3つのグローバル・オプションで、Endeca Serverのホスト名、ポート番号およびコンテキスト・ルート情報を指定できます。
--hostオプションは、リモート・マシン上で実行されているEndeca Serverに対してコマンドを実行する場合に使用します。--host引数には、リモート・マシンの完全名またはそのIPアドレスを指定できます。
endeca-cmd create-dd bikes --host web7.example.com
このコマンドでは、web7.example.comリモート・マシン上で実行されている(デフォルト・ポートでリスニング中の) Endeca Serverに対し、bikesという名前のEndecaデータ・ドメインをそのリモート・マシンのデフォルトの場所に作成するように指示しています。
--portオプションは、Endeca Serverがローカルとリモート・マシンのどちらで実行されているかにかかわらず、デフォルト・ポートで実行されていない場合に必ず使用します。--portを指定しない場合、コマンドではデフォルト・ポートが使用されます。
endeca-cmd get-dd bikes --host web7.example.com --port 9090
このコマンドでは、web7.example.comリモート・マシン上で実行されている(デフォルト以外のポート9090でリスニング中の) Endeca Serverに対し、bikesという名前のEndecaデータ・ドメインのステータスを返すように指示しています。
Endeca Serverアプリケーションは、WebLogic Serverで実行中のコンテキスト・ルートのデフォルト名として、/endeca-serverを使用します。--rootオプションは、このコンテキスト・ルート名を指定するために使用されます。--portを指定しない場合、デフォルトの/endeca-serverコンテキスト・ルートがコマンドに使用されます。