データ・ドメイン内のDgraphノードはいずれも、2つのログを作成します。
これらのDgraphログを使用して、問合せのトラブルシューティングや、特定の問合せまたは更新のパフォーマンスの追跡を行うことができます。
C:\Oracle\Middleware\user_projects\domains\endeca_server_domain\EndecaServer\logs
ログに別の場所を指定するには、EndecaServer.properties構成ファイル内のendeca-logs-dirパラメータでパスを変更します。
Dgraphログはテキスト・ファイルのため、テキスト・エディタを使用して表示できます。
Dgraphリクエスト・ログ(問合せログとも呼ばれる)には、処理されるリクエストに対して1つのエントリが含まれます。リクエストは、タイムスタンプでソートされます。
dataDomainName.reqlogここで、dataDomainNameは、Dgraphノードがサービスを提供しているEndecaデータ・ドメインの名前です。
また、/admin/dataDomainName?op=logrollコマンドを実行すると、問合せログ・ロールが強制実行されますが、リクエスト・ログが再マップされてしまいます。
情報を使用できないフィールドまたは関連していないフィールドには、ダッシュ(-)が入力されます。
デフォルトでは、Dgraphによって、POSTリクエスト本体の内容が64Kに切り捨てられます。このデフォルト設定により、特に多数のレコードをデータ・ドメインに追加する処理中に、ログのディスク領域が節約されます。POSTリクエスト本体の内容全体のログを確認する必要がある場合、Oracleサポートに連絡してください。
dataDomainName.out
Dgraph stdout/stderrログには、起動メッセージに加え、警告およびエラー・メッセージが含まれます。Dgraph -vフラグを使用すると、ログの冗長度を上げることができます。ロギング変数を設定して、指定された機能のロギング冗長度を切り替えることもできます(「サポートされるロギング変数のリスト」を参照してください)。
Dgraph stdout/stderrログでは、システムのローカル・タイムゾーンを使用して起動時間と停止時間(およびその他の情報メッセージ)が報告され、ゾーン・ラベルは表示されませんが、警告メッセージとエラー・メッセージがUTCで表示されます。
value%3D%22RefreshDate
X-Endeca-Portlet-Id: endecaresultslistportlet_WAR_endecaresultslistportlet_INSTANCE_5RKp_LAYOUT_11601
PORTLET=endecaresultslistportlet_WAR_endecaresultslistportlet_INSTANCE_5RKp_LAYOUT_11601この場合、次のようなコマンドを使用して、そのポートレットから最後の10件のリクエストの時間およびレスポンス・コードを確認できます。
grep $PORTLET Discovery.reqlog | tail -10 | cut -d ' ' -f 6,7,8
このコマンドにより、次のような出力が生成されます。
20.61 20.04 200 80.24 79.43 200 19.87 18.06 200 79.97 79.24 200 35.18 24.36 200 87.52 86.74 200 26.65 21.52 200 81.64 80.89 200 28.47 17.66 200 82.29 81.53 200
Studioロギングの有効化の詳細は、Oracle Endeca Information Discovery Studio管理およびカスタマイズ・ガイドを参照してください。