Studioアプリケーション(以前はコミュニティ)の管理とコンポーネントの変更
これらの変更は、アプリケーション(以前はコミュニティ)の管理方法とコンポーネントの構成方法に関連します。
アプリケーションに移動するための新しいStudioランディング・ページ
Studioメニューには、以前は、他のアプリケーションに移動するための
「マイ・プレース」
オプションと、アプリケーションのプライベート・ページまたはパブリック・ページに移動するためのオプションが含まれていました。このオプションは削除されました。かわりに、
「検出アプリケーション」
というタイトルの新しいランディング・ページに、ユーザーがアクセスできるアプリケーションの一覧が表示されます。
アップグレード後の既存のコミュニティからStudioアプリケーションへの移行
Studio 3.0にアップグレードすると、既存のコミュニティがStudioアプリケーションに変更され、新しい
「検出アプリケーション」
ページに表示されます。
ゲスト・アプリケーションの削除
以前のリリースのStudioには、ログインしていないユーザーが使用するためのデフォルトのゲスト・コミュニティが含まれていました。Studioへのログインに使用する
サインイン
・コンポーネントも含まれていました。
各アプリケーションの単一データ・ソースへのバインド
以前は、ページ上の任意のコンポーネントを、利用可能な任意のデータ・ソースにバインドできました。3.0から、アプリケーション全体が1つのデータ・ソースにバインドされます。次に、アプリケーション内のすべてのコンポーネントが、そのデータ・ソースにバインドされます。
アップグレードされたアプリケーションに対するデータ・ソース・バインディングのリセット
アプリケーション全体を単一のデータ・ソースにバインドするという新しい制約のために、アップグレード時に、Studioは、
df.defaultDataSource
フレームワーク設定を使用して設定されたデフォルトのデータ・ソースに、アップグレードされたすべてのアプリケーションをバインドします。アップグレード・プロセスでは、個々のコンポーネントに対するデータ・ソース・バインディングはただちに変更されません。アップグレード後に、アプリケーションとコンポーネントに対するデータ・ソース・バインディングを構成する必要があります。
Studioコンポーネントへのアップグレードの影響
ここでは、アップグレード・プロセスの完了後に、アップグレードされたアプリケーション内の各Studioコンポーネントがどのように構成されるかの概要を示します。このリストは、アプリケーションに対するデータ・ソース・バインディングを更新していることが前提になっています。
ページ遷移はアプリケーション内のみで実行可能
以前は、ページ遷移に異なるアプリケーション内のページへのパスを指定できました。3.0から、各アプリケーションが単一のデータ・ソースにバインドされるため、同じアプリケーション内の異なるページへのページ遷移のみを指定できます。