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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data IntegratorのためのSAP ABAP ERPアダプタ・スタート・ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B72792-01
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A SAP ABAP ERPで必要な権限

この付録では、Oracle Data Integratorを使用してSAPシステムにアクセスするために必要な権限をリストしています。

SAPシステムへの接続、RKMのインストール、および開発時のLKMの実行には、SAPダイアログ・ユーザーであることが必要です。SAP RFCユーザーでは不十分です。

開発の際、このユーザーには開発者ライセンス・キーが必要です。ライセンス・キーは、http://service.sap.comから取得できます。この開発者ライセンス・キーがないと、実行しようとしても失敗し、クリーン・アップ操作が必要になる場合があります。

本番でRKMおよびLKMを実行する場合は、SAP RFCユーザーで十分です。

これらのSAPユーザー・タイプは次の操作で使用できます。

表A-1 必要なSAPユーザー・タイプ

操作 必要なSAPユーザー・タイプ

RKM: 設定

SAPダイアログ・ユーザー

RKM: リバース・エンジニアリング

SAPダイアログ・ユーザーまたはSAP RFCユーザー

LKM: 開発

SAPダイアログ・ユーザーまたはSAP RFCユーザー

LKM: 本番

SAPダイアログ・ユーザーまたはSAP RFCユーザー


以降の表では、SAP ABAPナレッジ・モジュールを使用するために必要な権限をリストしています。

RKM SAP ERPの設定に必要な認可

RKM SAP ERPの構成を設定し、SAP表に関するメタデータの取得に必要なRFCプログラムをインストールするには、次の認可が必要です。


注意:

この認可には開発者キーが必要です。


オブジェクト フィールド名

S_ADMI_FCD

S_ADMI_FCD

NADM

S_ADMI_FCD

S_ADMI_FCD

PADM

S_ADMI_FCD

S_ADMI_FCD

SM21

S_DATASET

ACTVT

*


S_DATASET

FILENAME

*


S_DATASET

PROGRAM

*


S_DEVELOP

ACTVT

01、02、03

S_DEVELOP

DEVCLASS

*


S_DEVELOP

OBJNAME

*


S_DEVELOP

OBJTYPE

*


S_DEVELOP

P_GROUP

*


S_GUI

ACTVT

*


S_RFC

ACTVT

*


S_RFC

RFC_NAME

*


S_RFC

RFC_TYPE

*


S_RZL_ADM

ACTVT

*


S_TABU_DIS

ACTVT

02、03

S_TABU_DIS

DICBERCLS

*


S_TCODE

TCD

AL11

S_TCODE

TCD

SE10

S_TCODE

TCD

SE11

S_TCODE

TCD

SE16

S_TCODE

TCD

SE37

S_TCODE

TCD

SE38

S_TCODE

TCD

SE38

S_TCODE

TCD

SE80

S_TCODE

TCD

SE80

S_TCODE

TCD

SE91

S_TCODE

TCD

SM21

S_TCODE

TCD

SM50

S_TCODE

TCD

SM58

S_TCODE

TCD

SM59

S_TCODE

TCD

ST22

S_TCODE

TCD

SU53

S_TCODE

TCD

SU53

S_TRANSPRT

ACTVT

01、02、03

S_TRANSPRT

TTYPE

*



RKMの実行に必要な認可

RKM SAP ERPを使用してリバース・エンジニアリングを実行するには、次の認可が必要です。

オブジェクト フィールド名

S_RFC

ACTVT

16

S_RFC

RFC_NAME

*


S_RFC

RFC_TYPE

*


S_TABU_DIS

ACTVT

03

S_TABU_DIS

DICBERCLS

*


S_TCODE

TCD

SE16


LKMの実行に必要な認可

LKM SAP ERP to Oracle (SQLLDR)を使用するには、次の認可が必要です。LKMにより生成されたABAPコードをインストールし、これを実行するには、この認可セットが必要となります。


注意:

この認可には開発者キーが必要です


オブジェクト フィールド名

S_DATASET

ACTVT

06、33、34

S_DATASET

FILENAME

*


S_DATASET

PROGRAM

*ZODI*

S_DEVELOP

ACTVT

01、02、03

S_DEVELOP

DEVCLASS

*


S_DEVELOP

OBJNAME

*


S_DEVELOP

OBJTYPE

*


S_DEVELOP

P_GROUP

*


S_RFC

ACTVT

*


S_RFC

RFC_NAME

*


S_RFC

RFC_TYPE

*


S_TRANSPRT

ACTVT

*


S_TRANSPRT

TTYPE

*



本番環境でのLKMの実行に必要な認可

本番環境でLKM SAP ERP to Oracle (SQLLDR)を使用するには、次の認可が必要です。このような環境でLKMによって生成されたABAPコードは、LKMによってインストールされるのではなく、そのまま単純に実行されます。

オブジェクト フィールド名

S_CTS_ADMI

CTS_ADMFCT

*


S_DATASET

ACTVT

*


S_DATASET

FILENAME

*


S_DATASET

PROGRAM

*ZODI*

S_RFC

ACTVT

*


S_RFC

RFC_NAME

*


S_RFC

RFC_TYPE

*