「より小さい」および「より大きい」範囲フィルタ

2つのEQL演算子では、「より小さい」および「より大きい」範囲フィルタ問合せを作成できます。

これらのタイプの問合せは次のように作成します。
  • 「より小さい」問合せを作成するには、<(より小さい)演算子のみを使用します。範囲の上限のみ指定するため、返されるすべてのレコードはこの境界未満(上限未満)になります
  • 「より大きい」問合せを作成するには、>(より大きい)演算子のみを使用します。範囲の下限のみ指定するため、返されるすべてのレコードはこの境界より大きく(下限より大きく)なります

どちらの演算子も含まれるため、指定した境界値と等しいレコードが返されます。

「より大きい」の例

次に、「より大きい」問合せの例を示します。
<soapenv:Envelope xmlns:soapenv="http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/">
   <soapenv:Header/>
   <soapenv:Body>
      <Request xmlns="http://www.endeca.com/MDEX/conversation/2/0">
        <Language>de</Language>
        <State>
          <DataSourceFilterString>FISCAL_YEAR = 2002</DataSourceFilterString>
          <SelectionFilterString>AMOUNT_SOLD > 500</SelectionFilterString>
        </State>
        <ContentElementConfig xsi:type="RecordListConfig"
          HandlerFunction="RecordListHandler"
          HandlerNamespace="http://www.endeca.com/MDEX/conversation/handlers/2010"
          Id="RecordList" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
        </ContentElementConfig>
       </Request>
    </soapenv:Body>
</soapenv:Envelope>

この例では、会計年度2002のレコードを除くすべてのレコードを除外し、500以上のアイテムを販売したレコードをすべて返します。

「より小さい」問合せの例は、<(より小さい)演算子を使用する以外は同じです。