Dgraph管理タスク
この項では、Dgraphのいくつかの基本管理タスク、Dgraphのトラブルシューティングのヒント、およびDgraphログについて説明します。
スペル辞書の更新
データ・ドメインのスペル辞書を更新するには、
endeca-cmd update-spelling-dictionaries
data_domain
コマンドを使用します。データ・ドメインにデータ・レコードを追加した後にこの操作を実行して、Dgraphでスペル訂正を有効にします。
Dgraphノードのステータスの確認
Dgraphノードの状態を確認する簡単な方法は、Endeca Serverからそのステータスを取得することです。
Dgraphプロセス・キャッシュのチューニング
Endeca Serverでは、多くのタイプの問合せに対して、Dgraphプロセスの結果のキャッシングが幅広く使用されます。これをチューニングするために、次のヒントを使用できます。
Webブラウザとデータ・ドメインの接続について
セキュリティ上の理由から、ユーザーのWebブラウザを、Endeca ServerおよびEndecaデータ・ドメインをホストするマシンに直接接続することは避けてください。
Dgraphコア・ダンプ・ファイルの管理
まれにDgraphがクラッシュすると、Dgraphはコア・ダンプ・ファイルをディスクに書き込みます。
デバッグ情報の収集
データ・ドメインの問題をデバッグする前に、次の情報を収集してください。
同じWindowsマシンでの複数のDgraphの実行
単一のWindowsマシン上で複数のEndecaデータ・ドメインが実行されている場合、Endeca Serverは、そのマシン上の他のDgraphポートと競合しないポートを各Dgraphに割り当てます。(これらのDgraphプロセスでは様々なデータ・ドメインが提供されます。)
接続エラーの識別
Dgraphの標準出力ログに
connection broken
というメッセージが含まれる場合、Dgraphに関する問題が発生したかのように思われますが、この問題の実際の原因は、通常、フロントエンド・アプリケーションをホストするサーバーとDgraphをホストするサーバーとの間の接続障害です。