位置の索引付けについて

フレーズ検索のパフォーマンスを高速にし、フレーズ・モジュールを使用した関連性ランキングを高速にするために、プロジェクトでは、単語の位置からデータ・ファイルを構築します。このプロセスを、位置の索引付けと呼びます。

Oracle Endeca Serverでは、標準属性値および管理属性値に対して、一連の位置のデータ・ファイルを作成します。

フレーズ検索は、常に、Oracle Endeca Serverで自動的に有効化されます。フレーズ検索の問合せ処理では、 Oracle Endeca Serverは、可能性のある一致テキストを調査して、リクエストされたフレーズ問合せ文字列が存在するかどうかを検証します。この調査プロセスは、次のような場合に遅くなることがあります。

Oracle Endeca Serverは、位置のデータ・ファイルを使用して、これらのシナリオにおけるパフォーマンスを向上します。位置の索引付けによって、複数単語のフレーズ検索、近接検索、および特定の関連性ランキング・モジュールのパフォーマンスが向上します。シソーラスはフレーズ検索を使用するため、位置の索引付けによって、複数単語のシソーラス展開のパフォーマンスも向上します。位置の索引付けは、データ・ドメイン内の属性に対してデフォルトで有効化されます。