リリース・ノート
リリース4.1 for Microsoft Windows
B72449-02(原本部品番号:E24701-02)
2013年5月
このドキュメントでは、このリリースの新機能、ソフトウェアの修正済エラー、ソフトウェア互換性、ハードウェア互換性や、インストールと削除の注意点などを説明します。
Oracle Fail Safeのホーム・ディレクトリ構造の形式での必要な変更により、Oracle Fail Safeの前のバージョンを削除する必要があります。
次の項では、Oracle Fail Safeリリースの新機能および追加機能について説明します。
Oracle 12cは、このOracle Fail Safeリリースでサポートされています。新しいOracleホーム・ユーザー機能もサポートします。ホームがユーザー名で作成される場合、クラスタのすべてのノードで使用されるドメイン・ユーザー・アカウントである必要があります。クラスタ・データベース・リソースで使用されるホームは、クラスタの各ノードで同じように構成する必要があります。クラスタのノード全体で同じ名前を持つホームはいずれも同じバージョン、ディスク・パス、ユーザー名およびパスワードを使用する必要があります。
Oracle Fail Safeでは、Windowsフェイルオーバー・クラスタのOracleリソースを管理するために新しいMicrosoft管理コンソール(MMC)・ベースのユーティリティが導入されています。新しいOracle Fail Safe Managerは、Microsoft Windowsフェイルオーバー・クラスタ・マネージャを補完します。Oracle Fail Safe Managerでは、あるノードから別のノードへのグループの移動といった基本的なクラスタ操作を提供します。グループのプロパティの変更といった高度な機能は提供しません。Oracleクラスタ・リソースに固有ではない高度な操作には、Microsoft Windowsフェイルオーバー・クラスタ・マネージャを使用できます。この新しいGUIはMMCスナップインであるため、他のMMCスナップインと組み合せてカスタム・コンソールを作成および保存できます。
関連項目: MMCインタフェースのカスタマイズの詳細は、MMCドキュメントを参照してください。 |
Windows Server 2008 R2で、Microsoft社は、フェイルオーバー・クラスタを管理するための優先スクリプト・ツールとして、フェイルオーバー・クラスタのPowerShellコマンド(コマンドレット)・セットを導入しました。PowerShellは、Microsoft社が提供する新しいコマンドおよびスクリプト言語で、古いコマンド(CMD)環境に代わるものです。将来のリリースのWindows Serverで使用できなくなる可能性がある古いコマンドライン・ユーティリティCLUSTER.EXE
は、新しいフェイルオーバー・クラスタのコマンドレットに置き換わりました。また、FSCMD.EXE
ユーティリティに代わる新しいPowerShellコマンドレット・セットも提供されています。
関連項目: 新しいOracle Fail Safe PowerShellコマンドライン・インタフェースの詳細は、『Oracle Fail Safe概要および管理ガイド』を参照してください。 |
Oracle Fail Safeは、Data Guardリアルタイム適用オプションをサポートします。Fail Safe Managerを使用して、リアルタイム適用を有効化または無効化できるようになりました。Fail Safeでは、データベースの停止および起動のリアルタイム適用状態を保持されます。
REDOログがフィジカル・スタンバイ・データベースで使用できない場合、リアルタイム適用モードは無視されます。ロジカル・スタンバイ・データベースについては、リアルタイム適用オプションはFail Safe Managerで表示されません。REDOログがロジカル・スタンバイに対して有効である場合、データベースのリアルタイム適用が開始されます。
注意: Data Guard Brokerは、Fail Safeによって参照または維持されません。 |
次の項では、Oracle Fail Safeリリースのサポート対象外機能について説明します。
Oracle Application Servicesは、このOracle Fail Safeリリースでサポートされていません。
このOracle Fail Safeリリースは、32ビット・サーバー・プラットフォームでサポートされていません。Oracle Fail Safe Managerのみ、32ビット・クライアントでサポートされます。
Oracle Fail Safeでは、1つ、2つ、または3つ以上のノードを持つWindowsサーバーのクラスタ上における可用性の高いデータベースとアプリケーションの自動クラスタワイド構成がサポートされています。
Oracle Fail Safe Managerは、次のオペレーティング・システムと互換性があります。
Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2012
Windows 7
Windows 8
注意: Oracle Fail Safe ManagerはMicrosoft Windows Server 2012およびWindows 8での互換性の問題があります。詳細は、第9.2項「WindowsでのOracle Fail Safe Managerの表示の問題」を参照してください。 |
Oracle Fail Safe Managerは、Oracle Fail Safe Serverバージョン3.4.2.4および以降のパッチ・セットとも互換性があります。
Oracle Fail Safe Serverは、次の表に示すソフトウェアと互換性があります。
ソフトウェア | リリースまたはバージョン |
---|---|
Oracle Database(Standard EditionおよびEnterprise Edition) | Oracle Database 11gリリース2(11.2)
Oracle Database 12c リリース1(12.1) |
Oracle Management Agent | リリース11.2
(Microsoft Windows用の管理エージェント・リリースのみ) |
Microsoft Windowsプラットフォーム | Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2008 R2 Microsoft Windows Server 2012 |
