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Oracle® Fusion Middleware Forms Servicesデプロイメント・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61388-04
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1 Oracle Forms Servicesの新機能

この章では、Oracle Fusion Middleware Forms Services 11g リリース1の機能と改良点について説明します。

1.1 JavaScriptの統合

Oracle Forms 11gで提供されるようになったJavaScriptの統合を使用すると、JavaScriptでFormsアプレットをコールしたり、FormsアプレットでJavaScriptを実行できます。

詳細は、第6章「Oracle FormsとJavaScriptの統合」を参照してください。

1.2 Javaサポートの拡張

プラグ可能なJavaコンポーネント(PJC)を拡張して、Oracle Forms Servicesでイベントを発生させることができます。

詳細は、第7項「Javaサポートの拡張」を参照してください。

1.3 サーバー側イベントのサポート

Oracle Forms Servicesは、Forms Servicesの外部で発生した外部イベントをサポートします。イベントは、データベースから、またはOracleアドバンスト・キューイングを通じてBPELから発生させることができます。

詳細は、第8章「サーバー・イベントでの作業」を参照してください。

1.4 プロキシ・ユーザーのサポート

このリリースのOracle Formsでは、Forms開発者はユーザーがプロキシ・ユーザーとしてデータベースに接続されるように指定できます。シングル・データベース・ユーザーは接続権限のみを持つユーザーとなります。これにより、データベースの自動監査機能を維持しながら、プロセスでのセキュリティ向上とユーザー管理の簡素化を実現できます。

詳細は、第9.6項「プロキシ・ユーザーの有効化と構成」を参照してください。

1.5 PL/SQLトレース

Oracle Forms Services 11gでは、コールされたPL/SQLプロシージャおよび関数の名前とパラメータのロギングを有効にして、出力をForms Traceで表示できます。

詳細は、第12章「トレースと診断」を参照してください。

1.6 Oracle Diagnostics Logging(ODL)との統合

Oracle Diagnostic Logging(ODL)は、Oracle Fusion Middlewareの機能の1つで、J2SEロギング・フレームワークを拡張したものです。ODLによって、Oracle Fusion Middlewareでの問題の診断とログ・ファイルの管理が容易になります。

詳細は、第12.6項「Oracle Diagnostics Loggingのツールの利用」を参照してください。