Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerにおけるWebサーバー・プラグインの使い方 11g リリース1(10.3.5) B61008-03 |
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次の項では、WebLogic Serverで使用するためにOracleが提供するプラグインについて説明します。
プラグインは、WebLogic Server実装を拡張するために使用する小さなソフトウェア・プログラムです。プラグインを使用すると、Oracle HTTP Server、Apache HTTP Server、Sun Java System Web ServerまたはMicrosoft Internet Information Server上にデプロイされているアプリケーションとWebLogic Server間の通信が実現できます。通常は、動的な機能を必要とするアプリケーション・リクエスト(動的なHTMLページやJSP(Java Server Page)で処理するのが最適なリクエスト)がWebLogic Serverで処理されます。
WebLogic Serverには、次のWebサーバー用のプラグインがあります。
Apache HTTP Server
Microsoft Internet Information Server
Sun Java System Web Server
『Oracle WebLogic ServerにおけるWebサーバー・プラグインの使い方』では、次のプラグインについて説明します。
Apache HTTP Server、バージョン1.0.1211636
Microsoft Internet Information Server、バージョン1.0.1211636
Sun Java System Web Server、バージョン1.0.1211636
プラグイン・サポートは、Oracle HTTP Serverにも使用可能です。これらのプラグインはOracle HTTP Serverの配布にパッケージされています。『Oracle Fusion Middleware Oracle HTTP Server管理者ガイド』を参照してください。
WebLogic Serverプラグインでは双方向SSLはサポートされていません。ただし、クライアント証明書をリクエストしてそれをWebLogic Serverに渡すように、プラグインを設定することはできます。例:
apache ssl SSLVerifyClient require SSLVerifyDepth 10 SSLOptions +FakeBasicAuth +ExportCertData +CompatEnvVars +StrictRequire
WebLogic ServerでWebLogicプラグインの有効化制御を設定します。
WebLogicプラグインの有効化制御は、WebLogic Serverが独自のWL-Proxy-Client-IPヘッダーを使用するかどうかを指定します。これは、サーバー・インスタンスがプロキシ・プラグインからリクエストを受信する場合にお薦めできます。