注意:
|
Oracle Fail Safeでは、以前はEMC GeoSpanと呼ばれていたEMC SRDF/CEディスクを使用できます。ただし、リソースをグループとそのグループに存在しないリソースによって使用されているEMC SRDF/CEディスクに追加すると、Oracle Fail SafeによってエラーFS-10203
が返され、操作がロールバックされます。
これが発生した場合、リソースに必要なEMC SRDF/CEディスクが含まれているグループにリソースを割り当てます。
この項では、リリース3.4.2.0以降に解決されたOracle Fail Safeの問題に関する情報が記載されています。
Oracle Bug#9764287
Oracle Services for Microsoft Windows Failover Clustersセキュリティ設定ツールを使用する場合、不適切なパスワードを3回続けて入力すると、パスワードが正しい場合でも、次にパスワードを入力すると失敗します。正しいパスワードを入力するには、ツールを終了して再度ログインする必要があります。
Oracle Fail Safeサーバー資格証明を設定するツールがリライトされ、この問題は発生しなくなります。
Oracle Bug#8368535
Oracle Fail Safeトレースを有効にした場合、FSS_TRACE_OUTPUT
レジストリ値で表される出力ファイルは有効なファイル指定ではありません。Oracle Services for Microsoft Windows Failover Clustersセキュリティ設定ツールは応答を停止します。
Oracle Fail Safeサーバー資格証明を設定するツールがリライトされ、この問題は発生しなくなります。
Oracle Bug#9670567
パラメータ・ファイルのファイル指定に空白文字を含むデータベースは、クラスタ・グループに追加できません。たとえば、ファイル指定H:\OFS2\param file\INITOFS2.ora
のparam
およびfile
間にスペース文字がある場合、次のエラーでコマンドが失敗します。
** ERROR : FS-10616: Failed to open Windows service OracleServiceORCL ** ERROR : 0x424: The specified service does not exist as an installed service
Oracle Fail Safeがデータベース・インスタンスを作成する場合、lsnrctl
ユーティリティを使用してWindowsサービスを作成します。ユーティリティに移動するパラメータのいずれかは、データベース・パラメータ・ファイルのファイル指定です。Fail Safeがファイル指定を正確に引用せず、パス名に空白文字がある場合、lsnrctl
ユーティリティはパラメータ・ファイル名を正しく解析しません。
Oracle Fail Safeでは、lsnrctl
ユーティリティに渡す場合にパラメータ・ファイル名を適切に引用するようになりました。
Oracle Bug#9591157
Oracle Fail Safe Managerを使用してOracle Enterprise Managerエージェント・クラスタ・リソースのフェイルオーバー・ポリシーを変更する場合、変更がリソースに適用されません。
この問題は、新しいOracle Fail Safe Managerグラフィカル・ユーザー・インタフェースで解決されます。リソース・タイプにかかわらず、クラスタ・リソース・プロパティの変更が正しく適用されるようになりました。
Oracle Bug#9560606
オプション「ログオン」
を使用したデータベース・インスタンスまたはデータベース・リスナーのWindowsサービスが、デフォルトのローカル・システム・アカウントから特定のユーザー・アカウントに変更される場合、データベースが失敗するか、次のエラーが表示されます。
ORA-12631: Username retrieval failed
Oracle Fail Safeは認証ドメインを含む完全修飾アカウント名を提供しないため、この問題が発生します。接続文字列には、ドメイン/ユーザー名のかわりにユーザー名を使用してください。
この問題が解決され、エラーは発生しなくなります。
Oracle Bug#9527244
EMC Cluster EnablerなどのWindows Management Instrumentation (WMI)プロバイダを使用するアプリケーションは、Oracleデータベースを含むクラスタ・グループからリソースをロードする場合にエラーを表示します。たとえば、Oracleデータベースを含むクラスタ・グループにアクセスしようとすると、EMC Cluster Enablerは次のエラーを報告します。
Cluster Enabler 3.X: CeCluster BuildCeDevices failed. An unexpected error occurred when building devices for CE
ログ・レベルが5に設定されている場合、CEイベント・トレース・ログには次のような出力が含まれます。
ERROR N/A NODE10 GUI_BL CeCluster::BuildCeDevices An unexpected error occurred when building devices for CE. Exception: Message: Invalid operation N/A VERBOSE N/A NODE10 GUI_BL CeCluster::PrintCeDeviceList Print out CeDevice list: N/A ERROR N/A NODE10 GUI_BL CeCluster::CeCluster BuildCeDevices failed. An unexpected error occurred when building devices for CE. N/A VERBOSE N/A NODE10 GUI_BL CeCluster::BuildCeDevices Exiting. N/A VERBOSE N/A NODE10 GUI_BL CeCluster::PrintCeDeviceList CeDevice #[1]: Unique id [2757804048] Mirror pair [SYMMETRIX+000290103239 03FB SYMMETRIX+000290103279 03FB] N/A VERBOSE N/A NODE10 GUI_BL CeRoot::AddCeCluster Exiting. N/A ERROR N/A NODE10 GUI CE_RootScopeNode::ManageCluster An error occurred when gathering information for CE Cluster on server [.]. BuildCeDevices failed. An unexpected error occurred when building devices for CE. N/A
