Integratorのアップグレード

Integratorをアップグレードするには、既存のバージョンをアンインストールしてから新しいバージョンをインストールします。Integratorバージョン3.0.xのインストール後も既存のワークスペースを使用できます。

Integrator 2.4.xにカスタム・プラグインをデプロイした場合は、Integratorのアップグレードを開始する前にそのプラグインをバックアップする必要があります。それらはアップグレード後にリロードできます。

Integratorをアップグレードするには:

  1. バージョン2.4.xをアンインストールします。詳細は、Oracle Endeca Information Discoveryインストール・ガイド、バージョン2.4.xを参照してください。アンインストール後、Integratorのグラフの作成に使用したワークスペースがマシン上にそのまま残っているはずです。
  2. Integratorバージョン3.0.xをインストールします。詳細は、『Oracle Endeca Information Discovery Integratorインストレーション・ガイド』、リリース3.0.xを参照してください。
  3. Integratorを起動し、バージョン2.4.xのグラフに使用していたワークスぺースが使用されるように指定します。

これで新しいバージョンのIntegratorにアップグレードされました。ただし、Oracle Endeca Information Discovery、バージョン3.0.xに必要な既存のグラフを変更するまでは、それらのグラフを実行しないでください。

アップグレード後に、続けて既存のIntegratorのグラフを変更できます(「Integratorで必要な変更」を参照してください)。

カスタム・プラグインをリロードする場合は、インストール・パスが変更されている点について留意しておいてください。たとえばWindowsの場合、次に示す2.4.xのデフォルト・インストール・パスは、
C:\Oracle\Endeca\Discovery\Integrator\2.4.0
次のように3.0.xのデフォルト・パスに変更されます。
C:\Oracle\Endeca\Discovery\Integrator\3.0.0

アップグレード後も、Integratorは以前の場所のcustomcomponents.xmlを参照します。そのため、参照先を新規の3.0.xの場所に更新する必要があります。