これらのコマンドはEndeca Serverノードで動作し、クラスタ内の各Endeca Serverノードで使用されるノード・プロファイルの指定、現在構成されているノード・プロファイルの取得、Endeca Serverノードの削除、ノードのリスト、およびクラスタとそのノードのステータスの取得が可能です。
set-node-profileコマンドは、Endeca Serverノードのハードウェア・プロファイルを設定します。
endeca-cmd set-node-profile [global-options] [set-options]
設定オプション | 意味 |
---|---|
--num-cpu-cores <int> | 各Endeca ServerマシンのCPUコアの数。
指定しない場合、デフォルトは、このEndeca ServerをWebLogic Serverにデプロイした際にEndeca Serverに割り当てられるコアの数になります。 |
--ram-size-mb <int> | Endeca Serverノードのメイン・キャッシュのサイズ。
指定しない場合のデフォルトは1024MBです。 |
endeca-cmd set-node-profile --num-cpu-cores 8 --ram-size-mb 2048CPUコアの数を8に設定し、メイン・キャッシュのサイズを2048に設定します。
get-node-profileコマンドは、現在実行中のすべてのEndeca Serverノードに使用されるハードウェア・プロファイルをリストします。プロファイル情報は、CPUコアの数およびRAMのサイズ(MB)です。
endeca-cmd get-node-profile [global-options]このコマンドにはオプションはありません。
get-node-healthコマンドは、指定したEndeca Serverノードの状態の情報をリストします。このコマンドは、Endeca Serverノードのホスト名とポート、プロトコル、およびノードのステータスを返します。また、このEndeca ServerノードにホストされるDgraphノードのステータスもリストします(これらのDgraphノードは別のデータ・ドメイン・クラスタに属します)。
endeca-cmd get-node-health <node-hostname> [global-options]ここで、node-hostnameは、Endeca Serverノードの名前です(list-nodesコマンドで返される名前のいずれかにする必要があります)。
このコマンドにはオプションはありません。
get-cluster-healthコマンドは、Endeca Serverクラスタの全体のステータスをレポートします。このコマンドは、クラスタ・コーディネータを実行しているノードのホスト名とポート、およびそれらのステータス、Endeca Serverノードとそれらのステータス、およびデータ・ドメインリストし、それらが有効かどうかを示します。
endeca-cmd get-cluster-health [global-options]このコマンドにはオプションはありません。
delete-nodeコマンドは、Endeca Serverノードに割り当てられているデータ・ドメインがないことをチェックした後に、このノードを削除します。削除するEndeca Serverノードが、データ・ドメインにサービスを提供するDgraphノードをホストしている場合、Endeca Serverは、このノードを削除する前に、それらを他のEndeca Serverクラスタ・ノードに移行することを試みます。データ・ドメインを他のノードに移動するのに十分なリソースがEndeca Serverクラスタにない場合は、このノードを削除できません。
このコマンドを使用してノードを削除し、ノードが正常に削除されたら、Endeca ServerインスタンスをホストしているWebLogic Serverも停止する必要があります。
endeca-cmd delete-node <node-hostname> [global-options]ここで、node-hostnameは、Endeca Serverノードの名前です(list-nodesコマンドで返される名前のいずれかにする必要があります)。
このコマンドにはオプションはありません。
list-nodesコマンドは、追加情報を指定することなく、アクティブなEndeca Serverノードのホスト名をリストします。
endeca-cmd list-nodes [global-options]このコマンドにはオプションはありません。