================================================================================ Oracle Endeca Server (7.5.1.1 リビジョンA) * LCORE-848: AVX命令セットをサポートするCPU (Sandy Bridge以上)でDgraphを実行するとDgraphがクラッシュする可能性があります。その場合、Endeca Serverは次のようなエラーを発行します ポート1234でデータ・ストア'abc'の対話型サービスへのアクセス中にエラーが発生しました: Dgraphの応答からのデータ・バージョンの解析中にエラーが発生しました。 このエラーは、OSがAVXをサポートしていないために発生します。(AVXサポートは、Linuxカーネル2.6.30およびWindows 2008 R2 SP1で追加されました。)このエラーが発生した場合は、Oracleサポートに連絡してください。 ================================================================================ OracleR Endeca Server 全般(7.5.1.1) -リリース日: 2013年5月 -このリリースは、Endeca Server 7.5.1.0で索引付けされたデータと互換性がありますが、それより前のリリースとは互換性がありません。 インストール(7.5.1.1) -インストールの情報は、Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイドを参照してください。 移行(7.5.1.1) -このリリースへの移行の詳細は、Oracle Endeca Server移行ガイドを参照してください。 修正された不具合(7.5.1.1) * LCORE-798: 汎用に対するbinセットの共通部分が常に同じbinセットとなるため、評価中にbin汎用に対するbinセットの共通部分を避けることで、EQLフィルタ・パフォーマンスを向上させます。 * LCORE-799: グループ内のすべての属性に対する絞込みを並行して生成することで、RefinementGroupConfigの待機時間を改善します。 * LCORE-770: binセット抽出テーブル・ファンクションはシングルスレッドであり、入力がグローバルに順序付けられていると想定できないため、EQLフィルタが機能しませんでした。 この変更により、必要に応じて抽出ファンクションに対する入力がグローバルに順序付けられるようになります。並列してマージすることによっても同様です。 * LCORE-812: テキスト検索でのクラッシュを修正します。AccumulateDocumentStringIdsでの使い果たしたカーソルのチェックを追加します。このチェックが必要なのは、前のコールの最後にカーソルを使い果たしているのに、依然としてカーソルがstringIdCursorMap内にあるためです。このような場合、要求されているレコードIDは、カーソルが前の呼出しで位置した最後のレコードIDと同じです。 このレコードIDに関する作業はすべて前のコールで処理されているため、無効なカーソルがないかチェックして早く戻る以外に何もすることはありません。 既知の問題(7.5.1.1) * LCORE-829: .worddatファイル(_indexesディレクトリと同じレベルにあるファイル)は一時ファイルにすぎず、更新操作後(updateSpellingDictionary() Webサービス呼出しの後など)に削除される必要があります。しかし、ファイルは削除されていません。そのため、このファイルがスナップショット操作中に保存されず、また、delete-ddコマンドの一環として削除されないので、Endeca Serverレベルでユーザーの混乱を招く可能性があります。このファイルが通常のデータ・ドメイン操作に影響しないことに注意してください。 ================================================================================ OracleR Endeca Server 全般(7.5.1) -リリース日: 2013年3月 -このリリースは前リリースを使用して索引付けされたデータとは互換性がありません。 -この製品に対応するこのドキュメント(リリース・ノートを含む)は、リリース後に更新される場合があります。最新バージョンの完全なドキュメント・セットは、Oracle Technology NetworkのEndeca Serverドキュメント・ページを参照してください: http://www.oracle.com/technetwork/middleware/endecaserver/documentation インストール(7.5.1) -インストールの情報は、Oracle Endeca Serverインストレーション・ガイドを参照してください。 修正された不具合(7.5.1) * LCORE-376: これらの変更により、バルク収集でのDgraphメモリー使用量を抑えます。特に(バルク収集ソケット接続で転送される)データが500MBより少なく通常2分以下の小規模な収集です。たとえば、約500MBの収集ではDgraphのピークRSSが約3.5GBから1.3GBに低減されます。 * LCORE-536: この修正では、問合せが長時間実行される原因となるEVE最適化問題を解決します。 * LCORE-542: これは、バルク収集からレポートされるレコード数に関する問題を修正します。あるケースでは、クライアントがキューに配置されるレコードを負の数でレポートしてしまう場合があります。 この修正には、バルク収集の操作に対する2つの個別の変更も含まれます: 1)メッセージが、よりメモリー効率のよいフォーマットでバッファされます。これにより、小規模および大規模な収集でのメモリー使用量が抑えられ、スループットでは少し(約2%)改善されます。 2)1つのバルク収集を複数の個別の更新に分割するために使用するバッチ・サイズを変更できます。150MBで固定されていましたが、15MBから始まり、約3000MBのデータからは最大で180MBまで増やせます(通常は約10分)。このポリシーにより、パフォーマンスがわずかに(1.15x)遅くなりますが、小規模な収集でのメモリー使用量がより少なくなります。大規模な収集では、パフォーマンスは以前とほとんど同じですが、最大バッチ・サイズが150MBと比べると大きい180MBのケースでは、わずかに改善されている場合があります。 * LCORE-545: これは、Dgraphで削除された優先ルールが、Dgraphを再起動するまでアクティブの状態であるという問題を修正します。削除された優先ルールは、即座にDgraphから非アクティブ化されます。 既知の問題(7.5.1) * LCORE-742: 相互認証SSLモードを実行している間は、個別のEndeca Server SOAP Webサービスにアクセスするための組込みのWebLogic開発者ページを十分に使用することができません。 * LCORE-752: DOMAIN_HOMEディレクトリ内のEndecaServerサブディレクトリは、スケールアウトのための圧縮・解凍プロセスの一部としてバンドルされていません。 * LCORE-766: data=orderedジャーナリング・モードでマウントされているビジー状態のext3ファイルシステムにトランザクション・ログを格納するようにCluster Coordinatorが構成されている場合、Linuxカーネルのバージョンが2.6.30より前で、負荷のかかるディスク・アクティビティの最中に、Endeca ServerではCluster Coordinatorサービス(ConnectionLossException)への接続が切断されることがあります。この問題を回避するには、EndecaServer.propertiesファイルのendeca-cluster-coordinator-dataLogDirオプションを使用して、トランザクション・ログを専用ディスクまたは重要な書込みアクティビティのないディスクに格納するようにCluster Coordinatorを構成します。 ===============================================================================