SharePointサーバーへのSharePointソリューションのインストール

SharePoint Object Modelクロールを構成する前に、SharePointサーバーにSharePointソリューションをインストールする必要があります。このタスクは、SharePoint Web Servicesクロールを使用する場合は必要ありません。

IASをインストールすると、SharePointソリューションが再配布されます。SharePointソリューションには、クロールとSharePointサーバーとの通信を可能にするエージェント(SOAP Webサービス・アセンブリ)が含まれています。

SharePointソリューションをインストールするユーザーには、SharePointで次のロールが必要です。
  • ファーム管理者
  • サイト・コレクション管理者
  • db_owner(管理サイトのコンテンツ・データベース)
SharePointソリューションにより、グローバル・アセンブリ・キャッシュに次のアセンブリがインストールされます。
  • Microsoft.Web.Services2.dll
  • Entropysoft.Sharepoint.WebService.dll
  • Entropysoft.WebConfModif.dll

SharePointソリューションをインストールするには:

  1. <インストール・パス>\IAS\<バージョン>\cms\sharepoint-omに移動します。
  2. EntropySoft-SharePoint-Conn-Setup.exeを、SharePointサーバーからアクセス可能な一時ディレクトリにコピーします。
  3. Windows SharePoint Services AdministrationサービスをSharePointサーバー上で開始します。
  4. EntropySoft-SharePoint-Conn-Setup.exeをダブルクリックします。SharePointインストール・プログラムが開始します。
  5. 「Yes」をクリックします。
  6. 次へ」をクリックして続行します。

    インストール・プログラムにより、複数の事前確認が実行されます。このいずれかの確認が失敗した場合、プログラムを修正し、インストール・プログラムを再起動して続行します。

  7. EntropySoftライセンス契約に同意し、「Next」をクリックして続けます。
  8. 「Deployment Targets」画面で、クロールのデプロイ先の「SharePoint Web site(s)」を選択します。SharePointサーバー・ファームがある場合、複数のWebサイトを選択する必要があります。

    通常、SharePoint管理サイトにクロールをデプロイする必要はありません。

  9. 次へ」をクリックして続行します。
  10. 「Close」をクリックします。

インストール・プログラムにより、ファイルがコピーされ、選択したSharePointファームのすべてのメンバーにクロールがデプロイされます。

インストール後、SharePoint Central Administrationに接続して「Operations」タブをクリックし、「Global Configuration」セクションで「Solution management」を選択することで、SharePointソリューションがサーバー(サーバー・ファーム)に正しくデプロイされているかどうかを確認できます。