Oracle Fail Safeは常にInstance
というクラスタ・リソース・プライベート・プロパティを使用して、クラスタのOracleデータベースのインスタンス名を記録します。Instance
はWMIアーキテクチャの予約語であるため、Windowsフェイルオーバー・クラスタWMIプロバイダがWMIデータ・コンシューマに対してデータベース・プライベート・プロパティを表示する場合、インスタンス・プロパティを検出するとエラーが表示されます。
この問題は解決されています。Oracle Fail Safeは、名前DBInstance
を使用して、データベース・インスタンス・リソース・プライベート・プロパティを表します。既存のクラスタ・データベースは、データベースがクラスタ・グループから削除されるか、Fail Safeの「クラスタの検証」
コマンドが発行されるまで、インスタンス・プライベート・プロパティ名の使用を続行します。クラスタのすべてのノードが新しいFail Safeサーバーにアップグレードされる場合に、「クラスタの検証」
コマンドが発行されると、すべてのOracleデータベースのインスタンス・プライベート・プロパティの名前がDBInstance
に変更されます。また、データベースをグループから削除して再度追加すると、Fail Safeサーバーはインスタンス・プライベート・プロパティに名前DBInstance
を使用します。古いリリースのOracle Fail Safeにダウングレードする必要がある場合、古いバージョンのFail SafeがDBInstance
プロパティ名を認識しないため、ダウングレードする前にすべてのデータベースをクラスタ・グループから削除する必要があります。
Oracle Bug#9843142
次のようなエラーが出力され、クラスタの検証などの様々なFail Safe操作に失敗します。
** ERROR : 0xEA: More data is available
Oracle Fail Safeがクラスタ・ノードのネットワークIPアドレスを検索する場合、このエラーが発生します。Oracle Fail Safeは、戻されるクラスタ・ノード情報に十分なバッファ領域を割り当てない場合があります。
この問題は修正されています。十分なバッファ領域が割り当てられない場合、Oracle Fail Safeは、このエラーを正しく処理します。
Oracle Bug#9855380
Oracle Fail Safeで監視する複数のデータベース・リソースがある場合、例外コード0xc0000005
や他の類似するエラーなどのアクセス違反でクラスタ・リソース・モニターに失敗する可能性があります。これらのエラーは、WindowsおよびFail Safeバージョンによって異なります。Windows Server 2008で実行されるFail Safeリリース3.4.2では、Application Error {100} N/A
やFaulting application rhs.exe
などのWindowsアプリケーション・ログのエントリが正しく表示されません。Oracle Fail Safeバージョンが3.4.1の場合、次のようなアプリケーション・ログ・エントリが表示される可能性があります。
Oracle Fail Safe caught an unexpected error 5 (0xC0000005) in module odbs.c at line Oracle Fail Safe caught an unexpected error 5 (0xC0000005) in module ..\FscLib\FsDdbsUpi.c at line
Windows Server 2003システムで、不適切なアプリケーションはResrcMon.exe
です。
この問題は、安全ではなく、空きメモリーまたは他の使用に割り当てられているメモリーにアクセスする可能性があるOracleインストール・ホームから情報を取得するOracle Fail Safeコンポーネントが原因で発生します。
この問題は修正されています。Oracle Fail Safeは、Oracleホームから情報を取得する安全な方法を使用するようになりました。
Oracle Bug#9918518
汎用リソースをグループに追加する場合、リソースの実行可能ファイルが共有ディスクにある場合、操作が次のようなエラーを出力して失敗します。
FS-10381: CLUNODE1 : Creating the resource information for resource My Generic Service 0x138F: The cluster resource could not be found FS-10006: Unable to open the resource S:\App\Bin\MyGenServ.exe FS-10717: Failed to read the common properties for resource S:\App\Bin\MyGenServ.exe in the cluster FS-10778: The Generic Service resource provider failed to configure the cluster resource My Generic Service FS-10890: Oracle Services for MSCS failed during the add operation
汎用リソースがグループに追加されると、Oracle Fail Safeは、リソースが共有ディスクに依存するかどうかを確認します。リソースを実行するために共有ディスクが必要な場合、ディスクが汎用サービス・リソースの依存性として追加されます。ただし、依存性を作成する場合、Fail Safeはディスク・リソース名ではなく、実際のイメージ・パスを使用します。パス文字列が有効なリソース名ではないため、エラーになります。
