このトピックでは、Oracle Endeca Serverのその他の機能によるPhraseモジュールの動作の側面について説明します。
Oracle Endeca Serverでは、検索時に一致を容易にするために、様々な検索モードが提供されます(Any、All、Partialなど)。これらのモードは、どの結果がユーザーの問合せに一致するかのみを決定し、一致の検出後に結果がランク付けされる方法には影響を及ぼしません。そのため、検索モードに関係なく、この項で説明するようにPhraseモジュールは機能します。このルールに対する1つの例外は、Booleanです。他の関連性ランキングのモジュールのように、Phraseは、ブール問合せの結果には適用されません。
同じフィールド内または複数の異なるフィールド内で、1つの結果が複数のサブフレーズ一致を持つ場合、結果は、最も長いサブフレーズ一致の長さに基づいて、層に割り当てられます。
Phraseモジュールを使用している場合、ストップ・ワードは、常にストップ・ワード以外の語のように処理され、それに応じて階層化されます。
たとえば、問合せraining cats and dogsは、fat cats and hungry dogsを含む結果に対して2のランクとなり、fat cats and dogsを含む結果に対して3のランクとなります(この例ではサブフレーズが有効化されていると仮定します)。
フレーズ全体またはサブフレーズは、一致するとみなされるために、単一のフィールドに出現する必要があります。つまり、連結フィールドによって作成された一致は、Phraseモジュールによって考慮されません。