クラスタ・デプロイメント図
次の図には、管理サーバーと3つの管理対象サーバーがあり、その管理対象サーバーにEndeca ServerクラスタがデプロイされているWebLogicドメインを示しています。
重要:
このトピックより、Endeca Serverクラスタのインストールおよびデプロイメントについて説明するすべてのタスクでは、この図のサンプル名とポートを使用します。
この図についての説明を次に示します。
Endeca Serverクラスタのデプロイメントには、
host1
、
host2
および
host3
という3つのマシンが使用されます。
注意:
開発環境では、Endeca Serverアプリケーションを単一の管理サーバーにデプロイできますが、Endeca Serverクラスタは、WebLogicドメイン内の管理対象サーバーにデプロイしてください。これにより、管理サーバーはEndeca Serverのインスタンスを実行するのではなくWebLogicドメインを管理することになります。
各ホスト・マシンに、WebLogic Server、Application Developer RuntimeおよびEndeca Serverソフトウェアがインストールされます。
host1
では、Endeca Serverデプロイメント用にWebLogicドメインが作成されます。このWebLogicドメインには、最終的に1つの管理サーバーと3つの管理対象サーバーが含まれます。
WebLogic管理サーバーは
host1
に構成されます。管理サーバーのリスニング・ポートは、この例では7001(セキュアではないEndeca Serverインストール用)または7002(SSLを使用したセキュアなEndeca Serverインストール用)として構成されています。
3つのWebLogic管理対象サーバーは、
host1
では
Managed-1
、
host2
では
Managed-2
、
host3
では
Managed-3
としてそれぞれ構成されます。管理対象サーバーのリスニング・ポートは、3つのホスト・マシンですべて同様に構成されます。この例では、7003(セキュアではないEndeca Serverインストールの場合)または7004(SSLを使用したセキュアなEndeca Serverインストールの場合)として示されています。この例では、
Managed-1
は、WebLogicドメインの管理サーバーと同じホストで実行されていることに注意してください。
重要:
Endeca Serverクラスタを実行するには、管理対象サーバーのすべてのリスニング・ポートは、管理対象サーバーを実行する各ホスト・マシンで同じである必要があります。これは、いずれかの管理対象サーバーが管理サーバーとマシンを共有している場合、管理サーバーのポートは管理対象サーバーのポートとは別にする必要があるということでもあります。
Endeca Serverアプリケーションは、管理対象サーバーにデプロイされます(管理サーバーにはデプロイされません)。
Endeca Serverのクラスタ・コーディネータ・サービスも、Endeca Serverを実行する3つのすべての管理対象サーバーで実行されるように構成されます。(これはEndeca Serverクラスタの要件です。この要件の詳細は、
『Oracle Endeca Serverクラスタ・ガイド』
を参照してください。)