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Oracle® Fail Safeエラー・メッセージ
リリース4.1 for Microsoft Windows
B72447-01
目次
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2.4
FS-10150からFS-10199
FS-10150: ファイル%sは、使用不能なクラスタ・ディスク(グループ%s、ノード%s)にあります。
原因:
指定したファイルは、現在このノードから使用できないクラスタ・ディスクに常駐しています。
処置:
そのクラスタ・ディスクが常駐しているグループを、このノードに移します。
FS-10151: パラメータ・ファイルを開くことができません。
原因:
その操作に対するパラメータ・ファイルを開けません。
処置:
副次的なエラーを調べます。
FS-10152: クラスタ・リソース名%sはすでに存在します。
原因:
指定したクラスタ・リソースは、すでに存在しています。
処置:
一意のクラスタ・リソース名を指定します。
FS-10153: %sに対するデータベース情報の問合せが失敗しました。
原因:
指定したデータベースに関する情報を取得できません。
処置:
副次的なエラーを調べます。
FS-10154: データベース・バージョン%d.%d.xでは、オフライン・モードは無効です。
原因:
そのデータベースに対して指定したオフライン・モードは、指定したデータベースのバージョンには無効です。
処置:
指定したデータベースのバージョンに有効なオフライン・モードを指定します。たとえば、transactionalモードは8.1.5以上のデータベースでのみ有効です。
FS-10155: データベース%s(ノード%s)には他のノード上のパスワード・ファイルより1時間以上古いパスワード・ファイルがあります。
原因:
指定したデータベースの指定したクラスタ・ノード上のパスワード・ファイルは、他のクラスタ・ノード上のパスワード・ファイルより1時間以上古いものです。
処置:
指定したデータベースに対するすべてのパスワード変更が、指定したノード上で行われたことを確認してください。
FS-10156: スタンドアロン・データベース・リソース%sはノード%sに構成されます。
原因:
指定したノードが指定したスタンドアロン・データベース・リソースの所有者として選択されました。
処置:
これは通知メッセージです。処置は必要ありません。
FS-10157: スタンドアロン・データベース・リソース%sを検証するには、所有者ノードを選択する必要があります。
原因:
指定したスタンドアロン・データベース・リソースの所有者となるノードを、ノード選択リストから1つ選択します。
処置:
「スタンドアロン・データベースの検証」を再度実行して、選択します。
FS-10158: データベース・インスタンス%sが複数ノードに存在します。スタンドアロン・データベース・リソースは1ノードのみ存在できます。
原因:
スタンドアロン・データベース・リソースのデータベース・インスタンスが、クラスタの複数のノード上に存在しています。
処置:
副次的なエラーを調べます。
FS-10159: ノード・リストからスタンドアロン・データベース・リソース%sが常駐するノードを選択してください。
原因:
スタンドアロン・データベース・リソースが常駐する必要のあるノードが指定されていません。
処置:
選択します。リストから、ノードを1つ選択します。
FS-10160: スタンドアロンのOracleデータベース%sの検証に失敗しました。
原因:
Oracleデータベースの検証が失敗しました。
処置:
副次的なエラーを調べます。
FS-10161: Oracleデータベース%s(所有していないノード%s内)への参照を削除しようとしましたが、失敗しました。
原因:
Oracleデータベースが常駐していないクラスタ・ノード上の、そのデータベースへの参照を削除しようとしました。
処置:
指定したノード上のOracle Netファイルのデータベースへの参照を調べます。
FS-10162: 選択していないノードのインスタンスは削除されます。
原因:
選択していないノード上のインスタンスが削除されます。
処置:
他のノードからインスタンスを削除してもいいかどうか、確認します。
FS-10163: サービス名が%s、SIDが%sのデータベースはWindowsフェイルオーバー・クラスタ・リソース%sであり、スタンドアロン・データベースではありません。
原因:
スタンドアロン・データベースではなく、高可用性のために構成されたデータベースが検証のために指定されました。
処置:
そのデータベースを含むグループに対してグループ検証アクションを実行します。「スタンドアロン・データベースの検証」コマンドで検証できるのは、スタンドアロン・データベースのみです。
FS-10164: Oracle database%sではIs Aliveポーリングは使用不可です。
原因:
このデータベースに対するIs Aliveポーリングは、FSCMDアクションのDISABLEISALIVEによって使用不可にされています。
処置:
FSCMDアクションのENABLEISALIVEを使用して、このデータベースに対するIs Aliveポーリングを再度使用可能にします。
FS-10166: スタンドアロン・データベースの検証中に、Oracle Netの構成に失敗しました。
原因:
スタンドアロンOracleデータベースの検証中にOracle Netを構成しようとしましたが、失敗しました。
処置:
副次的なエラーを調べます。
FS-10167: %sサービス名エントリ内のSIDの値とユーザーが指定した値の違いを解決できません。
原因:
指定したサービス名に対するエントリはtnsnames.oraファイルにありましたが、そのSIDはユーザーが入力したSIDと一致しません。
処置:
「スタンドアロン・データベースの検証」コマンドでは、サービス名からSIDへ正しくマッピングされている必要があります。入力値が正しく指定されていることを確認します。tnsnames.oraに、サービス名とSIDのマッピングが正しくないエントリがある場合は、tnsnames.oraファイルを修正し、「スタンドアロン・データベースの検証」コマンドを再実行します。
FS-10169: リソース%sはグループ%sのクラスタ・ディスクを使用しており、グループ%sと同じノードにはありません。グループ%sを移動しますか?
