最も適切なオプションを選択します。

タイトル

ドキュメントの説明的なタイトルを入力します。

作成者

現在のドキュメント・リビジョンをチェックインしたユーザーを識別します。

共有ドキュメント

このフィールドは、適切なアクセス権を持つ他のコンテンツ・サーバー・ユーザーがドキュメントを使用できるようにする場合に選択します。フィールドを選択解除したままにすると(デフォルト)、ビジネス・アプリケーションを表示したときにドキュメントが使用可能になりますが、標準のコンテンツ・サーバー・ユーザー・インタフェースからは非表示になります。

セキュリティ・グループ

ファイルへのアクセス権を指定します。テキストを入力することも、定義済の値のリストから選択することもできます。

コメント

ドキュメントに関するノートを入力します。

更新の送信

メタデータの変更を添付ドキュメントに保存する場合にクリックします。

リセット

メタデータ変更を取り消し、このページを表示したときの値にリストアする場合にクリックします。


B.6 「ドキュメントのスキャン」ページ

このページを使用して、スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを指定し、ビジネス・アプリケーション・エンティティに添付します。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページ「スキャン」ボタンをクリックします。

要素 説明

ドキュメント分類

スキャンまたはインポートするドキュメントのタイプを識別します。

共有ドキュメント

このフィールドは、適切なアクセス権を持つ他のコンテンツ・サーバー・ユーザーがドキュメントを使用できるようにする場合に選択します。フィールドを選択解除したままにすると(デフォルト)、ビジネス・アプリケーションを表示したときにドキュメントが使用可能になりますが、標準のコンテンツ・サーバー・ユーザー・インタフェースからは非表示になります。

セキュリティ・グループ

ドキュメントのグループを選択します。

  • 「共有ドキュメント」を選択すると、ドキュメントはこのグループに対する権限を持つユーザーから使用可能になります。

  • 「共有ドキュメント」を選択解除のままにした場合、セキュリティ・グループの選択は不要です。このフィールドはグレー表示されます。

ドキュメントのスキャン

ドキュメントのスキャンまたはインポートを開始する場合にクリックします。

取消

スキャンまたはインポートしないで終了する場合にクリックします。

リセット

クリックすると、選択が取り消され、このページのデフォルト設定がリストアされます。


B.7項 拡張検索フォーム

このページを使用して、選択したビジネス・アプリケーション・レコードに添付するドキュメントをContent Serverで検索します。検索基準を指定して「検索」をクリックすると、結果が「検索結果」ページにリストされます。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページ「リポジトリから」ボタンをクリックします。または、「絞込み検索」ボタンをクリックして結果リスト内を検索します。

要素 説明

タイトル

演算子を選択し、ドキュメント・タイトルを入力します。

タイプ

演算子を選択し、ドキュメント・タイプを選択します。

セキュリティ・グループ

演算子を選択し、ドキュメントのセキュリティ・グループを検索します。個人ドキュメントを検索するには、セキュリティ・グループとしてAFDocumentsを選択します。

作成者

演算子を選択し、ファイルをチェックインしたユーザーを検索します。

コメント

演算子を指定し、ファイルをそのコメントで検索します。

ページごとの結果

検索結果ページに表示される結果の数を設定します。

ソート

ターゲットを指定した検索結果をソートするために使用するオプションを決定し、それらの結果を昇順または降順(デフォルト)のどちらで表示するかを設定します。

  • リリース日(デフォルト)

  • タイトル

検索フォーム

拡張検索フォームとクエリー・ビルダー検索フォームの間を切り替えます。

検索

選択した検索基準を使用して検索を実行する場合にクリックします。

リセット

このページをそのデフォルト値にリストアします。


B.8 「検索結果」ページ

このページには、Content Serverリポジトリ検索または「絞込み検索」検索の結果が表示されます。

標準のコンテンツ・サーバー問合せアクションを使用して検索を保存または制限することもできます。

このページを表示するには、「管理対象添付ファイル」ページ「リポジトリから」または「絞込み検索」ボタンをクリックし、拡張検索フォームで検索を指定し、「検索」をクリックします。

要素 説明

選択

添付する1つ以上のドキュメントを選択します。ビジネス・アプリケーション・レコードにドキュメントをすでに添付している場合は、淡色表示のボックスが表示されます。

アクション

選択したドキュメントをビジネス・アプリケーション・レコードに添付するには、「現在のアプリケーション・エンティティへの添付」を選択します。

表示の変更

別のコンテンツ・サーバー結果ビューを選択します。