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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Process Managementユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.7)
B61408-07
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D イメージおよびJARファイルの共有ライブラリJARファイルの一部としてのデプロイ

アプリケーション、スキンまたはリソース・バンドルをカスタマイズした場合、共有ライブラリJARファイルにJARファイルとしてデプロイする必要があります。この付録では、この方法について説明します。

D.1 イメージおよびJARファイルを共有ライブラリJARファイルの一部としてデプロイする方法

この項では、以前作成した次のファイルを共有ライブラリJARファイルに格納する例を使用します。

イメージおよびJARファイルを共有ライブラリJARファイルの一部としてデプロイするには:

  1. mkdir tempというtempディレクトリを作成します。

  2. すべてのjarファイルをtempフォルダに解凍します。

    unzip customSkin.jar -d temp/
    unzip customer-impl.jar -d temp/
    unzip ResourceBundle.jar -d temp/
    

    解凍を実行すると、tempフォルダにMETA-INFフォルダが表示されます。


    注意:

    tempディレクトリ内にimagesディレクトリを作成し、そのディレクトリにカスタマイズしたロゴ・ファイルをコピーできます。カスタマイズしたロゴ・ファイルは、アプリケーション・プリファレンスから/images/customizedLogo.jpgで参照できます。


  3. META-INFディレクトリの下にMANIFEST.MFファイルを作成します。このファイルには、次の記述を含める必要があります。

    Manifest-Version: 1.0
    Ant-Version: Apache Ant 1.7.1
    Created-By: 19.1-b02 (Sun Microsystems Inc.)
    Implementation-Vendor: Oracle
    Implementation-Title: Custom Client Applib
    Implementation-Version: 1.0
    Product-Name: Custom Client Applib
    Specification-Version: 1.0
    Extension-Name: custom.client.applib
    
  4. 必要なすべてのクラス・ファイルと他のスキン・ファイルを共有ライブラリで確実に使用できるようにするには、それらすべてをcustom.client.applib.jarファイルにパッケージ化します。パッケージ化するには、tempディレクトリにナビゲートし、次のコマンドを実行します。

    jar -cvfm custom.client.applib.jar META-INF/MANIFEST.MF *
    

    これで、tempディレクトリの下に共有ライブラリが作成されました。temp/custom.client.applib.jarのように表示されます。

  5. custom.client.applib.jarを共有ライブラリとしてOracle WebLogic Serverにデプロイします。このためには、Oracle WebLogic Serverコンソールでデプロイメントおよびインストールをクリックし、JARファイルの場所にナビゲートして、デプロイします。

  6. Oracle WebLogic Serverからワークリスト・アプリケーションまたはプロセス・ワークスペースを再起動します。図D-1は、ワークリスト・アプリケーションを再起動するためのインタフェースを示しています。

    図D-1 ワークリスト・アプリケーションの停止

    この図の説明が続きます
    「図D-1 ワークリスト・アプリケーションの停止」の説明

    図D-2は、ワークリスト・アプリケーションを再起動するためのOracle WebLogic Serverインタフェースを示しています。

    図D-2 ワークリスト・アプリケーションの再起動

    この図の説明が続きます
    「図D-2 ワークリスト・アプリケーションの再起動」の説明

  7. ワークリスト・アプリケーションまたはプロセス・ワークスペースにログインし、アプリケーション・プリファレンス・ページに移動して、カスタマイズしたアイテムを指定します。図D-3は、指定するフィールドを強調表示して示しています。

    図D-3 アプリケーション・プリファレンスの設定

    この図の説明が続きます
    「図D-3 アプリケーション・プリファレンスの設定」の説明


    注意:

    ブランド・ロゴが確実に取得されるようにするために、「ブランド・ロゴ」フィールドでロゴのファイル名の前にパス名/faces/を付加してください。