必要なOracle製品

Endeca Serverインストールには、WebLogic Server、ADF RuntimeおよびJDK製品が必要です。

Oracle WebLogic Server要件

Oracle WebLogic Serverのサポートされているバージョンは10.3.6です。これはWebLogic Server 11g製品の一部です。このバージョンは、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/wls-main-097127.htmlのページの「Oracle WebLogic Server Previous Releases」で入手できます。

このページではOracle WebLogic Server 10.3.6の様々なバージョンが提供されています。ただし、サポートされているバージョンは、次のダウンロード・ページの一部の図に示されているAdditional Platformsの列の下にリストされたGenericバージョンのみです。

Genericバージョンは、プラットフォームにとらわれないインストーラであり(つまり、LinuxとWindowsの両方のプラットフォームで使用できます)、64ビットのJVMを使用することも可能なため、このバージョンを使用します。Oracle Endeca Serverでは64ビットのJVMが必要です。

Oracleアカウントを持っている場合は、次のようにしてGenericインストーラをダウンロードできます。
  1. ページの一番上の「Accept License Agreement」ラジオ・ボタンをクリックします。
  2. Genericのセルの「File1」リンクをクリックします。
  3. まだログインしていない場合は、(「サインイン」ページで)Oracleユーザー名とパスワードを使用してサインインします。
  4. ダウンロード・ダイアログで「ファイルを保存」をクリックします。

これにより、wls_generic.jarインストーラがマシンにダウンロードされます。このインストーラを実行するには、「WebLogic Serverのインストール」のインストール手順に従ってください。

Oracle ADF Runtime要件

WebLogic Serverをインストールしたら、バージョン11.1.1.6のOracle ADF (Application Development Framework) Runtimeパッケージをインストールする必要があります。ADF Runtimeインストーラは、http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/adf/downloads/index.htmlより入手できます。

Application Development Runtimeのダウンロード・リンクの場所を、次のOracle ADFダウンロード・ページの一部の図に示します。

Oracleアカウントを持っている場合は、次のようにしてADF Runtimeインストーラをダウンロードできます。
  1. ページの一番上の「Accept License Agreement」ラジオ・ボタンをクリックします。
  2. 「Application Development Runtime」セクションで「11.1.1.6」を選択し、「Download File」ボタンをクリックします。
  3. まだログインしていない場合は、(「サインイン」ページで)Oracleユーザー名とパスワードを使用してサインインします。
  4. ダウンロード・ダイアログで「ファイルを保存」をクリックします。

これにより、ofm_appdev_11.1.1.6.0_disk1_1of1.zipファイルがマシンにダウンロードされます。このインストーラを実行するには、「Oracle ADF Runtimeパッケージのインストール」のインストール手順に従ってください。

Sun Java 6 JDKの要件

WebLogicのインストール手順では(後述のWebLogicドメインの作成手順においても)、JDK(Java Development Kit)が要求されます。JDKは、インストール・プログラムの実行に必要なJRE (Java run-time environment)を提供します。JDKはJavaバージョン6 (1.6とも呼ばれます)である必要があります。

WebLogic ServerインストーラによってはJDKがバンドルされている場合もありますが、Genericのインストール・プログラム(wls_generic.jar)ではJDKはバンドルされていません。したがって、インストール手順の際に指定できるJDKがあらかじめ用意されている必要があります。

JDKは、Oracle Sun SE (Standard Edition) Development Kitのバージョン6をお薦めします。このJDKは、Webページhttp://www.oracle.com/technetwork/java/javasebusiness/downloads/java-archive-downloads-javase6-419409.htmlJava SE Development Kit 6u43セクションから入手できます。

プラットフォームに適した64ビット・バージョンをダウンロードする必要があります。
  • Linux: Linux x64製品
  • Windows: Windows x64製品
重要:
Sun JDKパッケージをインストールするときは、空白を含まないディレクトリ・パスにインストールするようにしてください。たとえば、Windowsのデフォルトのインストール先パスは次のとおりです。
C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_43
「Program Files」では空白があり、ADFおよびEndeca Serverのインストーラに対して問題を引き起こすため、インストール先パスを次の例に示すようなディレクトリに変更する必要があります。
C:\Java\jdk1.6.0_43

インストール先のフォルダ・パスは、JDK画面に次のように表示されます。

このパスは、ADFインストーラおよびEndeca Serverインストーラの-jreLocフラグに指定するようにし、またインストール画面でJDKを要求された場合にも指定するようにします。