ホスト、ポートおよびコンテキスト・ルートのグローバル・オプション

3つのグローバル・オプションで、Endeca Serverのホスト名、ポート番号およびコンテキスト・ルート情報を指定できます。

--hostオプション

--hostオプションは、リモート・マシン上で実行されているEndeca Serverに対してコマンドを実行する場合に使用します。--host引数には、リモート・マシンの完全名またはそのIPアドレスを指定できます。

次の例は、--hostグローバル・オプションを示しています。
endeca-cmd create-dd bikes --host web7.example.com

このコマンドでは、web7.example.comリモート・マシン上で実行されている(デフォルト・ポートでリスニング中の) Endeca Serverに対し、bikesという名前のEndecaデータ・ドメインをそのリモート・マシンのデフォルトの場所に作成するように指示しています。

--portオプション

--portオプションは、Endeca Serverがローカルとリモート・マシンのどちらで実行されているかにかかわらず、デフォルト・ポートで実行されていない場合に必ず使用します。--portを指定しない場合、コマンドではデフォルト・ポートが使用されます。

Endeca Serverのデフォルト・ポートは次のとおりです。
  • 7001は、Endeca ServerアプリケーションがリスニングしているWebLogic ServerのデフォルトHTTPポートです。このポートは、Endeca Serverが非SSLモードで実行されている場合に使用されます。
  • 7002は、Endeca ServerアプリケーションがリスニングしているWebLogic ServerのデフォルトHTTPSセキュア・ポートです(Endeca ServerがSSLを介して構成されている場合)。
次の例は、ホストとポートの両方のグローバル・オプションを示しています。
endeca-cmd get-dd bikes --host web7.example.com --port 9090

このコマンドでは、web7.example.comリモート・マシン上で実行されている(デフォルト以外のポート9090でリスニング中の) Endeca Serverに対し、bikesという名前のEndecaデータ・ドメインのステータスを返すように指示しています。

--rootオプション

Endeca Serverアプリケーションは、WebLogic Serverで実行中のコンテキスト・ルートのデフォルト名として、/endeca-serverを使用します。--rootオプションは、このコンテキスト・ルート名を指定するために使用されます。--portを指定しない場合、デフォルトの/endeca-serverコンテキスト・ルートがコマンドに使用されます。