アップグレードされたアプリケーションに対するデータ・ソース・バインディングのリセット

アプリケーション全体を単一のデータ・ソースにバインドするという新しい制約のために、アップグレード時に、Studioでは、アップグレードされたすべてのアプリケーションを、df.defaultDataSourceフレームワーク設定を使用して設定されたデフォルトのデータ・ソースにバインドします。アップグレード・プロセスでは、個々のコンポーネントに対するデータ・ソース・バインディングはただちに変更されません。アップグレード後に、アプリケーションとコンポーネントに対するデータ・ソース・バインディングを構成する必要があります。

アプリケーションがすでにデフォルトのデータ・ソースにバインドされている場合でも、アプリケーション内の任意のコンポーネントが他のデータ・ソースにバインドされている場合は、コンポーネントに対するデータ・ソース・バインディングをリセットするために、アプリケーション・データ・ソースを再選択する必要があります。

データ・ソース・バインディングを更新する前に、必ずデータ・ソースを更新し、datastoreNameパラメータの名前をdataDomainNameに変更するようにしてください。「データ・ソース定義のdatastoreNameパラメータの名前変更」を参照してください。

データ・ソース・バインディングを更新するには、アプリケーションのアプリケーション管理者であるかStudio管理者である必要があります。

アップグレードされたアプリケーションとコンポーネントを適切なデータ・ソースにバインドするには:

  1. 「検出アプリケーション」ページで、更新するアプリケーションをクリックします。

    アプリケーションが表示されます。

  2. Studioメニューから、「アプリケーション設定」を選択します。

    「アプリケーション設定」ページが表示されます。「アプリケーション構成」オプションが自動的に選択されます。

  3. 「アプリケーション構成」ページの「データ・ソース」ドロップダウン・リストから、使用するデータ・ソースを選択します。
  4. 「既存のコンポーネント・プリファレンスを維持」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
    「データ・ソース」ドロップダウンとコンポーネント・プリファレンスを維持チェック・ボックス
  5. 「保存」をクリックします。

    アプリケーションとそのコンポーネントのすべてが、選択されたデータ・ソースにバインドされます。Studioには、できるだけ多くのコンポーネント構成が保持されます。

    デフォルトのデータ・ソースを再選択し、コンポーネント構成を取得して適切にリセットする場合は、最初に別のデータ・ソースを選択する必要があります。その変更の保存後に、デフォルトのデータ・ソースを再選択できます。

  6. 選択されたデータ・ソースが、関連するデータ・ソースを保持している(親/子データ・ソースの階層の一部である)場合は、個々のコンポーネントをその関連するデータ・ソースの1つにバインドできます。

    関連するデータ・ソースが存在する場合は、「アプリケーション設定」ページに「データ・ソース・バインディング」ページが含まれます。

    「データ・ソース・バインディング」ページを使用して、個々のコンポーネントにバインドされているデータ・ソースを変更するには:

    1. 「アプリケーション設定」メニューで、「データ・ソース・バインディング」をクリックします。

      「データ・ソース・バインディング」に、アプリケーション内のページとコンポーネントの一覧が表示されます。

    2. 特定のデータ・ソースにバインドする各コンポーネントの横にあるチェック・ボックスを選択します。
    3. 「データ・ソースの選択」ドロップダウン・リストから、選択されたコンポーネントにバインドするデータ・ソースを選択します。
    4. 「既存のコンポーネント・プリファレンスを維持」チェック・ボックスが選択されていることを確認します。
    5. 変更を完了するには、「データ・ソースの更新」をクリックします。