ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Infrastructure Webサービス開発者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61390-05
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次

前
 
次
 

3 Oracle Infrastructure Webサービスの保護

この章では、Oracle Infrastructure Webサービスを保護する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

Webサービスのセキュリティの概要

Webサービスのセキュリティには、いくつかの側面があります。

これらのWebサービス・セキュリティの概念の詳細は、Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドのWebサービスのセキュリティの概念の理解に関する項を参照してください。

Oracle Web Services Manager (WSM)は、異種の環境においてWebサービスのセキュリティを定義して実装できるように設計されています。たとえば、認証、認可、メッセージの暗号化と復号化、署名の生成と検証、および複数のWebサービス間のアイデンティティ伝播などを使用して、1つのトランザクションが完成します。さらにOracle WSMには、サービスレベル契約に基づいてWebサービスを管理するためのツールが用意されています。たとえば、ユーザー(セキュリティ設計者やシステム管理者)は、Webサービスの可用性、レスポンス時間、および請求目的で使用可能なその他の情報を定義できます。Oracle WSMの詳細は、Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドのOracle WSMポリシー・フレームワークの理解に関する項を参照してください。

Oracle WSMの事前定義済のセキュリティ・ポリシーおよびアサーション・テンプレート

第2章「Oracle Infrastructure Webサービスへのポリシーのアタッチ」で説明されているように、Oracle WSMには、Oracle Fusion Middlewareをインストールすると自動的に使用可能になる一連の事前定義済のポリシーおよびアサーション・テンプレートが用意されています。

次のカテゴリのセキュリティ・ポリシーおよびアサーション・テンプレートは、即時に利用可能です。

事前定義済のセキュリティ・ポリシーおよびアサーション・テンプレートの詳細は、Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドの次の項を参照してください。

使用するセキュリティ・ポリシーを決定する際には、Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドの使用するセキュリティ・ポリシーの決定に関する項を参照してください。

セキュリティ・ポリシーのアタッチ

セキュリティ・ポリシーは、設計時にOracle JDeveloperを使用して、あるいは実行時にOracle Enterprise Managerを使用して、Oracle Infrastructure Webサービスにアタッチできます。詳細は、第2章「Oracle Infrastructure Webサービスへのポリシーのアタッチ」を参照してください。

セキュリティ・ポリシーの構成

セキュリティ・ポリシーを環境内で使用するには、あらかじめ構成する必要があります。セキュリティ・ポリシーの構成手順については、Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドのポリシーの構成に関する項を参照してください。

次の表に、各ポリシー・カテゴリの構成手順の参照先を示します。

表3-1 セキュリティ・ポリシーの構成

ポリシー・カテゴリ Web Servicesのセキュリティおよび管理者ガイドでの構成手順

認証のみのポリシー

認証のみのポリシーと構成手順に関する項

メッセージ保護のみのポリシー

メッセージ保護のみのポリシーと構成手順に関する項

メッセージ保護および認証のポリシー

メッセージ保護および認証ポリシーと構成手順に関する項

認可ポリシー

認可ポリシーに関する項