ブール検索について

Boolean検索モードはブール検索を実装します。これにより、ユーザーは、検索のための正確な検索基準を記述する複雑な式を指定できます。

Endeca Serverの検索操作では、結合検索が発生するAllモードをデフォルトで使用します。しかし、ユーザーは、正確な検索問合せより正確な制御を求めることが多くあります。

たとえば、次のようなリクエストを考えてみます。redまたはblueのいずれかに一致し、かつ単語carに一致するすべてのレコードを表示してください。

このリクエストを表すには、問合せ(red OR blue) AND carが必要です。この問合せのORは、redまたはblueのいずれかであるすべてのレコードに一致する選言的演算子です。このセットは、単語carの結果のセットと交差し、その操作の結果はOracle Endeca Serverから返されます。

AllおよびAnyモードとは異なり、ブール検索によって、ユーザーは問合せで否定を指定することもできます。

たとえば、問合せcamcorder AND NOT digitalは、単語camcorderがあるデータ・ドメイン内のすべてのレコードを検索し、結果を返す前にそのセットから単語digitalを持つすべてのレコードを削除します。

Oracle Endeca Serverによって実装される一連のブール演算子は、次のとおりです。
また、カッコを使用して、次のように部分式を作成できます。
red AND NOT (blue OR green)

他の検索問合せモードと同様に、検索インタフェースに対してもブール検索問合せを実行できます。ただし、実行できるのは、単一の検索インタフェースに対してのみです。

最後に、コロン(:)文字は、単一の属性が同じ検索インタフェースに含まれているかどうかに関係なく、その属性に検索を制限するために使用できる、キー制限演算子です。