この問題は修正されています。Oracle Fail Safeは、依存性を作成する場合にイメージ・パスではなくディスクの実際のリソース名を使用します。
Oracle Bug#9796843、9967279
ノード構成情報のロードが必要なOracle Fail Safeコマンドを実行すると、次のようなエラーが発生する可能性があります。
FS-10660: Node2 : Gathering cluster information FS-11001: Message 11001 not found; product=OracleFailSafe; facility=FS
グループに関連するネットワーク名のないクラスタ・グループに割り当てられたIPアドレスがある場合に、このエラーが発生します。その結果、いくつかの問題が発生します。IPアドレスのネットワーク名がない場合、Oracle Fail Safeはネットワーク名としてIPアドレスを使用します。ネットワーク名に関連付けられているすべてのIPアドレスの検出を試みて、IPアドレス文字列を完全修飾ドメイン名文字列として処理します。Oracle Fail Safeは、ノード名文字列から1つのピリオドを検索し、そのピリオドの左側の文字列をノード名として使用することで、完全修飾ドメイン名からノード名を分離します。次に、Oracle Fail Safeは、その文字列を使用してIPアドレスを検索します。この方法がIPアドレス文字列に適用されると、結果として数値文字列のノード名になります。
たとえば、IPアドレス192.168.0.2
の場合、Oracle Fail Safeは192
を分離して、192
というノードのIPアドレスを検索します。このノード名が存在しないため、Windowsはエラー・コード11001
のNo such host is known
エラーを返します。Oracle Fail Safeは、Oracle Fail Safeエラーとしてそのエラーを間違って解釈し、Oracle Fail Safeメッセージ・ファイルのメッセージ文字列を検出しようとします。エラーはFail Safeエラー・コードではないため、エラーMessage 11001 not found
が表示されます。
クラスタ・グループのすべてのIPアドレスが、そのIPアドレスに解決される当該ネットワーク名を持つことで、この問題を回避できます。
Oracle Fail Safeは、IPアドレス文字列を完全修飾ドメイン名として解釈しようとしなくなります。
Oracle Bug#10034845
データベースをクラスタ・グループに追加すると、操作が次のようなエラーで失敗する場合があります。
FS-10066: Failed to start Windows service OracleOraDb11g_home1TNSListenerFslTestDB for the Oracle Net listener FS-10065: Error trying to configure the Oracle Net listener
データベース・ネットワーク・リスナーを構成する場合、Oracle Fail Safeは、プロセスを生成して、リスナーの設定に必要な適切なリスナー・コマンドを実行します。Fail Safeは、それらのコマンドの出力をoracle_home\NETWORK\log directory
に示し、そのディレクトリを検出できない場合は、出力をnulデバイスに送信します。データベース・ホームのORACLE_HOME
ディレクトリにstring \admin
が含まれる場合、この問題が発生します。たとえば、ORACLE_HOME
がC:\app\administrator\product\11.2.0\dbhome_1
の場合、エラーが発生します。\NETWORK\log
ディレクトリを検出しようとすると、Oracle Fail Safeが不適切なディレクトリ解析を使用します。また、ディレクトリを検出できない場合、Fail Safeでnul
デバイス設定に書き込まれる際に生成されたプロセスが失敗します。
Oracle Fail Safeは、oracle_home\NETWORK\log
ディレクトリが適切に検出されるように修正されました。必要な出力ディレクトリを検出できない場合に、生成されたプロセスは、stdout
ファイルへの書込みを試みてエラーを検出しなくなります。
\admin
を含まないディレクトリにOracleデータベースをインストールして、エラーを回避できます。
Oracle Bug#10160858
クラスタ・グループの失敗によってデータベースが強制的にオフラインになる場合、グループが他のノードで失敗するまで再起動しません。Oracle Fail Safeリソース・モニター・トレースFSR_TRACE_OUTPUT
を有効にした場合、次のようなテキストがトレース・ファイルに表示される可能性があります。
<DB_RES> Oracle Fail Safe resource SDB_112 is being forced offline <DB_RES> Oracle Fail Safe resource SDB_112 successfully forced offline <DB_RES> Oracle Fail Safe resource SDB_112 is starting <DB_RES> SDB_112 starting <DB_RES> Event start FscOci::Connect called when connection active <DB_RES> Event end <COMMON> FS-10999: An internal programming error has occurred
データベースが強制的にオフラインになる場合、リソース・モニターはOCIコンテキストを適切にリセットしないため、データベースの再接続時にエラーになります。
この問題は修正され、データベースが強制的にオフラインになる場合にOracle Fail Safeリソース・モニターはOCIコンテキストをリセットします。
Oracle Bug#8683154および8794424
古いバージョンのFail Safeコマンドを削除せずにシステムをOracle Fail Safeリリース3.3.4からアップグレードする場合、クラスタの検証などのコマンドは次のようなエラーで失敗します。
