スタンドアロン・データベースの検証操作では、有効性検査を実行し、スタンドアロン・データベースが常駐するノード上に正しく構成されているかどうかを確認して、グループに追加する前にもう一方のクラスタ・ノードに存在するデータベースへの参照を削除します。(データベースが、一度グループに追加された後で削除されたものである場合、別のクラスタ・ノードにデータベースへの参照が残っている可能性があります。)これによって、Oracle Fail Safeを使用した可用性の高いデータベースが実現されます。
第3章で作成したデータベースはOracle Fail Safeで作成されているため、検証する必要はありません。ただし、このレッスンではデモ用に検証を行います。
検証するTestDbデータベースを選択し、「Oracleリソース」ビューの「アクション」メニューから「検証」を選択します。「使用可能なOracleリソース」リストのリソースを右クリックし、使用可能なリソース・レベルのアクションを表示して、「検証」を選択することもできます。
オペレーティング・システム認証が有効であるかどうかによって、Oracle Fail SafeはデータベースのSYSアカウントのパスワードの入力ウィンドウを開いてサンプル・データベースを検証するSYSアカウント権限があることを確認する場合があります。このウィンドウが開いた場合は、SYSアカウントのパスワードを入力します。