次のトピックでは、用途に応じた言語識別子の指定方法について説明します。
Oracle Endeca Serverアプリケーションでは、次の2箇所で言語を指定できます。
- 標準または管理属性の言語は、その属性のPDRで指定できます。
- 検索問合せの言語は、検索構成オプションで指定できます。
次の言語識別シナリオはサポートされないことに注意してください。
- (すべてのデータと問合せに対する)グローバル言語識別子はサポートされません。ただし、PDRがDIWS (データ・インジェストWebサービス)とバルク・ロード・インタフェースで自動作成される場合に使用されるグローバルPDR言語コードを設定できます。
- レコードごとの言語識別子はサポートされません。言語コードは、レコードではなく属性に対してのみ設定できます。
- 単一の検索問合せに対する複数の言語識別子の使用はサポートされません。つまり、各問合せで使用できるのは最大で1つの言語識別子であり、言語は問合せごとに変わります。言語が問合せごとに変わる場合、問合せごとの言語識別子をフロントエンド・アプリケーションで使用する必要があります。
ドキュメントと検索に与える言語の影響
すべてのドキュメントでは、対応するPDRの言語により、次の内容が決まります。
- ドキュメントがどのようにトークン化されるか
- ドキュメントがどのように標準化されるか
- その用語に対して語形はどの言語で返されるか
- 返された形が影響するのはどの言語の語形展開索引か
- その用語が影響するのはどの言語のスペル辞書か
すべての検索では、検索で構成される言語により、次の内容が決まります。
- ドキュメントがどのようにトークン化されるか
- ドキュメントがどのように標準化されるか
- その用語に対して語形はどの言語で返されるか
- スペル関連の再問合せに使用されるのはどの言語のスペル辞書か