Webサービスのバージョン番号の取得

Webサービス・インタフェースのバージョン番号をリクエストするには、Oracle Endeca Serverで実行中のデータ・ドメインからWebサービスのWSDLドキュメントを取得します。WSDLドキュメントは、Webサービスのバージョンを示します。

Oracle Endeca Serverがインストールされ、そこでデータ・ドメインを実行すると、特定のWebサービスのWSDLドキュメントを取得できます。

各Webサービスには固有のバージョンがあります。Webサービスに2.0と2.1などの複数のマイナー・バージョンがある場合、新しいバージョンは古いバージョンと下位互換性があり、それらすべてのバージョンがWSDLドキュメントにリストされます。

Webサービスのバージョン番号を取得する手順:

  1. 次の構文を使用して、特定のデータ・ドメインでのWebサービスのWSDLドキュメントについてOracle Endeca Serverにリクエストを発行します。
    http://host:port/endeca-server/ws/WSName/<dataDomain?wsdl

    hostおよびportは、Oracle Endeca Serverを表し、WSNameは、Webサービスの名前、<dataDomain>はサーバーで作成されるデータ・ドメインの名前になります。

    次に例を示します。
    http://localhost:7001/endeca-server/ws/config/books?wsdl
    WSDLドキュメントで、次のように、必須ネームスペースの1つにメジャー・バージョンとマイナー・バージョンが表示されます。
     xmlns:config-service-v2_0="http://www.endeca.com/MDEX/config/services/config/2/0"

    この例では、2がメジャー・バージョン、0がマイナー・バージョンです。

    複数のマイナー・バージョンがある場合は、そのすべてがサポートされ、WSDLドキュメントにリストされます。最新バージョンは、WSDLドキュメントにリストされている他のマイナー・バージョンと下位互換性があります。

  2. 使用可能なWebサービスの名前を使用して、バージョンの検証が必要な他のWebサービスについてプロセスを繰り返します。