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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソールの拡張
11g リリース1 (10.3.6)
B55554-05
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9 コンソール拡張のアーカイブとデプロイ

コンソール拡張のソース・ファイルとJavaクラス・ファイルのディレクトリ・ツリーを作成したら、ディレクトリ・ツリーをWARファイルにアーカイブして、そのWARファイルをWebLogic Serverドメインにコピーします。拡張のディレクトリ・ツリーにおいて作成するファイルとディレクトリについては、「拡張のディレクトリ・ツリーの作成」を参照してください。

コンソール拡張を複数のデプロイ可能なコンポーネントに分割する場合は、拡張のサブセットを含む複数のアーカイブを作成してデプロイできます。各アーカイブには、それぞれの内容を表示するのに必要なクラスとポータル・フレームワーク・ファイルをすべて格納する必要があります。たとえば、拡張で管理コンソールのルック・アンド・フィールを変更し、デスクトップにポートレットを追加する場合は、ルック・アンド・フィール拡張用にアーカイブを1つ作成し、デスクトップにポートレットを追加するのに必要なファイルを含む、もう1つのアーカイブを作成します。

コンソール拡張のアーカイブとデプロイ

コンソール拡張をアーカイブしてデプロイするには:

  1. 拡張ディレクトリをWARファイルにアーカイブします。WARファイルの名前は、プログラム的には重要ではありません。分かりやすい名前を付けてください。

    root-dirディレクトリのコンテンツをアーカイブのルートにする必要があります。root-dirディレクトリの名前自体がアーカイブに含まれないようにしてください。jarコマンドを使用してアーカイブを作成する場合は、root-dirディレクトリからコマンドを入力します。例:

    c:\root-dir\> jar -cf my-extension.war * 
    
  2. WARファイルを各ドメインのdomain-dir/console-extディレクトリにコピーします。domain-dirはドメインのルート・ディレクトリです。

  3. 各ドメインの管理サーバーを再起動します。

デプロイメント中のエラーの出力

管理コンソールでデプロイメント・エラーが発生すると、標準出力と管理サーバーのサーバー・ログ・ファイルにエラーおよび警告メッセージが出力されます。

エラーまたは警告メッセージが出力されていないのに拡張が管理コンソールに表示されない場合は、netuix-extension.xmlファイルで間違った親UIコントロールを指定した可能性があります。たとえば、子にアクセスするためのタブを表示しない親UIコントロールを指定した場合、拡張はデプロイされますが、それにアクセスするためのメニュー・コントロールが存在しないことになります。