ここでは、データ・インジェストWebサービスを使用して実行できるデータ・ドメインでの操作について説明します。また、推奨されないいくつかの操作もリストします。
サポートされるデータ・ドメイン操作
データ・インジェストWebサービスを使用して、データ・ドメインで次の操作を実行できます。
- データ・ドメインへの新規レコードの個別追加
- 管理属性値の追加
- データ・ドメインの既存のレコードに対するキー/値割当ての追加
- 指定したレコード割当ての削除または置換
- レコードの個別削除または置換
- 実行中のデータ・ドメインにおける標準属性の名前の変更
- データ・ドメインからのすべてのデータ・レコードおよびスキーマ・レコードの削除
- データ・ドメインのプロビジョニング(PDRやDDRなどのスキーマ・レコードの作成、およびそれらのレコードのデフォルト値へのリセットを通じて)
推奨されない操作
次にリストする操作はデータ・インジェストWebサービスで実行できますが、これらの操作にデータ・インジェストWebサービスを使用することは推奨されません。
データ・インジェストWebサービスは参照チェックを実行しないため、このWebサービスを使用して特定の操作を実行すると、データ・ドメインが無効または使用不能になる可能性があります。注意する必要のある操作のリストは次のとおりです。
- システム・レコードの削除。これらは、スキーマを定義するレコードです(PDR、DDRまたは他のシステム・レコード)。たとえば、PDRを削除すると、そのPDRによって定義される属性が属しているグループが無効になる可能性があります。回避策として、すべてのレコードおよびスキーマを削除してから、Integratorのデータ・ストアのリセット・コネクタを使用してデータ・ドメインをプロビジョニングできます。Integratorで使用できるカスタム・コネクタの詳細は、Oracle Endeca Information Discovery Integratorユーザーズ・ガイドを参照してください。
- (Studioのビューで使用される)グループまたはエンティティを定義するレコードの作成。これらの操作には、構成WebサービスまたはStudioを使用することをお薦めします。構成Webサービスの詳細は、『Oracle Endeca Server開発者ガイド』を参照してください。Studioの詳細は、Oracle Endeca Information Discovery Studioユーザーズ・ガイドを参照してください。
- (Studioのビューで使用される)グループまたはエンティティに属する標準属性の名前の個別変更。グループまたはエンティティから削除せずに属性の名前を変更すると、グループまたはエンティティが無効になる可能性があります。標準属性は、名前を変更する前にグループまたはエンティティから削除してください。