0x80080005: Server execution failed FS-10751: Node NODE1 failed to create a class factory on remote node NODE2 FS-10755: Error creating the OracleFsWorker COM object
Oracle Fail Safe COMクラスのアクセス制御リスト(ACL)の無効なアクセス制御エントリ(ACE)が原因で、このエラーが発生します。古いACLが新しい形式に更新される場合にのみ、この問題が発生します。既存のインストールをアップグレードするかわりに新しいインストールを実行すると、エラーは発生しません。
Microsoft Windows Server 2003 SP1は、すべてのACLが新しい形式を使用しないか、新しい形式に完全に準拠する必要がある新しいCOM ACEフォーマットを導入しました。3.3.4以降のFail Safeリリースでは新しいACLを作成する新しい形式を使用しますが、このパッチ・セットの前に、Fail Safeは既存のACEを新しい形式に変換しませんでした。既存のACLを更新すると、古いACEが新しい形式のACEと結合されて、Oracle Fail Safe COMクラスへのアクセスに失敗する場合があります。
詳細は、次のMicrosoft Development Network (MSDN)記事を参照してください。
http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms693364.aspx
この問題は修正されています。Oracle Fail Safeが古い形式のACEを含むCOM ACLを検出すると、古いACEが新しい形式に変換されます。
Oracle Bug#10192722および11829037
Oracle Fail Safeをインストールする場合またはOracle Services for Microsoft Windows Failover Clustersセキュリティ設定ユーティリティを実行する場合、メッセージ・ボックスにOracle Services for MSCS has stopped working
というテキストが表示されます。Windowsのアプリケーション・イベント・ログは、次のようなエントリを含みます。
Error 2011/02/21 15:34:44 Application Error 1000 (100) Faulting application fssvr.exe, version 3.4.2.0, timestamp 0x4b26a129, faulting module ntdll.dll, version 6.0.6002.18005, timestamp 0x49e042a129, exception code 0xc0000374 fault address 0x00000000000aef37, …
Oracle Fail Safeサーバー・プロセスFsSvr.exe
がクラスタ・リソースをスキャンしてクラスタ・リソース名を検索すると、この問題が発生します。クラスタ・ネットワーク名を検出する前に短いネットワーク名文字列を検出すると、エラーが発生します。サーバー・プロセスは、短いネットワーク名文字列のバッファを最初に割り当て、長いネットワーク名を読み取るために同じバッファを使用します。長いネットワーク名が読み取られると、メモリーが破損し、0xc0000374
エラーまたはSTATUS_HEAP_CORRUPTION
エラーが発生します。
この問題は修正されています。
Oracle Bug#12368992
Oracle Databaseリソースを終了すると、クラスタ・リソース・モニターがアクセス違反例外コード0xc0000005
で失敗する場合があります。リソース・モニターによるIsAlive
ポーリングの実行時に終了すると、失敗する可能性があります。プロセス・ダンプを調査すると、次のようなスタック・トレースが表示されます。
FscLib!FscOci::FetchDbRoleAndOpenMode+0x5ab msvcr80!_CallSettingFrame+0x20 msvcr80!__CxxCallCatchBlock+0xfe ntdll!RcFrameConsolidation+0x3 FscLib!FscOci::FetchDbRoleAndOpenMode+0x39d FscLib!FscOci::IsAlive+0xb0 FsResOdbs!Startup+0x4864
Oracle Fail Safeがリソース・モニターのマルチスレッド・リクエストを適切に処理しないため、この問題が発生します。同時IsAlive
およびTerminate
リクエストは、同時に同じデータベース・アクセス・ルーチンを実行する他のスレッドの可能性を回避しません。Terminate
リクエストを受け取ると、Fail Safeリソース・モニターは、他のスレッドがデータベース・コンテキストを使用しているかどうかを確認せずにデータベース・コンテキストを消去します。OCIルーチンが他のスレッドから同時にアクセスされると、これに失敗する場合があります。
この問題は修正されています。データベース・コンテキストを消去する前に、Terminate
リクエストはIsAlive
スレッドを終了します。
Oracle Bug#12434216
クラスタにOracle Database 11gなどの新しいデータベース・バージョンではなくOracle Database 10gリリース2がインストールされている場合、システム・パス環境変数にデータベース・ホーム\bin
ディレクトリが存在せず、データベース・リソースの起動に失敗します。Windowsのアプリケーション・イベント・ログは、次のエラーのようなエントリを含みます。
Oracle Fail Safe resource SDB_102 failed to start FS-10999: An internal programming error has occurred
データベースをグループに追加しようとすると、進行状況ウィンドウに次のようなテキストが出力されます。
Resource SDB_102 is in a failed state Failed to bring the cluster resource SDB_102 online. Check the Windows event log for messages The Oracle Database resource provider failed to bring resource SDB_102 online Oracle Services for MSCS failed during the add operation