原因:
指定したリソースは、他のノード上のクラスタ・ディスクを使用しています。
処置:
Oracle Fail Safeで、指定したクラスタ・ディスクを含むグループを移動する場合は、エラー・メッセージ・ウィンドウで「はい」をクリックします。問題を自分で解決する場合は、「いいえ」をクリックします。
FS-10170: Oracle Netサービス名%sにSIDまたはSERVICE_NAMEパラメータが存在しません。
原因:
Oracle Netサービス名エントリには、SIDパラメータまたはSERVICE_NAMEパラメータが必要です。
処置:
Oracle Netサービス名エントリに、SIDパラメータまたはSERVICE_NAMEパラメータを追加します。
FS-10171: ネット・サービス名エントリに(SID=%s)を追加してください。8.1.5以降では(SERVICE_NAME=...)パラメータを使用できます。
原因:
Oracle Netサービス名エントリには、SIDパラメータまたはSERVICE_NAMEパラメータが必要です。
処置:
Oracle Netサービス名エントリに、SIDパラメータまたはSERVICE_NAMEパラメータを追加します。
FS-10172: %sサービス名エントリ内のSERVICE_NAMEパラメータ値は、データベース・パラメータ・ファイル内の値と一致する必要があります。
原因:
Oracle Netサービス名エントリ内のSERVICE_NAMEパラメータの値は、データベース・パラメータ・ファイル内の値と一致する必要があります。
処置:
SERVICE_NAMEパラメータの正しい値を判断し、それに従って変更します。
FS-10173: Oralcleデータベース・ホームの最高バージョンの取得に失敗しました。
原因:
Oracleデータベース・ホームの最新バージョンを取得できません。
処置:
このエラーによる問題は発生しません。Oracle Fail Safeは、パスからDLLファイルをロードしようとします。副次的エラーを参照してください。
FS-10174: 現行のディレクトリの取得に失敗しました。
原因:
現行のディレクトリを取得できませんでした。
処置:
このエラーによる問題は発生しません。Oracle Fail Safeは、パスからDLLファイルをロードしようとします。副次的エラーを参照してください。
FS-10175: メモリーを%sに割り当てられません。
原因:
指定したルーチンにメモリーを割り当てられません。
処置:
未処理のOracle Fail Safe操作を取り消して、Oracle Fail Safeを再起動します。
FS-10176: NLパーサーのファイル%sのロードに失敗しました。
原因:
指定したDLLファイルをロードできません。
処置:
このエラーによる問題は発生しません。副次的エラーを参照してください。
FS-10177: NLパーサーのDLLファイルをロードできません。
原因:
ロードできるNLパーサーのDLLファイルがありません。
処置:
『Oracle Fail Safeインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』
を確認してください。
FS-10178: NLパーサーのDLLには記号%sが見つかりません。
原因:
指定した記号がNLパーサーのDLLにありません。
処置:
『Oracle Fail Safeインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』
を確認してください。
FS-10179: NLパーサーのDLLファイルに関連した問題が、ファイル%sを開いたときに発生しました。
原因:
副次的エラーのため、指定したファイルを開けません。
処置:
副次的エラーを参照してください。
FS-10180: ファイル%sが見つかりません。
原因:
指定されたファイルが見つかりません。
処置:
指定したファイルは存在するはずです。見つからない理由を確認してください。
FS-10181: NLEPEスタックからのステータス: emfi[ %d ] err_code[ %d ] flag [ %d ] os [ %d ]
原因:
NLパーサー・エラー・コードのスタック。
処置:
スタック内に見つかったエラーによる問題は発生しません。ただし、Oracle Fail Safeで失敗した操作がある場合は、エラー・スタックをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10182: NLパーサーによって返されたエラーのため、ファイル%sのエントリが読み込めません。
原因:
指定したファイルのエントリが一部読み込めません。
処置:
ファイル内の不適切なエントリを特定して修正するか、またはそのエラー・メッセージをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10183: エントリの構文エラーのため、ファイル%sのエントリが読み込めません。
原因:
指定したファイルのエントリが一部読み込めません。
処置:
ファイル内の不適切なエントリを特定して修正するか、またはそのエラー・メッセージをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10184: NLパーサーによって返されたエラーのため、NLパーサーのコンテキストが作成できません。
原因:
NLパーサーのコンテキストを作成できません。
処置:
エラー・メッセージをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10185: NLパーサーによって返されたエラーのため、NLパーサーのコンテキストを閉じることができませんでした。
原因:
NLパーサーのコンテキストがエラーを返したため、閉じることができませんでした。
処置:
エラー・メッセージをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10186: ファイルへの書込み時に一致しない引用文字列が見つかりました。文字列は次のとおりです: %20.20s...
