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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentでの開発
11gリリース1(11.1.1)
B72427-01
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7 システム設定の変更

この章では、Oracle WebCenter Content Serverの基本機能を変更する方法について説明します。

この章では、次の項目について説明します。

この章で示している手順は、Oracle WebLogic Serverでシステム設定を変更するためのものです。Oracle WebCenter Contentは、IBM WebSphere Application Serverにデプロイすることもできます。詳細は、Oracle Fusion Middlewareサード・パーティ・アプリケーション・サーバー・ガイドを参照してください。

7.1 システム設定の変更について

コンテンツ・サーバーには、必要に応じてシステム全体の機能を変更するために設定可能な機能が数多く用意されています。たとえば、コンテンツ管理システム設定をカスタマイズするには、コンテンツ・サーバー内にある次の管理ツールが使用できます。

7.2 管理サーバーを使用したシステム設定の変更

管理サーバーは、Oracle WebCenter Content Serverのシステム全体の設定を構成するときに使用できるWebページの集まりです。これらのWebページにアクセスするには、管理サーバー・メイン・ページが表示されるポータル・ナビゲーション・バーの「管理」トレイから「管理サーバー」を選択します。このページからは、実行中の各サーバーのステータスを確認したり、コンソール出力を確認することができます。

管理サーバーからのシステム設定の変更の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理』のシステム・プロパティの構成に関する項を参照してください。

7.3 システム・プロパティ・アプリケーションを使用したシステム設定の変更

コンテンツのセキュリティ、インターネット設定、ローカライゼーションなどの設定について、Oracle WebCenter Contentのシステム全体の設定を構成する場合には、システム・プロパティ管理アプリケーションを使用します。システム・プロパティ・アプリケーションでは、次のオプションを設定できます。

Oracle WebCenter Contentのシステム・プロパティを設定するための主要なツールはアプリケーション・サーバーですが、目的によっては、システム・プロパティ・アプリケーションを使用する必要があります。これらのオプションを設定するには、管理レベルの権限は不要で、インスタンスがインストールされているディレクトリにアクセスするだけです。

システム・プロパティ・アプリケーションからのシステム設定の変更の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理』のスタンドアロン・モードでの管理アプリケーションの実行に関する項を参照してください。

7.4 Webレイアウト・エディタを使用したライブラリおよびシステム・ホーム・ページのカスタマイズ

ライブラリおよびシステム・ホーム(ポータル)ページのカスタマイズには、Webレイアウト・エディタを使用します。このエディタにアクセスするには、「管理アプレット」ページで「Webレイアウト・エディタ」をクリックします。Webレイアウト・エディタ内では、ライブラリ内のローカルWebページの構成を変更し、自社のサイトの新規ポータル・ページを構築できます。自社のローカル・サイトの外にあるWebサイトへのリンクを作成できます。

詳細は、付録B「Webサイトの構築」を参照してください。

7.5 ユーザー管理アプリケーションを使用したユーザーのセキュリティおよびアカウントの定義

ユーザー管理機能を使用して、自社のサイトのユーザーのセキュリティ・グループ、エイリアス、ロールおよびアカウントを定義できます。この画面にアクセスするには、「管理」トレイまたはメニューから「管理アプレット」を選択して、ユーザー・ページの管理アプレットで「ユーザー管理」をクリックします。この画面にあるオプションは、エイリアスの作成、セキュリティ・グループの権限の設定、ロールおよびそれらのロールに関連付けられている権限の確立、およびユーザーに関して格納されている情報のカスタマイズを行うために使用します。

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理』のログインおよびエイリアスの管理に関する項を参照してください。