Oracle Fail Safeクラスタ・リソース・モニター・トレース機能(FSR_TRACE_OUTPUT
)を有効にした場合、トレース・ファイルに次のテキストが含まれます。
<DB_RES> SDB_102 ***** OCI routine OCIEnvNlsCreate returned error -1 <COMMON> FS-10999: An internal programming error has occurred
Oracle Fail Safeリソース・モニターによるOracle Call Interface (OCI)の初期化に失敗する場合、この問題が発生します。必要なOracle Database DLL
ファイルの検出に失敗するため、OCIインタフェースは初期化されません。Oracle Database 11gより古いOracle Databaseバージョンを使用する場合のみ発生します。前のバージョンのOracle Databaseで、OCIはORACLE_HOME
環境変数を検出し、そのホームを使用してOracleデータベースDLL
ファイルの検出を試みました。ただし、リソース・モニターが宣言されたORACLE_HOME
を持たない場合があるため、初期化に失敗します。Oracle Database 11gでは、OCI.DLL
ファイルがあるディレクトリを使用してOracle Database DLL
ファイルを検出するためにOCIEnvNlsCreate
関数が変更されています。
回避策として、システム・パス環境変数にOracle Databaseホーム\bin directory
を含むか、10gリリース2より新しいOracle Databaseリリースをインストールします。
この問題は修正されています。Oracle Fail Safeは、OCIEnvNlsCreate
をコールする前に、Oracle DatabaseホームにデフォルトのDLL
directory
を設定するようになりました。これにより、OCIに必要なファイルを検出できます。
Oracle Bug#12597932
Windowsサービスの停止などでデータベース・インスタンスが失敗すると、クラスタ・リソース・モニターはアクセス違反エラーを報告して終了する場合があります。リソース・モニターが失敗すると、リソース・モニターで管理されるすべてのリソースが別のノードに移動します。
Oracleデータベース・リソース・モニター機能が原因で、この問題が発生します。終了機能は、古いデータベース・コンテキストを非同期的に切断およびクリーンアップするスレッドを起動します。次に、オンライン機能は、新しいデータベース・コンテキストを作成します。切断機能が完了する前にオンライン機能を実行すると、切断機能はオンライン機能で作成されたデータベース・コンテキストをリセットします。
この問題は修正されています。終了機能は、オンライン機能を続行する前にすべての切断されたアクティビティの完了を待機します。
Oracle Bug#11718828
Oracle Fail Safeがクラスタ・リソースとしてOracle Enterprise Managerエージェントを作成する場合、エージェントでネットワーク接続に必要なネットワーク名の依存性を作成しません。これにより、emctl
ユーティリティを使用してエージェントを制御する場合にネットワーク名がオンラインではない場合に、エラーが発生します。
この問題は解決されています。Oracle Fail Safeは、エージェントを起動する前にクラスタ・グループ・ネットワーク名をオンラインにする必要があり、ネットワーク名を停止する前にエージェントを停止する必要がある依存関係を作成するようになりました。
Oracle Bug#8416715
Oracle Fail Safeはデータベースをクラスタ・グループに追加する場合、グループに以前に作成されなかった場合にデータベース・ネットワーク・リスナーを作成します。リスナーの名前は、グループ名に基づいています。以前は、グループ名にハイフンが含まれていた場合、Fail Safeはリスナー名にハイフンを含むリスナーを作成していました。しかし、リスナー名には英数字とアンダースコアのみを使用する必要があり、ハイフンは許可されていません。
この問題は解決されています。Oracle Fail Safeは、グループ名のハイフンをアンダースコアに変換する新しいリスナーを作成するようになりました。
Oracle Bug#12543894
データベース・ホームのデフォルト・リスナーにホスト名がないポート番号を含むアドレスがある場合、listener.ora
ファイルのデフォルト・リスナーの検索時にOracle Fail Safeサーバーはアクセス違反エラーC0000005
で失敗します。データベースの検証やリソースの追加などのデータベース・アクションを実行する場合、Oracle Fail Safeサーバーはデフォルト・リスナーを検索します。次のlistener.ora
ファイル・エントリにより、サーバーが失敗する場合があります。
LISTENER = (ADDRESS_LIST= (ADDRESS= (PROTOCOL=TCP) (Port=1521) ) )
サーバーが失敗すると、プロセス・ダンプが作成される場合に、次のコール・フレームのスタック・トレースを持ちます。
FscLib!FspNlMatchHost+0x70 FscLib!FspNlAddrListHasOneHost+0x68 FscLib!FspNlFindLisByLisInfo+0x19f FscLib!FscSqlnetUtility::GetDefaultListener+0xa16
各リスナー・アドレスが関連付けられた名前を持つことをFail Safeサーバーが想定するため、この問題が発生します。アドレス宣言にHost= tag
が含まれる場合、問題は発生しません。
この問題は解決されています。listener.ora
ファイルを解析する場合、Oracle Fail Safeサーバーはホスト名を含まないアドレス・エントリを無視します。
Oracle Bug#12869279
データベースをグループに追加するか、スタンドアロン・データベースを検証する場合、デフォルト・リスナーが数値のIPアドレスではないHOST
を含むADDRESS
エントリを持つと、次のエラーを取得する可能性があります。
