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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managementクイック・インストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7.0)
B55907-06
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B Oracleスタックの起動および停止

Oracleスタックのコンポーネントは、特定の順序で起動および停止する必要があります。この付録ではその順序について説明します。内容は次のとおりです。


注意:

次のトピックで説明するstartManagedWebLogicおよびstopManagedWebLogicスクリプトを実行する際は、次の点に注意してください。

  • DOMAIN_NAMEのデフォルト値はIDMDomainです。

  • SERVER_NAMEは、WebLogic管理対象サーバーの名前を表します。Oracle Directory Integration PlatformおよびOracle Directory Services Manager WebLogic管理対象サーバーのデフォルト値はwls_ods1です。Oracle Identity Federation WebLogic管理対象サーバーのデフォルト値はwls_oif1です。

  • スクリプトの実行時にオプションとして指定しなかった場合、USER_NAMEPASSWORDの値の入力を求められます。

  • スクリプトの実行時にオプションとして指定しなかった場合、ADMIN_URLの値は継承されます。


B.1 スタックの起動

スタック・コンポーネントは、次の順序で起動します。

  1. 次のコマンドを実行して、WebLogic管理サーバーを起動します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startWebLogic.sh
    
  2. 次のコマンドを実行して、Oracle Internet DirectoryやOracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを起動します。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl startall
    

    次のコマンドを実行して、システム・コンポーネントが起動したことを確認できます。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl status -l
    
  3. 次のコマンドを実行して、Oracle Directory Integration Platform、Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access Manager、Oracle Identity FederationおよびOracle Directory Services ManagerなどのWebLogic管理対象コンポーネントを起動します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/startManagedWebLogic.sh\
    SERVER_NAME {ADMIN_URL}
    

    注意:

    WebLogic管理対象コンポーネントのステータスは、Fusion Middleware Controlで表示できます。


B.2 スタックの停止

スタック・コンポーネントは、次の順序で停止します。

  1. 次のコマンドを実行して、Oracle Identity Manager、Oracle Access ManagerおよびOracle Adaptive Access ManagerなどのWebLogic管理対象コンポーネントを停止します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopManagedWebLogic.sh \
    {SERVER_NAME} {ADMIN_URL} {USER_NAME} {PASSWORD}
    
  2. 次のコマンドを実行して、WebLogic管理サーバーを停止します。

    MW_HOME/user_projects/domains/DOMAIN_NAME/bin/stopWebLogic.sh
    
  3. 次のコマンドを実行して、Oracle Internet DirectoryやOracle Virtual Directoryなどのシステム・コンポーネントを停止します。

    ORACLE_INSTANCE/bin/opmnctl stopall