Endeca ServerはロギングにOracle Diagnostic Logging (ODL)を使用し、そのメッセージはWebLogic Serverログに書き込まれます。
WebLogic Serverの各インスタンスは、次のログ・ファイルを保持します。
- AdminServer-diagnostic.logには、WebLogicアプリケーションからのODLメッセージが含まれます。Endeca Serverの標準出力(stdout)および標準エラー(stderr)メッセージがこのファイルに書き込まれます。
- <domain-name>.logファイル(endeca_server_domain.logなど)は、ODLメッセージのサブセットを受信します。このドメイン・ログは、ドメインの全体的なステータスを表示する中央の場所を提供するためのものです。
- AdminServer.logには、そのサブシステムおよびアプリケーションからのメッセージが含まれます。このログにはEndeca Serverアプリケーションからのメッセージが含まれます(そのため、Endeca Serverアプリケーション問題のデバッグには役立ちます)が、Endeca ServerのODLメッセージは含まれません。
デフォルトでは、これらのログ・ファイルは
$DOMAIN_HOME/servers/AdminServer/logsディレクトリにあります。たとえば、
endeca_domainがドメインの名前の場合、Windowsのデフォルトのパスは次のようになります。
C:\Oracle\Middleware\user_projects\domains\endeca_server_domain\servers\AdminServer\logs
Endeca ServerのすべてのODLログ・エントリの先頭には、次の例に示すように
OESが付き、その後にメッセージの番号とテキストが続きます。
OES-000135: Endeca Server has successfully initialized
すべてのログはテキスト・ファイルであるため、テキスト・エディタでその内容を表示できます。また、WebLogic管理コンソールでエントリを表示することもできます。