スニペットについて

スニペット機能は、レコードから引用を返す機能(スニペットと呼びます)を、レコード検索問合せを実行するアプリケーション・ユーザーに提供します。

スニペットには、ユーザーが指定した検索語と、コンテキストを提供するためのその語の周囲のコンテンツ部分が含まれます。提供されたコンテキストによって、ユーザーは、目的の個々のレコードを素早く選択できます。

スニペットは、語そのもの、またはシソーラスやスペル修正に相当するものをベースにすることができます。語やそれに相当するものがスニペット内に出現する回数に関係なく、スニペット当たり、語またはそれに相当するもののインスタンスが、少なくとも1つ強調表示されます。シソーラスやスペル修正された語と、語そのものが、両方スニペット内に出現する場合でも、語そのものではなく、シソーラスやスペル修正された語が強調表示される可能性もあります。

一般にコンテンツの行が多い検索インタフェースの個々のメンバー(フィールド)で、スニペットを有効化します。たとえば、説明、抜粋、ドキュメント本文などのフィールドは、スニペットの結果を提供するのに適切な候補です。問合せベースでスニペットを有効化することもできます。

スニペットが有効化された問合せの結果には、ユーザーの問合せを満たすのに十分な語が強調表示された、少なくとも1つのスニペットが含まれています。つまり、AND問合せの場合、結果にはそれぞれの語の少なくとも1つが含まれ、OR問合せの場合、結果にはその代替語の少なくとも1つが含まれます。

Studioでは、データ・エクスプローラ結果リストおよび結果表の各コンポーネントのみがスニペットをサポートします。これらのコンポーネントでは、スニペットをサポートする属性に対して、ユーザーが検索を実行すると、検索スニペットが表示されます。