既存データ・ドメインのクローニング

管理WebサービスのcloneDataDomain操作またはendeca-cmd clone-dd nameコマンドで、既存データ・ドメインをレプリケートする新規データ・ドメインを追加できます。

データ・ドメインをこのコマンドでクローニングする前に、次の作業が完了している必要があります。
  • Endeca Serverノード・プロファイルが定義されています。
  • Endeca ServerノードがEndeca Serverクラスタで起動されています。
  • コピーを作成する対象データ・ドメインは作成済です。
    重要: クローニング・コマンドが成功するには、このデータ・ドメインが有効にされている必要があります。

新規データ・ドメインの名前は、Oracle Endeca Serverにある他のデータ・ドメインで使用されていない必要があります。

データ・ドメインをクローニングするには:

  1. コマンドライン・ウィンドウ(たとえば、「コマンド プロンプト」をWindowsで開きます)を使用して、endeca-cmdディレクトリにナビゲートします。または、Endeca Serverクラスタのホストとポートで管理Webサービスにアクセスできます。
  2. 選択する方法に応じて、管理WebサービスのcloneDataDomain操作またはendeca-cmd clone-ddコマンドを発行します。

    コマンドラインで新規データ・ドメインの名前、ソース・データ・ドメインの名前(--source-name)およびドメインを有効化するかどうか(オプション)を指定します。有効化の値を指定しないと、新規データ・ドメインはデフォルトで有効になります。

    次の例は、endeca-cmdコマンドを示します。
    endeca-cmd clone-dd MyNewDD --source-name MyExistingDD --is-enabled true 

    この例では、MyExistingDDデータ・ドメインのコピーを作成し、その名前をMyNewDDと命名し、この新規データ・ドメインを作成後に有効にします。

    または、この例のようなWebサービス・リクエストを管理Webサービスに発行できます。
     <ns1:cloneDataDomain xmlns:ns1="http://www.endeca.com/endeca-server/manage/1/0">
     <ns1:name>MyNewDD</ns1:name>
     <ns1:sourceName>MyExistingDD</ns1:sourceName>
     <ns1:enabled>true</ns1:enabled>
    </ns1:cloneDataDomain>

    Endeca Serverクラスタに十分な容量があると、新規データ・ドメインは既存データ・ドメインのコピーとして作成されます。

  3. endeca-cmd list-ddにより、すべての既存データ・ドメインをEndeca Serverでリストすることで、クローニングされるデータ・ドメインの作成を確認します。