キー制限演算子の使用例

このトピックでは、ブール検索を含む問合せでキー制限演算子(:)を使用する方法が説明されています。

コロン(:)文字は、属性が検索インタフェースに含まれているかどうかに関係なく、指定された属性に検索を制限するために使用される、キー制限演算子です。

たとえば、2つの属性(ActorおよびDirector)がある場合、ActorおよびDirector属性の両方で構成されるブール式を含む問合せを発行できます(たとえば、directorがDeNiroで、actorがPacinoを含まないレコードを検索してください。など)。2つの属性は、同じ検索インタフェースに含まれている必要はありません。

ユーザーは、目的の結果を返す次の問合せを使用した検索を、正常に実行できます。
Actor:Deniro AND NOT Director:Pacino

検索インタフェース構成の外部にある属性の検索を許可しているため、キー制限機能は便利です。

キー制限演算子(:)は、隣接する単語または式のみにバインドします。結果となる検索は、大文字と小文字を区別します。キー制限構文は次のとおりです。
attribute:value

属性とコロンの間、およびコロンと値の間のどちらにも空白は使用できないことに注意してください。

演算子が、隣接する単語または式のみにバインドする方法を示すには、次の問合せを考えてみます。
car maker:aston martin 

この問合せは、指定した検索インタフェースに対して単語carを、makerという属性に対して単語astonを、指定した検索インタフェースに対して単語martinを検索します。

makerという属性に対してフレーズaston martinを検索する場合、フレーズに二重引用符を使用します。
maker:"aston martin"
カッコで結合検索形式を使用することもできます。
maker:(aston martin)

この問合せは、属性makerに対して、単語astonおよびmartinの結合(All)検索を行います。