管理属性

管理属性は、データセット内のレコードを記述する点で標準属性と似ています。

データ・セット内のレコードに値を割り当てる方法のみ提供する標準属性とは異なり、管理属性ではデータに存在する可能性のある追加の特性を取得できます。実行するDgraphにこれらの特性を取得してロードすると、特性はデータ・ドメインの一部になります。

管理属性では、データ設計者は次のレコード特性を取得できます。

管理属性は、多くの場合に階層ナビゲーションのサポートに使用されます。つまり、管理属性を標準属性に関連付けると、標準属性値に基づくレコードの階層ナビゲーションが可能になります。たとえば、Library of Congress Classification標準属性を使用して書籍のコレクションをナビゲートし、Literature > American > 19th centuryで絞り込むことができます(管理属性は属性の階層を取得できますが、必ずしも階層情報を含んでいる必要はありません。)

階層を表すことが目的の管理属性を作成する場合は、各標準属性値(標準属性のキー/値ペア)が階層のノード(管理属性値、またはmvalと呼ばれます)である階層を列挙する分類定義をロードします。

管理属性は、システム・レコード(PDRとDDR)で記述されます。