Endeca Serverの停止

Oracle Endeca Serverアプリケーションを停止すると、WebLogic Serverクライアントで使用できなくなります。

Oracle Endeca Serverアプリケーションは、WebLogic Server管理コンソールから手動で停止できます。WebLogic Serverを停止するために、Endeca Serverを停止する必要はないことに注意してください。この場合、WebLogic Serverは、停止手順の一部としてEndeca Serverを停止します。

Oracle Endeca Serverアプリケーションを停止するには、次の手順を実行します。

  1. Endecaドメインの管理サーバーが実行されていることを確認します。
  2. ブラウザから、次の構文を使用して管理サーバー・コンソールにアクセスします。
    http://admin_server_host:admin_server_port/console
    たとえば、次のようになります。
    http://web007:7001/console
  3. 管理コンソールのログイン画面で、管理者ユーザー名とパスワードでログインします。
  4. ドメイン構造ペインで、「デプロイメント」(endeca_domainツリー内)をクリックします。
    WebLogic Serverのendeca_domainのドメイン構造リスト
  5. 「デプロイメント」表で、oracle.endecaserver Webアプリケーションをクリックします。次の略例のように、その「状態」が「アクティブ」になり、その「ヘルス」が「OK」になります。
    oracle.endecaserverが選択されたWebLogic Serverの「デプロイ」リスト
  6. 「デプロイ」表で、「停止」をクリックして、次のいずれかの停止オプションを選択します。
    • 作業完了時: Endeca Serverアプリケーションが作業を終了し、現在接続されているユーザーが切断されるのをWebLogic Serverが待機するように指定します。
    • ただちに強制停止: 実行中の作業および接続されているユーザーに関係なく、WebLogic ServerがEndeca Serverアプリケーションをすぐに停止するように指定します。
    • 停止(管理リクエストの処理は続行): すべての作業が終了したら、WebLogic ServerがEndeca Serverアプリケーションを停止するように指定しますが、それまでアプリケーションを管理モードにするため、管理目的でアクセスできます。
  7. アプリケーション・アシスタントの停止で、「はい」をクリックします

その結果、Endeca Serverアプリケーションが停止し、その「状態」が「準備済」に変更されます。

注意: WebLogic Serverの停止時にEndeca Serverアプリケーションが「準備済」(停止)状態の場合、WebLogic Serverを起動しても、アプリケーションは自動的に再起動されません。この場合は、Endeca Serverを手動で起動する必要があります。

Endeca ServerクラスタをホストしているWebLogicドメインの任意のWebLogic Serverを強制的に停止すると、Endeca ServerからのDgraphプロセスまたはクラスタ・コーディネータ・プロセスが実行されたままになる場合があります(これは、クラスタ・コーディネータ・プロセスが個別のJVMで実行され、DgraphプロセスがJavaプロセスでないためです)。したがって、WebLogic Serverを次に起動すると、このWebLogicドメインでDgraphまたはクラスタ・コーディネータ・プロセスが実行されているかどうかをEndeca Serveソフトウェアがチェックし、停止します。