トランザクションWebサービスは、1つの外部トランザクション内で、特定のデータ・ドメイン上の1つ以上の内部トランザクションを制御するバージョン管理されたインタフェースを提供します。
Oracle Endeca Serverに対する各Webサービス・リクエストは、内部トランザクションを表します。リクエストが正常に完了した場合、トランザクションは自動的にコミットされます。リクエストが失敗した場合、トランザクションはロールバックされます。
独立したWebサービス・リクエストとして送信されるこれらの内部トランザクションの使用に加えて、トランザクションWebサービスで実行される単一の外部トランザクションに内部トランザクションをネストすることもできます。
http://host:<port>endeca-server/ws/transaction/<DataDomain>?wsdl
hostおよびportは、Oracle Endeca Serverを表し、DataDomainは、サーバーでホストされるデータ・ドメインの名前になります。返されるWSDLには、サービスのバージョン番号が含まれます。
外部トランザクションの使用は、複数の更新(他のWebサービス・リクエストとともに、通常は単純な内部トランザクションを表します)を1つの外部トランザクションにグループ化するかどうかによって決まります。
トランザクションWebサービスでは単一の外部トランザクション内の更新を分離できますが、非更新問合せは引き続きデータ・ドメインの索引のトランザクション前のバージョンに対して処理されます。
トランザクションWebサービスには、soapUIなどの任意のWebサービス・ツールでリクエストを発行できますが、IntegratorのトランザクションRunGraphを使用できます。