FS-10380: NODE1 : Configuring virtual server information for resource OFS1 FS-10230: The Oracle Net listener LISTENER uses a host name in the host address parameter. It must be converted to use an IP address FS-10231: The listener is currently running FS-10233: Do you want to stop the listener, convert the host name to an IP address, and then start the listener again? Yes FS-11004: Message 11004 not found; product=OracleFailSafe; facility=FS FS-10223: Cannot resolve network name ?? to an IP address on the system for validation due to a secondary error FS-10242: Failed to get the IP address of host NODE1 FS-10240: Failed to reconfigure Oracle Net listener LISTENER to use an IP address FS-10784: The Oracle Database resource provider failed to configure the virtual server for resource OFS1 FS-10890: Oracle Services for MSCS failed during the add operation
FS-11004
およびFS-10223
エラーのかわりにFS-10222
エラーを取得する可能性もあります。
FS-10222: Cannot resolve network name ?? to an IP address on node NODE1
HOST
パラメータに対してlistener.ora
ファイルで名前文字列が使用される場合、この問題が発生する可能性があります。次に例を示します。
LISTENER = (ADDRESS_LIST= (ADDRESS= (PROTOCOL=TCP) (Host=NODE1) (Port=1521) (ADDRESS= (PROTOCOL=IPC) (KEY=EXTPROC0) ) ) )
回避策は、Host=NODE1
テキスト文字列を数値のIPアドレスに置き換えることです。例: Host=192.168.0.2
。
別の回避策は、問合せ「FS-10233: リスナーを停止し、ホスト名をIPアドレスに変換し、その後リスナーを再起動しますか?
」が表示される場合に「いいえ」をクリックすることです。
次のメッセージは、無視しても問題ありません。
FS-10230: Oracle NetリスナーLISTENERはホスト・アドレス・パラメータのホスト名を使用します。IPアドレス使用の為に変換する必要があります。
IPアドレスへのホスト名の変換は必須ではありません。
問題の原因は、Oracle Fail Safeネットワーキング・サブルーチンに渡す不適切なパラメータです。
この問題は修正されています。正しいパラメータがネットワーキング・サブルーチンに渡されるようになりました。
Oracle Bug#13058347
グループからデータベースを削除する際にlistener.ora
ファイルに宣言されたデフォルト・リスナーがない場合、デフォルト・リスナーが作成されず、データベースがリスナーに割り当てられません。Oracle Fail Safeパッチ・セット3.4.2.3がインストールされると、次のようなエラーが表示されます。
WARNING : 0x426 : Failed to start the service WARNING : FS-10066: Failed to start Windows service OracleOraDb11g_home1TNSListenerFslgroupname for the Oracle Net listener WARNING : FS-10065: Error trying to configure the Oracle Net listener
宣言されたデフォルト・リスナーがない場合、Oracle Fail Safeは、グループからデータベースを削除する際に削除されたリスナーにデータベースを割り当てます。パッチ・セット3.4.2.3以前は、このエラーが無視されました。
この問題は修正されています。デフォルト・リスナーがlistener.ora
ファイルで宣言されている場合、作成され、データベースがそのリスナーに割り当てられます。
Oracle Bug#13691346
Oracle Fail Safe Managerユーティリティにより、認証プロパティ・ページでデータベースのシステム・ユーザー・パスワードを変更できます。Oracle Fail Safeリリース3.4.2では、この機能は正しく動作しません。システム・パスワードを変更しようとすると、次のエラーが表示されます。
FS-10890: Oracle Services for MSCS failed during the put_data operation FS-10757: A COM error was returned when trying to send a work item to the worker FS-10990: The error 0x80040407 was reported as a system error, but the error message cannot be found ORA-01031: insufficient privileges
Oracle Fail Safeリリース3.4.2でデータベースに接続する場合、サーバーは現在のデータベースのかわりに新しいデータベース・パスワードを使用するため、ORA-01031
エラーになります。
Oracle Fail Safeサーバーは修正されています。パスワードの変更機能では、データベースへの接続時に現在のパスワードを使用するようになりました。
Oracle Bug#13893012