原因:
一致する引用符のない引用文字列があります。
処置:
ファイル内の文字列を特定し、問題箇所を修正してください。
FS-10187: NLパーサーによって返されたエラーのため、関数nlpaseqが失敗しました。
原因:
NLパーサーのsequence関数が失敗しました。
処置:
スタック内に見つかったエラーによる問題は発生しません。ただし、Oracle Fail Safeで失敗した操作がある場合は、エラー・スタックをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10188: NLパーサーによって返されたエラーのため、名前%sに対する関数nlpagasが失敗しました。
原因:
NLパーサーのget関数が失敗しました。
処置:
スタック内に見つかったエラーによる問題は発生しません。ただし、Oracle Fail Safeで失敗した操作がある場合は、エラー・スタックをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10189: NLパーサーによって返されたエラーのため、名前%sに対する関数nlpassp(s)が失敗しました。
原因:
NLパーサーのset関数が失敗しました。
処置:
スタック内に見つかったエラーによる問題は発生しません。ただし、Oracle Fail Safeで失敗した操作がある場合は、エラー・スタックをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10190: nlspfile関数を使用した、ファイル%sへのエントリの書込みはサポートされていません。
原因:
ロードされたNLパーサーのDLLは、nlspfile関数をサポートしていません。
処置:
処置は必要ありません。
FS-10191: ファイル%sを書込みのために開くことができません。
原因:
指定したファイルを書込みのために開くことができません。
処置:
指定したファイルを確認して問題の原因を特定します。
FS-10192: ファイル%sが正常に開きました。
原因:
これは通知メッセージです。
処置:
処置は必要ありません。
FS-10193: 静的記号%sが見つかりません。
原因:
特定の記号が見つかりません。
処置:
これは内部でのみ使用されます。処置は必要ありません。
FS-10194: NLパーサーのハンドルが無効です。
原因:
ハンドルが無効です。
処置:
これは内部でのみ使用されます。問題をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10195: パラメータが無効です。
原因:
パラメータが無効です。
処置:
これは内部でのみ使用されます。問題をOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10196: ファイル%sへの書込みに失敗しました。
原因:
指定したファイルに対する書込み操作が失敗しました。
処置:
指定したファイルを確認して問題の原因を特定します。
FS-10197: エントリ%sがルーチン%sでNLパーサーによってパースされたファイルに見つかりません。
原因:
NLパーサーにより解析されたファイルに指定したエントリが見つかりません。
処置:
これは通知メッセージである場合があります。このメッセージに関連する1次エラーがある場合は、エントリを作成する適切な方法を見つけてください。
FS-10198: NLパーサーNLNVエラー・コード%dがルーチン%sからルーチン%sより呼び出されて返されました。
原因:
指定したエラー・コードおよびその他の情報のNLNV操作が失敗しました。
処置:
副次的エラーを参照してください。副次的エラーを使用しても問題が解決できない場合は、このエラーおよび副次的エラーをOracleサポート・サービスに報告します。
FS-10199: NLパーサーに渡された文字列: %s
原因:
指定した文字列のNLNV操作が失敗しました。
処置:
副次的エラーを参照してください。副次的エラーを使用しても問題が解決できない場合は、エラーおよび副次的エラーをOracleサポート・サービスに報告します。