リクエストでのバージョン番号の使用

バージョン番号は、Webサービス・リクエストで必須ネームスペースとして指定されます。

次の文で、Webサービス・インタフェースのバージョンがそれらとのやり取りにどのように影響するかを説明します。
クライアントは、バージョンがそのスタブ内のバージョンと互換性のないサービスにアクセスした場合に、SOAPフォルトを受信します。具体的には、次のケースが考えられます。
重要: すべてのケースで、クライアントと現在のWebサービス・バージョンとの非互換性を解決するには、新しいクライアント・スタブを生成し、それらをフロントエンド・アプリケーションで使用します。

リクエストでのバージョン番号の指定の例

これらの例では、様々なWebサービスへのリクエストでバージョン番号を指定する方法を示します。バージョンの指定の原理は同じですが、構文はWebサービスのタイプによって若干異なります。

次の例では、ネームスペース(1.0)でメジャー・バージョンとマイナー・バージョンの値を指定したリクエストを構成Webサービスに送信します。
<soapenv:Envelope 
  xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/" 
  xmlns:ns="http://www.endeca.com/MDEX/config/services/types/2/0" 
  xmlns:ns1="http://www.endeca.com/MDEX/config/XQuery/2009/09">
   <soapenv:Header/>
   <soapenv:Body>
   ...
   </soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>
次の例では、リクエストを対話Webサービスに送信します。
<soapenv:Envelope 
  xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/" 
  xmlns:ns="http://www.endeca.com/MDEX/conversation/2/0">
   <soapenv:Header/>
   <soapenv:Body>
      <ns:Request>
      ...
      </ns:Request>
   </soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>

レスポンスにもバージョン番号が含まれます。