データベースがOracle Data Guardスタンバイ・データベースとして設定される場合、Oracle Fail Safe Managerユーティリティを使用してオープン・モード機能を読取り専用またはマウント済に変更できます。Oracle Fail Safeリリース3.4.2のデータベースのオープン・モード機能を変更しようとすると、次のエラーが表示されます。
FS-10890: Oracle Services for MSCS failed during the changeDBOpenMode operation ORA-12560: TNS:protocol adapter error
Oracle Fail Safeリリース3.4.2でデータベースに接続すると、サーバーは正しいデータベース・サービスID SIDを使用せず、ORA-12560
エラーになります。
Oracle Fail Safeサーバーは修正されています。オープン・モードの変更機能では、データベースへの接続時に正しいSIDを使用するようになりました。
この項では、Oracle Fail Safeの既知の問題に関する情報が記載されています。
Oracle Bug#7377494
Oracle Fail Safeクラスタ検証では、Oracle製品の正しいパッチ・レベルを表示しない場合があります。表示されるバージョンは製品のOracleホームの実行可能なイメージに基づき、インベントリに格納されている正確なパッチ・セット・バージョンを反映しない可能性があります。
Windows 8およびMicrosoft Windows Server 2012システムでは、Oracle Fail Safe Managerがダイアログ・ボックスを正しく表示しない場合があります。Windowsでは、グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)要素が正しいレイヤーまたはz順序で表示されない場合があります。
たとえば、ダイアログ・ボックスのドロップダウン・リストをクリックした場合、ダイアログ・ボックスはその親ウィンドウの背面に移動し、ドロップダウン・リストは、それが属するダイアログ・ボックス上ではなく親ウィンドウ上に表示されます。同様に、ツールチップがあるダイアログ・ボックスで、カーソルをウィンドウ上で移動する場合、ツールチップは表示されますがダイアログ・ボックスは親ウィンドウの背面に移動します。
この問題はWindowsの以前のバージョンに存在しますが、Microsoft Management Console (MMC)の.NET 4.0へのアップグレードにより、この問題が、フォームを作成するためにMicrosoft Windows Presentation Foundation (WPF)を使用するMMCアプリケーションで見られるようになりました。新しいOracle Fail Safe ManagerはMMCベースであり、ほとんどのウィンドウおよびダイアログ・ボックスでWPFを使用します。そのため、新しいFail Safe Managerでは、z順序の問題が発生しやすくなっています。現在Microsoft社と協力し、この問題の解決にあたっています。
このような問題を回避するには、Oracle Fail Safe ManagerをMicrosoft Windows Server 2008またはMicrosoft Windows 7システムにインストールし、そのシステムからリモートでクラスタを管理します。
詳細は、このリリースに対して更新された次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Fail Safe概要および管理ガイドfor Microsoft Windows』
『Oracle Fail Safeインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』
『Oracle Fail Safeエラー・メッセージfor Microsoft Windows』
『Oracle Fail Safeチュートリアルfor Microsoft Windows』
ドキュメントは、HTMLおよびPDFオンライン形式で提供されます。PDFファイルを表示するには、Adobe Acrobat Reader 4.0以上が必要です。最新バージョンのAdobe Acrobat Readerは、次のAdobe Webサイトからダウンロードできます。
http://www.adobe.com/prodindex/acrobat/readstep.html
ドキュメントがキットに付属されなくなりました。HTMLおよびPDF形式は、Oracle Technology Networkから入手できます。
Oracle Fail Safeの詳細は、次のWebサイトを参照してください。
Oracle Technology NetworkのOracle Fail Safe関連Webサイト
http://www.oracle.com/technetwork/documentation/failsafe-086865.html
更新されたソフトウェア互換性情報やホワイト・ペーパーなどはOracle Technology NetworkのWebサイトに掲載されます。
Oracle Technology NetworkのOracle Enterprise Manager関連Webサイト
http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html#em
Oracleサポート・サービス
https://support.oracle.com/
技術サポートと追加情報についてはOracleサポートの担当者に連絡するか、Oracleサポート・サービスのWebサイトを参照してその他の使用可能なリソースを探してください。
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc
)を参照してください。
Oracleサポートへのアクセス
Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info
)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs
)を参照してください。
Oracle Fail Safe変数ファイル, リリース4.1 for Microsoft Windows
B72449-02
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