外部トランザクションの存在下でのリクエストの処理

ここでは、外部トランザクションの存在下で様々なWebサービスから送信されたリクエスト、管理URLリクエストおよびバルク・ロード・インタフェースがOracle Endeca Serverによってどのように処理されるかを説明します。

Oracle Endeca Serverインタフェースからのリクエストには、更新と非更新(読取り専用)があります。

読取り専用リクエストでは、外部トランザクションの正しいIDがリクエストの最初の要素として指定されている場合、これらは外部トランザクション内部で索引の最新バージョンに対して実行されます。トランザクションIDが指定されていない場合、リクエストはトランザクション前のバージョンに対して実行されます。

更新リクエストでは、正しいIDがリクエストの最初の要素として指定されている場合、リクエストは実行されます。それ以外の場合、リクエストは外部トランザクションがコミット(またはロールバック)されるまで待機し、その時点で使用可能になる索引の発行済バージョンに基づいて計算されます。

いずれかのリクエストに正しくないIDがあると、SOAPフォルトが発生します。